【電子限定おまけ付き】 溺愛彼氏はそれを我慢できない 【イラスト付き】 みんなのレビュー

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投稿者：M★　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

高校二年から、大学受験の為に依頼した家庭教師、龍吾
龍吾は、あの手この手の努力を尽くして、勉強嫌いのマリオを合格させる。
マリオが合格したときに、マリオに龍吾や約束をする
司法試験に合格して、借金返済を終えたらマリオと恋人になる。
・・それから８年経過して、やっとマリオが楽しみにしていた約束の日に、
龍吾は「別れてくれ」と告げて去る。
愛しているから、別れなければならない龍吾の込み入った事情。

悪魔とマリオの蘇生を契約していた龍吾。
マリオは忘れていたけれど、
マリオは何度か死んで、過去に戻って人生をやり直していた。
今は３度目のやり直しで、過去に死んだマリオ自信の記憶がなんとなく残っている。

悪魔祓いの祈祷師に依頼に行く。
祈祷師が呼び出した、悪魔と死神の管轄区分の話し合いを経て、
マリオの念願がかなう

・・・ちょっと奇妙なファンタジーBLだった。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

読み終わったら
「～ラブラブ～ラブラブ」と歌ってしまいそうな感じです。
（心の中で）マラカス振りながら。
とにかくマリオのかわいらしさにやられるし、
その素直で健気な調子が肝
竜吾もマリオもすごいトラウマを持っているのですが
そのトラウマの描き方が絶妙
書こうと思えばどこまでも重く暗くなってしまう境遇を
そこまで書かないで絶妙な位置でとどめてあります。
(マリオの死に関しても）
これはやはりマリオの存在所以だと思う。
竜吾もマリオもお互いが出会わなかったら
二人が背負う重いくびきから逃れられなかったでしょう。
そう思うと本当に良かったと心から思う

「ラブラブ」歌いながら読み終われるとても良い読後感です

余談：「配偶者」の身分に対する意見は本当にその通りだと思う。
紙１枚が本当に重いのから。
現実でも愛する者たちがその恩恵を受けられることを願います。