紙の本
台詞よりも歌の方が心に響くということがある
2022/08/02 13:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
副題の「なぜ突然歌いだすのか」、私もミュージカルをよく観に行く前はそう思っていました、でもブロードウェイで「シカゴ」を観たときにわかりました、台詞よりも歌の方が心に響くということがあるということを、それを「レ・ミゼラブル」でさらに感じ取りました
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とくに音楽に注目して、オペラ、映画やドラマの劇伴音楽との違い、楽譜やレコードの流通、ポピュラー音楽との関係などから本質を探る
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ミュージカルを音楽の観点からだけ語るっていう本は、この本だけしかないのではないでしょうか。
しかも、こんな長い歴史を語れるモノなのか!?と驚きと共に。
いろいろな「ミュージカルとは」の「思い込み」がどこからくるのか理解し、いい意味での視点が覆りました。
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オペラ、オペレッタ、ミュージカルの歴史が概観できる。なぜ突然歌い出すのか、という問いかけが最後まで効いていて、面白く読めた。
大西洋を挟んだヨーロッパとアメリカの演劇・音楽のトレンドの変化、発信・受容の歴史はもっと深く知りたいと感じた。ロックが生まれてからのミュージカルの変容・復活あたりは読み応えがあり。
根っこにあるのは、人間の喜怒哀楽をいかに表現し理解・共感するかというテーマ。ギリシャ、ローマから続く普遍的なテーマだよなぁと確認し、満足感を得られた。
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いっぱい書いてあるけど、あんまし面白くない。最後になぜ突然歌い出すのかってちょこっと書いてあるんだろな。
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10月5日新着図書:【オペラとミュージカルでは何が違うのかといったお馴染みの疑問の背景などを論じながら、なぜ突然歌いだすのかという最大の謎に迫ります。】
タイトル:ミュージカルの歴史 : なぜ突然歌いだすのか
請求記号:770:Mi
URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28204272
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ロックンロール→ロックの台頭
音響技術の進化
市民オペラと市民ミュージカルの違いについて
ハンズフリーでもマイクロフォンを使っていれば既にオペラではないような。
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ミュージカル好きにはたまらない本。特に音楽に着目し、ミュージカルの形態の変遷の歴史を辿っていく。
ひとえに「音楽」といっても、その目的や形態によって、全く違う印象を観客に与えることがわかる。「フレーム内の音、フレーム外の音、オフの音」、「独唱、重唱、合唱」、「裏声か地声か」etc…
「ショー」的なミュージカルにおいては、観客は「突然歌い出す」ことは当たり前のものと享受する。時代を経るにつれ、一貫したストーリーがミュージカル界においても重要視されはじめ、台詞世界のリアリティと歌の世界のリアリティとを、雄弁なアンダースコアによって「統合」し、「突然歌い出す」違和感をなくしていくようになった。
ミュージカルというと、「アメリカ」「ブロードウェイ」という印象が強いが、実はアメリカ社会に突然生まれたものではなく、アメリカと、オペラ等のヨーロッパの歴史と文化を背負っているというのは勉強になった。
頭の中にこれまで観た様々なミュージカルの音楽を駆け巡らせながら読んだ。またNYでブロードウェイ見まくりたいな。
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そう、ミュージカルって突然歌い出すんですよね!
でも私はそれが大好きです。
Sound of musicなんて大好きだし。
歌が良いと、全てがよく思える。
レ・ミゼラブルは映画でしか観たことないけれど。あの歌が聴こえてくると、心躍りますね。
今度、舞台観に行きたいなー。
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演劇学のガイダンスでおすすめされていたので読みました。そもそもミュージカルの元となったオペラはずっと歌うのが普通だった、セリフを言うのがむしろ変わっていたという学び。劇場でミュージカルが観てみたくなる一冊でした。