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投稿者:ta - この投稿者のレビュー一覧を見る
残念な考え方を思いっきりしてしまっていたので読みながら反省しました。これから改善していこうと思います。
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考えが足りないと言われたことがあり、具体的な改善方法を探し求め、本著に辿り着きました。
具体例とともに、残念な考え方を学べるので、非常に参考になります。手元に置いて、残念ではない考え方が自然とできるように刷り込んでいきたいと思います。
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残念な考え方を比較しながらロジカルな考え方を解説。
ビジネスや日常においてもこの本で書かれているような残念な考え方というのは結構やってしまってますね。
意志疎通のすれ違いというのもロジカルに伝えればきっと減るんだと思います。
ただこの本の最後にも書かれているようにロジカルな考え方が正しいというわけではなく、逆にロジカルじゃない考え方が必要な時もあるというのは納得です。
どんな考え方でも大事なのはわかりやすく、そして相手の立場になって考える事ですね。
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ロジカルな考え方を身に付けなければ、「なぜなぜ分析」を行うことはできない。
「Aという原因によってBということが起こっている」という関係を、相当の確信を持って見出さなければならないから
「Aは本当にBの原因か?たまたまではないのか?」「Aという原因から起こるのはBだけか?」といった疑問にしっかりと答えられる
①ロジカルな思考とは「つながっている・深く考えている・広く考えている」の3つを満たした考え方だ。ツッコミどころの多い考え方は、ロジカルではない。
②ロジカルになるための基本は目的に対して適切な行動をとること
③言葉の解釈の幅を減らし、誰もが同じ意味でとらえられるようにしなければならない。
④選択肢の重要性や実現可能性をすぐに評価せず、抜け漏れなく拾い上げていくべき。
「日本人の多くはロジカルな思考を苦手としている」と言われてうなずいてしまう人→「多く」とはどのくらいでどう調べたのか?ロジカル思考が苦手」とはどのような状態?判断の基準も不明→こうした疑問に答えられなければ根拠は「私がそう思うから」・ロジカルな主張でないことは明白
ロジカルな思考→「つながっている」「深く考えている」「広く考えている」の3つの要素を満たした考え方
「つながっている」という条件を満たす=演繹的もしくは帰納的に考えたとき、そこに不自然さや間違いがない
演繹→「AならばB、BならばC、よってAならばC」と話がつながること
帰納→「ライオンA、B、Cは肉を食べる。よってすべてのライオンは肉を食べるだろう」個別の事例から一般的・普遍的な法則を導く・ツッコミどころなし
「深く考えている」が何を意味するか?その逆の浅くロジカルでない思考の例を思い浮かべる。
売上アップの策→「キャンペーンをやってはどうか」のような抽象的な案→浅い考え
抽象的な内容は誰も批判しようがない。逆に具体的な策の場合、それに対する質問や疑問に答える必要が生じてくる。ロジカルであるためには、自信を持って具体的に言い切らなければならない。
「広く考えている」が何を意味するか?その逆の「狭い思考」を考える。
出荷した製品に不良品が相次いだ→その原因となる製造工程を見直そうとする→選択肢はそれだけではない/「検品を強化」「他社に製造委託」という方法もありうる/「本当にそれだけ?」「他にもっとあるんじゃない?」というツッコミがある「抜け漏れ」がある思考は、ロジカルではない。
「つながっている」「深く考えている」「広く考えている」の反対=「残念な考え」
「つながっていない」思考/「ロジカル矢印」はどっちを向いているか?原因と結果の関係を正しく理解すること
やりがちな原因と結果を取り違えるというミス 「気温が高いとビールが売れる」A→B(AならばB)が成り立つとき、AとBには因果関係
「社員のモチベーションが高い会社は業績が良い」という主張/本当は「業績が良いと給与や福利厚生が良くなるため、社員のモチベーションも高くなる」という因果関係の場合もあり
さらに「A→B」が成り立つとき、「A→C」や「A→D」となる可能性も考える必要がある/品数が多ければ、売上は上がる。しかし同時に在庫管理やカタログ作成にかかるコストについても考慮しなければならなくなる。
良い事、悪い事が起きたとき、原因を考える→原因だと思っていたことが誤っていると、いくら対策を頑張っても見当違いになってしまう。
たいていの物事の裏側では、いくつもの原因が複雑に絡み合ったり重なったりしている。しかし私たちは、そうした原因を単純化して考えがちだ。そればかりか「これが原因であってほしい」と都合の良い論理を組み立てることも多い。もっともらしいことや目立つことに飛びついて、すぐに「これが原因です」と決めつけないように気をつける必要がある。
いくつもある原因のうち、弱い原因をひとつだけ取り上げてしまうことも避けるべき/アンケートでは良い評価だっただから売れるはず→アンケートのつくり方が原因かも
犯罪者のほとんどはパンを食べたことがある→パンを食べると犯罪者になる
目的に対して適切な行動をとる
働き方改革をするので残業禁止だ→目的と行動を取り違えてしまう
3年後の理想を達成するために行動したければ、そこから逆算して1年後や半年後の目標を決め、それらを達成するために「今は〇〇する」→具体的な行動に結びつける
抽象的な言葉を無くし深くロジカルに考える→「数字を使う」「カタカナ語に頼りすぎない」「中学生でもわかる言葉を使う」の3つのポイントを意識
「頑張る」「誠意を込める」「気をつける」→行動ではなく意識の問題
実際に行動に移すために必要なのは、「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように」5W1H
無意識の常識に気づく
「反対意見がない」→それが「良い意見」とは限らない/「過去にそうだった」「みんながそう言っているから」→ロジカルに導かれた結論ではない。
重要なのは、一般論や多数派の意見についても「本当にそうか?」と考え、本当に効果があるかどうかを判断すること/「安くすれば売れる」「景品をつけ限定品にすれば売れる」誰からも反対意見が出ない良いことを一歩引いて冷静に考える
ロジカルに深く考えるためには、現実=事実と願望=意見を分ける
人は客観的に考えたつもり→そうであってほしいという願望→いつの間にかそうなるはずだという確信
空・雨・傘のフレームワーク 空に雲が出てきたという事実→雨が降るだろうという解釈→だから傘を持っていこうという行動に分解・それぞれの妥当性を検証
お客さんが少ないという事実に直面している飲食店→対策としてチラシを配る(この行動には事実の解釈がない・お客さんが少ない本当の理由が料理の味にある可能性もある)
「広く考えていない」と言われたら→引くドアを一生懸命押していないか?スライド式ではないのか?
ロジックツリー 思考の抜け漏れを防ぐのに便利なツール 海外旅行の行き先「アジア、ヨーロッパ、アフリカ……」と分類し→アジアなら「東アジア、東南アジア、南アジア……」と細分化☆MECI
情報の区分や範囲が明確に決まっていない場合、ロジックツリーをつくるのは少し難しい/オリンピックで日本のメダル獲得数を増やすには?→優秀な��ーチ・海外遠征だけが選択肢ではない。階級を増やすことでメダルの総数を増やす方法、ルールを日本に有利にするという選択肢もありうる。
選択肢の重要性や実現可能性をすぐに評価せず抜け漏れなく拾い上げていくこと
数字は嘘をつかないが嘘つきは数字を使う
全員の意見の合計や平均を取ろうとしても大きな効果はなかなか得られない→何かを選ぶことと同時に、選ばないことも重要
あることが流行したとき、影で仕掛け人がいたからと根拠づけをすることはたやすい→そこで思考停止・それ以上調べようがない・なぜに答えられない仮説は掘り下げを放棄したも同然
なぜ?を使わない→思考はブラックボックス化・あやふやなまま妥協する思考習慣が身に付いてしまう。
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この本に出てくる残念な考え方に、自分も周りもよく陥っている。「あるある!」と思ってしまう。
どうすれば良いか丁寧に語られているが、実際のシーンでは、いつもどうしたら良いか分からなくなる。
16個目の残念な考え方にも共感。この項目だけは、ある程度はできているかもしれないと思った。
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ロジカルシンキングについて事例交えて分かりやすく書かれた本です。
ロジカルシンキング出来るように頑張ってはいるのですが、なかなかどうして、うまく行かない。この本がきっかけになると良いな。
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読破
ロジカルであるための3つの条件
結論を急がずに、立ち止まって、
1.つながっているか
2.深く考えられているか
3.広く考えているか
という思考がされているか、さらにもう一段階「本当にそうか?」と考えること。
参考になったところ何点かピックアップ。
・因果関係が逆である可能性を検討する。
・異業種など異なる分野をヒントに発想すること=「アナロジー」というのは大事。
・ロジカルの基本は、「A=B」であること。
しかしこのときに「A=C」にもなると言えるようでは、ロジカルであるとは言えない。これが残念な考え方「良い結果だけを期待してしまう」こと。原因Aと結果Bが適切に結びついて他のCなどの結果にはならない、そのとき初めて「原因Aと結果Bは因果関係がある」と言える。
・自分の考えと一致する原因を探していないか。
・目的に繋がらない行動を取っていないか。
・自分の経験が全てだと思っていないか。
・現実と願望を混同していないか。
そして、
1番大切なことは、最後に書かれていました。
残念な考え方とは、ロジカルに考えられない・考えてはいけないことを、ロジカルに解こうとすること。
ひざをすりむいて泣いている子がいたら、真っ先にすべきことは原因や解決策をロジカルに考えることではなく、飛んでいって痛くない?大丈夫?と声をかけてあげることでしょう。
ロジカルさは他者を論破したり、間違いを指摘するためのものではありません。自分と周囲を幸せにするための考え方であり、手段である。
場面ごとに、どれを使えば相手の力になれるか使い分けられるようになりたいものです。
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初めてロジカル思考についての本を読んだが、ためになった。
確かに、なんでこうなるの?と言われたとき答えられない時もあったので、そういったところから実践すると良いと思う。
仕事で上司に怒られたりとか、そういった行き詰まった時に一回読むといいかも。
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ロジカルである3つの条件は繋がっている・広く考えている・深く考えている。抽象的な表現は具体性が無いので、定量的かつ比較対象を明らかにする。結論を強調するために、データや根拠を恣意的に選択しない。