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大好きなれんげ荘シリーズ。
少しずつ読み進めながら、本を閉じるときは「自分にはこんな暮らし、できるかなあ」と想像しちゃいます。
「れんげ荘」を読んでいた時は、ああ無理だなあ、と思ったキョウコの暮らし、今は、とてもうらやましい…
夜寝る前にちょっとずつ読むのが楽しいお話です。
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今回は、つづきがあるような終わり方で少し驚いた。
今までののんびりした感じから少し動きがあった感じ。
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れんげ荘物語第3弾
こんなふうに生きられたら
ゆったりと春のような日差しのなかで暮らしていけるのだろう。
最低限度の物を持ち、ささやかなことに幸せをみつけ
心豊かに暮らす
背伸びしないキョウコの毎日にも
今回は変化が
キョウコのお母さんの容態
ぶちおはもう現れないのか
第4弾も心待ち
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4月になって新しい環境での仕事が始まり、そんな時に読んだ作品。
だからか、とても心に染み渡った。
働かない、という選択はとても勇気のいることで、決めてからもきっと迷いの連続で。
働く、働かない、どんな生活をしても迷わないことはないし、みんな何かしら心の中にもやもやすることはある。クマガイさんが言うように、どんな立場でも不安はつきもの。
ただ基本的に、私も日本の会社というものは、好きじゃない。自分らしさがなくなってしまう、そう思うし、時間をもっと大切なことに使いたい、大切な人と過ごしたい。
でも生きるためにはお金も必要。そして社会に貢献しなければいけないのも、わかる。
んーでも、人生のうちもう少し多くの時間を、自分らしくいられる時間に当てたいなぁ。
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読みたかったれんげ荘シリーズ!
大きな事件が起こるわけではないけど、この雰囲気がなんか好きなんだよね。
自分で決めてスタートした生活なのに、これでいいのかって自問自答するキョウコ。
きっと何をしててもそういう風に思っちゃうんじゃないかな?でも…ただネコを心待ちにしてても、出歩くことが少なくても、それでいいじゃない!楽しめれば。
のんびり、ストレスから解放されたように見える生活にも葛藤はあるもんだ。
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フリーマーケットで入手した文庫本。
読み始めてから、シリーズのものの3巻に当たることに気づいたけれど、そのまま読んでも大丈夫でした。
大手広告代理店で男尊女卑の世界で神経をすり減らしながら働いたことには、辛い思いを共感してしまう。
しかし、ドロップアウトしても一抹の不安とかけがえのない健康とを入手してほそぼそと生きているのを感じる。
途中、真夏の図書館で高齢者が爆睡して後から来る人に背中を譲る気配がないことを、作中の男性を通して非難していたのを感じた。
電車内で化粧をする女性に対する描写には非難の色が感じられなかった分、迷惑行為に対する考え方がにじみ出てた。
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高給だが激務の仕事を捨て、働かないと決めて生活するキョウコ。今の暮らしを選んで良かったと思えることの数を数え、やっぱりこの選択は間違っていなかったというくだりが印象的だった。
あぁ、やっぱり羨ましい。
部屋に引きこもるのはストレスだとか、社会に属さないと不安になるとかいうのをよく聞くが、私は出来る限り引きこもりたい(現に休日は引きこもる)。
だが、現実問題としては、今、無収入で引きこもることはできないので、働くしかない。
キョウコには無収入生活を謳歌してもらいたいが、母が倒れてこの先どうなるのか、続きが読みたい。
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れんげ荘第三段。もちろん第一作目が一番面白くて、下がり調子気味なのは続きモノにはよくあることですが、このキョウコを取り巻く周りの住民たちとの距離感や空気は相変わらず好きです。今回はコナツさんが沈んでいる感じで書き方も老いを感じさせる部分があって、逆にチユキさんが良い子すぎる上に溌剌としてるからコナツさんを見てるのが少ししんどかったかな。キョウコは立派な世捨て人となってますので別次元です。
キョウコに関してはぶちお改めてアンディとの交流が見ていてきつかったです。無職の独女が猫に溺れる。アイタタターな展開。アンディが姿を消してくれて本当に良かったと思いました。まだもう少しれんげ荘の人たちのを見ていたいと思うので、みんな元気で頑張ってほしいと思います。
ただやはりいい歳してタクシー代を心配される人間ってどうなんだろうと客観的には思いました。働きたくなくても働いてる人なんて大勢いるしなぁ。今感想を書きながら、この作品のシリーズはもっと気軽に読みたかったなと思い始めました。
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れんげ荘物語の三作目。40代にして無職貯金生活。その前の激務はあったにしても、読書、散歩、ネコを愛でる生活は羨ましい…。そんな日常が気になって続編を読んでしまいます。和みます。
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シリーズ第3弾。
有名広告代理店を45歳で早期退職し、貯金を食いつぶしながら安アパート「れんげ荘」で暮らすキョウコ。
将来や母親のことなど少々不安はあるが、読書をしたり美術館に行ったり、時々やってくるぶちネコの訪問を楽しみにと自由で穏やかな日々を送る。
個性的にアパートの住民との会話が面白い。
しかし、キョウコさん、猫の訪問を待ち焦がれ、本当にやることがないみたい。
(図書館)
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「散歩する猫」を先に読んでしまい、あれ?と思っていたら、その間にこの「猫と昼寝」があった…。れんげ荘のキョウコは本当に羨ましい。そして猫のぶっちゃんがあるあるの猫姿で本当に可愛い。何もかもすっぱり止めてこんな生活に足を踏み入れられたら…。現実に戻るとお兄さん、物分かり良すぎだよな、その奥さんと子供達もすんごいいい人達過ぎだしと思ってしまうんだけど。この物語に辛くて生っぽ過ぎる現実もどうよ…だし、誰もそれ望んでおらんしな。オアシスって言うか、息継ぎみたい、この本読んで少し呼吸する感じ。必要なモノだけで生きていこうとリセットされる。
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れんげ荘の三冊目。ぶっちゃんの存在により、やっぱり群ようこさんは猫作家なんだなあ、猫を出さずにおれないんだなあと感心。でも月10万では餌代も賄えないし、こういう設定になるんだろうな。
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仕事を辞めて何も変わらない日々…、じゃなくて、やっぱり生きてればそれなりに変化はあるんだなと思いました。
少しの変化を楽しめるようになりたいです。
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れんげ荘物語シリーズ第三段。無職を貫くキョウコの周りを取り巻く親戚やれんげ荘の住人が、一癖あり!将来の不安を感じつつも、社会の中で窮屈な思いをするならば自己責任の元、穏やかな生活を贈りたいと誰もが思う。周りを気にせず、やり通す彼女が羨ましい。
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今回は部屋に遊びに来るネコの「ぶちお」に癒される。
甥っ子ケイ君の就職祝いでもやっぱりお母さんは相変わらず。会いに行くキョウコさんはえらいなあと思う。
キョウコさんが時々思い出す会社のしんどい話に毎回共感してしまう。
そして仕事をやめたくなってしまう。
チユキさんのマグカップを2個も買ってしまって2個買う必要があったか悩むキョウコさんにも共感。
れんげ荘の留守番役を自分に課したとき、人間て役割とか必要とされることがないと不安になったりするのかなあと思った。
コナツさんとご飯。立ち入り過ぎないよう、余計なアドバイスをしないよう、心配しながらもちょうどよい距離でやり取りして、れんげ荘の面々はみんなステキだなあ。
最後のお母さんは心配。どうなったかな。