紙の本
世界各地の珍食、オールカラーのショートショート集
2022/08/16 17:12
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界各地に溢れる珍食を、各地域に在住経験のある方々が各々10頁に満たない文章を集めた、いわゆるショートショート集です。
オールカラーの内容で、珍食も全てカラー写真で紹介されています。見た目のグロいもの、激臭が激しいもの、こんな可愛い動物をなぜ食べるかなど、珍食メニューも様々な切り口から紹介されています。
電子書籍
オールカラー
2022/09/12 21:31
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界各地に溢れる珍食……びっくりするモノもたくさんありますが。……を、世界各地域に在住経験のある皆さんが、短いコメントと共に写真で紹介してくださっています。写真というのがイイ!
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<目次>
略
<内容>
アジア経済研究所(JETROの研究機関)の「アジ研ワールド・トレンド」誌の連載コラム「世界珍食紀行」およびWEBマガジン「IDEスクエア」の「続・世界珍食紀行」を元にしているとのこと。「珍食」なんだろうが、軽いエッセイという感じ。「アジ研」なので、どうしてもアジアに濃い。アメリカやイギリスも載っているが、食べ物というよりも社会という感じがする。虫やネズミ、ブタの丸焼きの写真も載る。まあ、世界を知りたい向きにはいいと思う。
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珍食というから男性の執筆者ばかりかなと思ったが意外と女性も多かった。
食は文化と直結しているというのはその通りだと思うし基本的に好意的な切り口で書かれているのは良かった。
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アジア各国の専門家が実際に行って出会った、各地の美味・珍味などのエッセイ。アジア経済研究所の職員・元職員が執筆し『アジ研ワールド・トレンド』誌及び後続誌にあたるウェブマガジン『IDEスクエア』上で掲載されたエッセイが元になった書籍です。
アジア経済研究所と銘打ってはいますが、研究の対象地域は全世界をカバーしているらしく、この本に載っている国もアジアに偏ってはいますがアメリカやイギリス、ブラジル、デンマークなどの話も入っています。
一人一人のエッセイはとても短いので気軽に読め、書いているのが専門家なのもあるのか、基本的にはどんな国の食文化も概ねそういう文化として受け入れ、(個々人で好き嫌いはあるにせよ)肯定的にかいているのが好感が持てました。
カラー写真も多く載せられていて、文章だけではイメージの湧きづらい馴染みのない食べ物も想像しやすくて良かったです。筆者自身や身内で撮っていると思しき素朴すぎる写真も味があって良いと思いました。
面白かったのですが一つだけ、虫を見るのもダメ! という方とか原型が想像できる動物の丸焼きとかが苦手な方にはあまりお勧めできないかな……。
こっちは日本全国の珍味を食べ歩いたりするエッセイ
→『全日本食えば食える図鑑』(新潮文庫)/椎名 誠
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アジア経済研究所の関係者による、世界35の国と地域で
体験した食をめぐるカルチャー・ショックを語ったエッセイ集。
中国・韓国・台湾・モンゴル・インドネシア・フィリピン
・ベトナム・ラオス・カンボジア・タイ・ミャンマー・
バングラデシュ・インド・モルディブ・カザフスタン・イラン
・アラブ首長国連邦・クウェート・トルコ・マグリブ・ソ連・
イギリス・デンマーク・エチオピア・ケニア・タンザニア
・コートジボワール・アンゴラ・南アフリカ・アメリカ・
キューバ・ベネズエラ・ペルー・ブラジル・ニュージーランド
世界35の国と地域で出会った食の驚き。
アジア経済研究所の開発途上国の専門家が体験した
カルチャー・ショックの食にについて、
短文ながらも思う存分語った、37人のエッセイ集。
それは食文化。
現地の社会と深く関わるためにも、その土地の人々の食に
触れることが理解に繋がってゆく。
その土地に根差された社会や文化、歴史、気候等、
何故その食文化があるのかが、より深く理解される。
そして、食のカルチャー・ショックを味わうことも。
昆虫食、様々な動物やその部位の肉食。
味覚、匂い、獣臭さ、発酵食品の臭い。
宗教上での食材の制限。
紹介されるカラー写真も驚きがあります。
エイの料理ホンフェや豚の鼻のサテ、
実の中の種に大量のトゲがあるペキーは、なかなかの衝撃でした。
思えば、納豆(大好き)、くさや(美味)、鮒寿司(未食)、
イナゴの佃煮等、日本にも他国からはカルチャー・ショックと
感じる食文化があるし、心づくしで出した料理を美味しいと
食べてもらって嬉しいのは、万国共通だと感じました。
ニュージーランドのハンギ料理は2度食べたことがあるなぁ。
うん、クマリは本当にホクホクして美味しかったです。
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アジアを中心に、世界各国で食べられているけれど日本ではなかなか食べる機会が無い食事が紹介されている。記事の執筆時期が新型コロナウイルス蔓延直前ということもあり、その対策として変化していく食文化や、忘れ去られつつある食材も併せて紹介されている。どの記事も漏れなく写真入りなので、使用されている食材のインパクトもさることながら、調理・食事風景まで想像しやすいのがとても良い。また、大陸国で近隣の国だと似たような食材や調理法が使われているのが興味深かった。
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仕事帰りに隣の自治体の図書館に寄った際、新着図書の棚で目についた本です。
この手の内容の本はいくつもありそうですが、編者の山田七絵さんが開発途上国の専門家(アジア経済研究所新領域研究センター環境・資源研究グループ研究員)だということで、ちょっと違ったテイストではないかと興味をもって読んでみました。
ともかく私にとっては初耳の情報が満載でしたし、掲載されていた数多くの写真もなかなかインパクトがありましたね。
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アジア経済研究所の職員、元職員の方による、現地で体験した食を綴ったエッセイ集。珍食紀行というタイトルながら、ゲテモノを茶化すようなものではないのは好感が持てる。日本ではなかなかお目にかかれない食べものがたくさん出てきて楽しい。美味しそうと思えるものもあれば、もちろんちょっと御免こうむりたいものも。世界は広いなと改めて思う次第だった。寝る前に少しずつ読むのにちょうど良かった。