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『しゃばけ』シリーズ、文庫版はずっと集めていますが、久しぶりに夢中になって読めた今作でした。屏風覗きが気になって気になって・・・
前作の原因?となった方の修正(したことになるのかな?)のおかげで、最終的には若旦那が一番望んだ方に進めるけど、違う方で出会った方達にもまたいつか会える・・・よね。
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ひとつのパラレルストーリーでした。
どちらに進んだのがよかったかは微妙。
もう少し若旦那の成長をそろそろ見せてほしい。
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ゆんでか、みてか。
ちょっとしたことで、あるべき時が、今日が、明日が変わってゆく。
失うものがあれば、得るものもある。
ホッとして、でも寂しくなって、それでもやっぱり嬉しくて。
めでたしめでたし、だけでは終わらない読後感。
好きです。
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一章、二章と読み進めるうち、『あれ?なんだかお話が遡ってるよね?』と不思議に思いました。
最初、「え?そんな、火事で付喪神を失ったとか、あったっけ?あ、火事はあったかも?これは、私は色々忘れてるな?1、2冊前から読み返さないとダメかな?」と思ったのです。
人生の分岐点、そこへ遡る旅だったとは!
“インタラプト”は無事、修正されたってことでしょうか!?
時代小説+SFですね?
とても面白かったです!
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優しく病弱な若旦那と付喪神たちの楽しいお話。
今回のは 左手方向に行くか 右手方向に行くか、、
で 結構 大きく人生 変わっちゃうときもありますよ 的な感じの話。
大きな成長ではないけれど、少し今回の話で 成長したんじゃないかな
と 感じた。
屏風覗き 好きなんだけどなー。
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http://takotakora.at.webry.info/201302/article_6.html
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「江戸時代を舞台にしたファンタジー小説」という新しい分野を読者に提供してくれている、畠中恵『しゃばけ』シリーズ。
僕もその魅力にはまった一人です。
近年は、新作の文庫版が年末に書店にならぶので、年中行事のように、読んでいます。
その第9作がこの『ゆんでめて』。
いつものように、お江戸の大店の”若だんな”、そして彼を囲む妖(あやかし)たちが、にぎやかに活躍します。
本作も5つの短編から構成されていて、それぞれで「謎とき」の楽しみを味わえます。
さらに作品全体としても、ひとつの大きな仕掛けがほどこされています。
その仕掛けについては読んでのお楽しみですが、題名の馬手(右手)/弓手(左手)という言葉に、作者の意図が込められています。
読み進めていく中で、その仕掛けがあるゆえにストーリーとして若干、理解しづらい部分もありますが、全5編を読み終えた後は、全体がすとん、と落ち着いたように感じました。
小説家の皆さんは、読者をあきさせないために、さまざまな努力を重ねているのですね。
そんな小説技法に頓着しなくても、物語としてじゅうぶん楽しめるこの作品。
登場人物たちの優しいやりとりもいつもながらで、今回も心を暖かくしてもらえました。
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いろいろな神様の気まぐれと一瞬の気持ちの変化で今の人生を歩んでいるんだなということを教えてくれた一冊。
しゃばけシリーズのなかでも、特に印象に残る物語だった。
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もはやマンネリ感が半端なく、そろそろやめたらいいのにと思っているしゃばげしりーだが、今回おもしろかった。
時系列が逆になっており、正しい道を歩いた若旦那は間違った道で会えた人たちと再び会えるのかしら?
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安定感のある面白さです。
安定感がある、としながらも、「え?」「おや?」「あれあれ?」と、ページを繰る手を休ませない工夫。面白いですよね。
安定感のあるおもしろさを支えているのが、登場人物の一人ひとりの魅力。この話だけじゃなくて、また出てきてよ、って声をかけたくなる、帰ってきてくれるよね、って信じたくなる魅力なんだろうなあって思います。
若旦那もそろそろ、お年頃、そろそろっていうか、もうだいぶ、なのかな。
登場人物、全体の構成、ストーリー展開、何をとっても面白かったぁ!
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しゃばけの新刊!
なんか最初さかのぼってくのわかんなくてちょっと混乱したんですが屏風除きがいなくなっちゃわないでほんとによかった・・・><
最初の話読んで そんなあーーーー!!と思ったのは私だけじゃないはず
あっちに行ったらなかった未来でわれらは生きてるんだなあ
限りない無数の偶然の積み重なり
っていうのは星野道夫さんの真似だけど うふふ
お花見がしたくなっちゃったなー
妖怪にもやさしい若旦那かわいい
あの女の子と出会うのなくなっちゃってよかった^ω^(ひどい)
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ゆんで(弓手=左手) めで(馬手=右手)
左の道と右の道 選んだ道で大きく変わる未来
そんなお話。
1話目を読んで、いきなりの展開で
「まさか!? 夢オチとか?!」 と思うも
2話目、3話目とそのまま進むので益々混乱。
(というか、少しずつ時間がさかのぼる)
でも、長く読んでいる人には
何となく違和感も感じられるので、「何かがおかしい」と思った所の5話目でネタばらし。
「納まり」が良く「ああ、こうだよね」 って感じで終ります。
でも、どっちの道に行っても
出会う人がいて別れる人がいて。
それは本人には分からなくて「神」のみぞ知る事。
きっと、現実の私達もそうなんでしょうね。
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そろそろ中だるみ感のある しゃばけシリーズ。
ここからの展開次第で惰性買いになるかどうかが
決まりそう。……買うのは買うけど。
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ちょっとマンネリ感を抱くようになってしまいましたが、やはり一気読み。構成が面白くもあり、ややこしくもあり。 「きっと最終的にはこうなるんだろうなぁ」と、比較的早くに全体の仕掛けがわかってしまうキッカケになってしまった後ろ表紙の説明文は残念でした。
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ひさしぶりに畠中恵さんのしゃばけシリーズ。ずいぶん久しぶりだと思って過去の記録を見てみたら、前作『ころころろ』を読んだのは1年以上前。
それでもページをめくれば、心はあっという間に江戸は通町廻船問屋兼薬種問屋の長崎屋へ。
病弱の安楽椅子探偵ならぬ寝床探偵?一太郎ぼっちゃん、仁吉・佐助や鳴家(やなり)をはじめとする恐ろしくもユーモラスな妖(あやかし)の面々、江戸に住まう人々が生き生きと動いている。
シリーズ第9作となる本作は表題作「ゆんでめて」を始めとする5つの短編からなるが、この5つを読み終えるとある一つのからくりに気づく仕組み。ファンタジーとミステリと人情が絶妙に絡み合う。
やっぱり「しゃばけ」シリーズ、好きだなぁ。。。