紙の本
最高に面白くて深い内容だった
2023/05/24 07:57
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投稿者:ゆうと - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり序盤はあんまり面白くなくて読む気が進まないけどその面白くない所(個人的に)があるから後半が際立って沼にハマったみたいに読むことができると思う。それが住野よるの好きな所って思う。小説の中で小説の話をして展開が進むのは個人的にはすごい斬新と言うかなんと言うか面白いと思った。文面じゃあんまり言い表せられないんだけど端的に言うと神小説だと思う。
このレビューを見た人へ
黙って一回読んでみてほしい賛否は分かれてるけど絶対に損はしないから!!
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これはすごい
2022/09/21 20:59
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投稿者:いつか - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめは「ん?」というかんじであまり感情移入できませんでしたが読み進めれば読み進めるほど世界観に引きずり込まれました。
最高の作品でした。
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【愛されたい欲に囚われた自分をいつか曝け出せるように】
2023/06/06 19:58
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投稿者:えびし - この投稿者のレビュー一覧を見る
愛されたい茜寧、ありのままを誇る逢、己の物語を紡ぐ樹里亜、他者の失敗を探す竜彬。一つの小説を巡り、各々の感情が発露する物語。
愛される為に本心を偽って行動する茜寧の想いを代弁してくれるような小説を書いたなのか。
その物語になぞらえた行動を選択した末、物語の鍵となる逢に出会う。
そして、アイドルで活動する樹里亜、他人の粗を探す竜彬のそれぞれの人生が錯綜する。
誰しもが表裏を使い分け、息苦しさの中で生きてる。
いつか、本当の己を曝け出せる時がきっと彼らにも来る筈だ。
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あまりこう言う話は読んでこなかったけど
2023/07/04 17:13
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投稿者:タコス - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の本心なんて自分でもなかなかわからない、そこを曖昧にしながらも前に進もうとする登場人物たちが魅力的だと思いました。
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本当の自分を求めて。
2022/10/01 20:15
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
だんだん得も言われぬ気持ち悪さが増していく感じです。
ある小説に傾倒し本当の自分になりたいと思ってる女子高生が、自分らしく生きている大人に出会い憧れ、自分らしさを引き出してもらおうと試みます。
が、大人な彼は最初は面白がっていますが、女子高生の深層が理解できず、徐々に付き合いが分からなくなります。それは読者も同じ。女子高生が面倒になる。
良い子が勘違いの子へ、気持ち悪い子がまともな子へ、特殊な人は普通の人へとキャラクターの性格が前半と後半で入れ替わる。
思春期の原因の分からない怒りや不安が伝わってくる。大人になる前のあがきの姿が懐かしくも感じます。
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ぐちゃぐちゃになった
2023/06/08 14:50
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投稿者:ななせ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半…というか6割くらい読むまで面白く…ない…かも…?と思いながら読んでいたのですが、その後少しずつ面白くなっていき最後の2割くらいは一気に読みました。遅効性あるので人を選ぶ作品だけど、最初面白くないかもと思っていた分最後面白く感じて楽しかったです。
ただ、私の読解力がないからか表現が遠回しでこの表現必要かな?と引き伸ばされてる感じが所々あったのは残念でした。読解力をつけていきたい。
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めんどくさい話
2023/01/05 11:50
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
めんどくさい話だなあ。
中高生とかは、こういうのがすきっておもうのかな。
もちろん、人によるんだろうけど。
わざわざ小説にする意味がわからない。
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あぁ…楽しみにしていた住野よるさんの新刊なのにずっとつまらなかった。びっくりするほどに。もう最初から、や、最初の小説内の作者インタビューだけはまだ気持ちよく読めたかな…それ以降ずっと本当になぜだか気持ちが全く入らなくて。こんなに気乗りしない作品も珍しいな、でも住野よるさんの作品だからどこかでなんとか盛り返すだろと思ってたら本当に最後まで楽しくなくて。単に合わなかったのかもしれないけれど、書き方もチャレンジしたかったのかな、今までとは違う雰囲気でしたがどうにもこうにも。頑張って読んだことを後悔したほど楽しくない本だった。
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この題名からするとホラー的小説かと思ってしまいますが、しかし違うのです。感動間違い無しの青春小説の金字塔です。『少女のマーチ』と言う小説とリンク機構する。茜寧(あかね)と逢(あい)の感情の動きも見逃せません。あなたも読んで心動かされて下さい。
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苦手な作家さんだけど
せっかくだから読んでみた
たぶん嫌いな話なんじゃないかなぁ
そんなこと思いながら本読むこと
あんまりないいやほぼないのに
そんなでもなかった
女子高生がおっかなかった
おっかねぇな…気持ち悪いな…
でもどうなんのかな…
って割とすぐ読めた
本でも音楽でも映画でもアニメでも
救われた!って思ったことないし
おもしろかったなー
くらいにしか感想抱かない
考察なんて高度すぎて
いやちょっとめんどくさいから
もちろんやったことないけど
ちゃんと読み取らないと
ダメなのかなぁと思うことは
たまにはあった
でもそんなこと
したくないならやっぱしなくていいや
ってこれ読んで思った
ブクログも
何読んだか思い出したいときに
便利かなーって使ってるだけで
人の感想もほぼ見ないし
適当な日記みたいなもんなので
感想も適当だしなー
そんなことをチラッと思ったお話だった
疲れ切ったけど
飽きずに読んだから
星は3つ
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この作品は私には向いていなかったと読了して思いました。
もっと若年層の方とか住野よるさんのコアなファンの方向けの作品ではなかったかと思いました。
この作品は糸林茜寧(あかね)という高校生がライブハウススタッフの女装した男性である宇川逢のことを『少女のマーチ』という小説の登場人物に似ていると言って自分を主人公に見立てて、小説をなぞってみることを始めたことからスタートします。
でも、茜寧が小説の中を現実とだぶらせてしまうほどの生きる辛さとか、人から愛されたいという欲求とかが、私はもういい大人なのでよく理解できず、共感できませんでした。人から愛されることよりもっと大事なこともあることを私は知っているつもりです。
茜寧と逢の関係性はよかったと思います。
この作品のテーマは何だろうと考えてみました。
1小説にのめり込みすぎることの危険性。
2本当に人を救うのは小説ではない。他の誰かもしくは自分自身である。
3しかし、小説に救われた人がいれば嬉しい。
などが思い浮かびましたが、違っているかもしれません。
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日常における自分って、
家族、会社、友達、恋人、ちょっと知ってる人、通りすがりの人
相手が誰かによって微妙に使い分けてる
わずかに違うけど嘘じゃなくて全部本当の自分
自己承認欲求とも違うのかな
単なる自意識過剰?
濁った感覚をイタイと思いながらも意外とスルッと読めたけど、愛されひつこい
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住野よるさんの新刊。
今までの作品と比べると微妙な感じがしたけど個人的には面白く読めたと思います。
小説の最後の方にもありましたが、主人公がいるわけでもなく、読み手によって誰でも主人公になれて様々な解釈ができるなと思いました。
前半は、みんなが自分を偽ってるような演じてる感じでしたが
後半に後藤樹里亜がライブを欠席したシーンくらいから少しずつ感情が出てきたようで良かったです。
周りの人から嫌われたくなくて相手に合わせてるうちに、本当の自分ってなんだろう……、と皆に見せてる自分と心の中の自分が相反する苦痛。自分らしく生きる難しさ。
私にも思い当たるところがあって、糸林茜寧にも宇川逢にも共感できる部分がありました。
個人的に話の終わり方も好きでした。
茜寧と逢が恋人関係にならないのも良かったし、茜寧の気持ちが完全に晴れたわけでもなく、ただ愛されたいという自分に従って生きてみようと思えたところで終わったというのがなんか良かったです。
一人の小説家の切なる願い
「どうかこの物語が、あなただけのものでありますように」
小説が誰かを救うことなんてなくても、自分がそう思えたらいいなと思いました。
みんなの愛する私は作りものでした。
本心を閉じ込められながら毎日を過ごす茜寧の前に現れたのは、小説に登場する[あい]にそっくりな人物だった……。
きっと、あなたも物語を生きている
・「愛されたい」に囚われた女子高生
・ありのままを誇る美しい青年
・自らのストーリーを作り続けるアイドル
・他者の失敗を探し求める少年
それぞれの踏み出す一歩が響き合う、極上の青春群像劇!
P169
「同じようなことにみんな悩むんだ、なんて平気で言えるひどい人間が、世界にはたくさんいます。」
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愛されたいという思いが強すぎる自分、それを嫌悪する自分。
二面性は誰しも持っていると思うけど、それが強すぎると生きづらくなってしまうのだと思う。
物語の主人公に自分を重ねて、変化を期待するっていう気持ちはわかるけど、感情移入するには至らなかった。
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青春群像劇。
愛されたいに囚われて、そんな少女を演じ続ける女子高生。
こんな事してたら心も体も疲弊する。でも自分も10代の頃は少し演じるような所あったかも…