電子書籍
壮大な世界観
2023/04/07 22:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
主役のふたりは勿論のこと脇役も興味深く登場する動物?たちが特に魅力的で、それなりの長編だが全然飽きないで読み切った。
これからこの世界がどうなっていくのかが気になる。物語はこれからなのだと思うが果たして続編はあるのだろうか。
あるとしたら長編のシリーズもあり得る壮大な世界観にすっかり魅了されてしまった。
紙の本
「風を起こす」
2022/12/25 05:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
異種間ラブストーリー
世界観も緻密で主人公を含め登場人物も魅力的で
あっというまに物語の渦に巻き込まれてしまうような作品
ファンタジー世界だと思っていた世界が単純ファンタジーでなく
ニウライがそして予言がどういう存在かとわかったとき
震えが走りました。
種族(アーレ)の名前の意味、予言のこと、賢者の存在、
全てが緻密な世界
そして、その世界で無感動に過ごして居る美貌の聖職者「風読み」
彼が助けたマドレーヌという存在
この二人の出会いが「風読み」の心の奥底に埋めたいた感情を呼び起こし
未来へとつなげていく。
まさに帯にあるとおり「二人の出会いは、嵐を、そして愛を呼び起こす」
お話でした。
ちなみに年の差が凄いです(笑)
若い力に硬い扉が解き放たれたのですね。
世界のこと、そこに生きる人々のこと
緻密に描きながらわりと切りっぱなしな感じもあるのですが、
そこがまた魅力になっています。
「榎田尤利」の新作を待ちたいと改めて思ったしだいです。
後書きが秀逸でさらにそう思わせてくれました。
余談
翼竜の描写がちょっと鶏ぽいなぁって思いながら・・・
文善やよひさんの絵が 良くて相乗効果になっていたと思います。
彼女の繊細な異種が好きなのですが、
この作品とぴったりだったかと。
電子書籍
続きは!?
2022/08/21 10:37
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もへじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
エロ描写はソフトですが、世界観が面白く一気読みしました。まず最初の人物紹介をよく読んでから入った(読む)のがいいのかも。借異世界転生気分になります(笑)
これ、絶対続きありますよね?
出てるのかな?出るのかな?ソワソ〜ワさせられる読み終わりになります。レビュー書いたら、早速調べますよ!!
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「おまえと目が合って初めて……自分のどこに心臓があるのかを知った……。」
書影が出たときにこの帯の文と文善やよひ先生のイラストに衝撃を受け、期待で胸がふくらんでハードルがものすごく高くなってたのに、余裕で遥か上を飛び越えていきました。
榎田尤利先生の6年ぶりの新作BL異種間異世界ファンタジーということで大事にかみしめながら読もうと決めてたのですが、読む手が止まらずあっという間に読み終えてしまいました。
マドレーヌと出会ったことで風読みが幼い頃からの友も驚くほど変わり、一見穏やかに見えるが格差や差別があり滅びの未来世が待つアカーシャに大きな改革をもたらすか…
誰にも会わず喋らず、滅亡の未来をひとり背負う賢者になった風読みの運命に息ができなくなりそうな苦しさからの、あの解放感と未来への希望…
ってところで、まだ闇や謎も多々あるし…キャラ(人外、動物含め)は魅力的だし…まだまだこの物語に浸りたい。続きが見たい。と余韻に浸りながら、続編を切に切に希望しています。
シリーズ化とかコミカライズも期待しちゃいます。そのまま文善やよひ先生のイラストで。
読みながら映像が頭に浮かんでくる物語なので文善やよひ先生のイラストがその映像を補ってあまりあるというか、すばらしくて。壮大なスケールの世界観且つ人物や動物、衣装や小物などの繊細で丁寧で美しい榎田先生の描写に、文善先生のイラストがよくぞこの方を採用してくださったってくらい合ってるんです。こちらももっと見たいです。
あとがきでさらに泣かされました。先生大好きです。
余韻が続いていて、空を見上げると翼竜と賢者とマドレーヌが見れないかなとか思ってしまいそう。見えるわけないのに空を見上げたくなります。
フィナンシェ派だったのですが、素朴なマドレーヌ食べたくなりました。
猫アレルギーなのですがモフモフしたくなりました。
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久しぶりに榎田尤利作品!!嬉しすぎる!
これまた凄えのが来たな、、、っていう気持ちは映画「アバター」を見た時に抱いた感情と似ています
異種間ラブストーリーって意味でも、作品に携わる一流全員が本気だしてきたと感じる意味でも
とんでもない作品をありがとうございました泣これからも榎田尤利先生のBLが沢山読みたいです泣
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榎田先生のお話やっぱり好きだなぁ。
BLってどーんと書いてあるだけあってえちえちなシーンも入ってた。
プティをもふもふしたい。
明晰の肩をモミモミしてあげたい。
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榎田先生のファンタジー、BLでは珍しいかな?
ちょっと今、魔道祖師にもハマっているので風読みさんを想像すると藍忘機がよぎってしまった。
お話も素敵だし、イラスト、特に表紙が素敵。
内容もですが、あとがきにうるっとしました。
『自分の好きななにかについて、悪意ある偏見を向けられることのない世の中になるといい』
本当にそうですね。
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久しぶりの榎田尤利名義でのBLを読めて嬉しいです。これからもどんどん発表して欲しい。
前半は風読みのお話がゆっくりと進み、マドレーヌが森に帰った辺りから、お話がグッと加速して面白くなりました。ニウライが示す未来をどうにか回避しようとする風読みが、さぁ変革の時だ!というところでお話が終わってしまいました。もう少しその後を読みたかったなぁ。ぜひ続きを待っています。
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物語世界は牧歌的で神話風なのだが、その実ニウライというコンピューターの支配の世界のようでもある。
そこで風読みとマドレーヌが出会う。その心境の変化も読みながら楽しく、賢者となってのニウライとの問答、決意も面白かった。
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ファンタジーはあまり読んだ事がなかったのですが、流石榎田先生!凄く読みやすくてのめり込みました。
壮大な世界観。キャラが皆よくて、物語の世界から抜け出すのが寂しくなりました。また続編や番外編で登場人物にいつか会えますように。