アンデッドアンラック 13 みんなのレビュー

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投稿者：じゃび　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

リップってそういう意味なのかよぉ……
見知った相手が次々と譲れなさで立ち塞がってくる展開がつらい。リップラトラとの決着のつけ方は、アンディ単独だからこそできた展開なんだろうな…風子がいてこの流れだと読んでてつらさが倍増してしまう。

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投稿者：求道半　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

某漫画家が英雄視する青年がいる。
　その青年は医者になった。
　幼馴染を救う為に。
　その青年は人殺しになった。
　幼馴染を救う為に。
　不死の男アンディには、敵が多い。
　アンデイが所属する組織は、その青年が名を連ねる集団と対立しており、アンディは何度も彼と戦った。
　二人は共闘した事もあるが、それでも、二人は殺し合う。
　死なない男の殺し方を、リップは考えた。
　死にたくても死ねない男は、意に反して、生きようとする。
　それは、彼の生きる目的が変わったからだ。
　アンディは風子を助けたい。
　風子に殺されたかったアンディが、瀕死の彼女を救う為に、生きようとする。
　地球の消滅が、ほぼ、確定した状況にあっても、尚、その回避に向けて、死力を尽くす男がいる一方で、個人的な願望の成就を優先して、身勝手な選択をして、破滅的な人生を送る男もいる。
　女は男を狂わせる。
　狂った男に身を捧げる女もいる。
　この世に、神さえいなければ、あの人も、この人も、苦しまなくて済んだ。
　神は弁明せず、神の威光を振りかざす者が、人々に、更なる苦しみを齎す。
　この世は理不尽だ。
　否定者は、この世の理を否定する、己の特殊な体質を受忍して、それを活用しつつ、活路を見出す限り、幾重にも枷が課された人生を、辛うじて、歩める。
　神が許せば。