牢の中で目覚めた悪役令嬢は死にたくない～処刑を回避したら、待っていたのは溺愛でした～ みんなのレビュー

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公と悪役令嬢の入れ替わりの謎が解明されていないのだが、なんだかんだとうまいこといってヒロイン(悪役令嬢)とヒーローの出生の謎というか親も判明してハッピーエンド。
多分にご都合主義だし次巻もあるからか説明不足なところもあり、力技な結末に物足りなさを感じるがそれを除けばノンストレスで楽に読める。

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

蒸発した両親の残した借金苦に長年苦しんでいたフリーター主人公は、冤罪で牢に入れられて死んだ悪役令嬢と人格が入れ替わった。
働かなくても三食昼寝付き牢屋生活最高と満喫しているうちに周囲の評価が変わり、冤罪を証明して牢屋から出て、隣国の行方不明だった王位継承者の問題まで解決される話。

だいたいテンプレ通りの王道展開かつ、そんなことある！？というご都合主義展開（王家が料理が美味いとかいう理由で頻繁に公爵家にご飯食べに来るとか）もあるが、本当の黒幕とやらを除けば、悪役へのざまぁも完遂して概ね楽しく読了。
特に終盤出てきた本当の父親の「ワシもバルドル王国に移り住もうかと思う！」発言に爆笑した。
パパの愛重すぎて笑う。国家元首が簡単に国を捨てるな。
悪役令嬢とタイトルに入っているが、悪女扱いされている令嬢なだけで乙女ゲーム要素はなく、婚約者を奪った未来予知できる女も本当に未来予知能力がある欲深い女だっただけで転生ヒロインとかではなかったのが珍しかったかな。