紙の本
映像化したら面白そう
2022/12/03 04:14
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投稿者:tad - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸潤さんのミステリー小説。普段ミステリー読まないので本格派の人の読後感はどうか知らないが、個人的には楽しめた。少なくとも前作のウイルスに犯されてどうこうの話よりもよっぽどよかった。でも他の方のレビューにもあるように、我々がこのかたに期待してるのは、やっぱり半沢であったり下町ロケットなんだろうなあと思います。
でもこのお話、映像化されたら面白そうだと思います。景色よさそうだし、食べ物シーンもよくでてきて、絵的にはいいかも。
紙の本
県民必読
2022/11/27 12:10
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投稿者:さこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
実はこの著者は、初読。
県民で、初の出身地ものということで。なんだけれど、地名や設定の地域は確かに著者の出身地なんだけど、言葉は飛騨のことばもたくさん出てくるので、県民一家に一冊…
いやいや、そればかりじゃなくて。主人公はミステリー作家とはいえ、ごくふつうのひと。ごくふつうの日常生活でごくふつうのひとが事件にまきこまれたら….,警察だとか探偵とかで事件情報に触れられないごくふつうのひとたちが、どう動く?
過疎化、高齢化の地域社会、田舎の生活あるある…
タイムリーな新興宗教問題も。
紙の本
放火事件の裏にある奥行きはさすが著者
2023/08/08 12:52
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投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸潤さんの新作だけに図書館でだいぶ待たされました。田舎の美しい風景やコテコテの近所付き合いを背景に、放火事件の裏にある奥行きはさすが著者。ちょうどテレビドラマもスタートしたのでキャストをイメージしながら楽しめました。
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ハヤブサ
2023/02/04 10:38
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投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
消防団のお話ということで、興味を持って読み始めました。展開の早さが痛快で、ワクワクしながらあっという間に読み終わりました。消防団の問題も多いのだろうなあと思いました。
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3.2くらいかな
ドラマが始まるということで図書館で予約。
なので、ドラマが放映されてもまだ見なかった。
片田舎にあるハヤブサ地区で謎の火事が立て続けに、村の中に犯人がいるのか、宗教もからみ複雑な展開に。
最後まで読みはしたけど、頑張って読んだという感じ。
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読了
のどかな風景とは裏腹に、真相に近づけば近づくほど恐怖と不安が襲ってくる。「きっとこんな展開だろうな」と思っても二転三転。最後までハラハラしながら読めた。
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最近の池井戸作品はほとんど読んでいるが、また新たな主人公の物語が始まり、最初から最後まで読み応えがあった。
犯人が誰でどうやって事件の全貌を暴いていくのかドキドキしながら読み進めた。
人物相関図が複雑でなかなか覚えられなかったけれど、面白かった。
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初めは田園小説と思わせてミステリ展開に。
ミステリてしては急展開に。
田園小説 放火犯 新興宗教
関連の無い三題噺としてまとめたかのよう。
ミステリとしては、意図的なミスリードがあり、
展開を予想するのは難しい。
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消防団の活躍が主な話と思っていたが、そこに放火、殺人事件などが発生して、 またそこにオームのような新興宗教まで絡んできた話で結構いろんなことが同時に進行している話であった。 ただなかなか進展があるようでない中で発覚する新事実が後少しでまとまるかと思っていたがしっかりまとめているところはさすが池井戸潤!
またドラマ化するんだろうな・・・ でもこのモデルの場所は岐阜の山奥だと思うけどどこなんだろうな・・・??
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東京から父の故郷で、山々に囲まれた八百万町ハヤブサ地区に移住してきたミステリー作家の三馬太郎。強引な勧誘に逆らえず地元の消防団に入るはめになり、その上、ひそかに進行していた連続放火事件に巻き込まれる。
一見、穏やかな山村を舞台に故郷回帰をテーマにした牧歌的な作品かと思いきや、複数の殺人事件も起きるなど、過激で緊迫感のある内容になっている。
途中から悪辣な新興宗教が関わる展開となるが、太郎を取り巻くハヤブサ地区の元からの住民と移住者が、それにどう関わっているのかが焦点となる。
信者の生活や命まで脅かす新興宗教、檀家が減り存続問題が発生している寺、後継者不足が問題視される消防団、景観や環境に与える影響を軽視したソーラーパネル設置など、現在の社会問題が組み込まれた作品でもある。
ただ、自分としては、タイトルに「消防団」を使うなら、消防報酬が団員に直接支払われていない問題や広域消防団への移行など、消防団のあり方に関するサジェスチョンももう少し取り入れて欲しかった。
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これは新しい池井戸潤さん!
最後の最後までどうなるかわからなかったのもあり、ハラハラドキドキでした。
なかなかに複雑なストーリーだったにも関わらず、テンポよく読むことができたのはさすが池井戸潤さん。
しばらく余韻に浸りたいです。
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消防団に入ってるので、とても興味深く読みました。
ただ、消防団の活躍がメインではなく、意外な方向に展開していきましたが、読み終わってなるほどと思いました。
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東京から父の郷里であるハヤブサ地区に移り住んだ、売れない作家の三馬太郎。
田舎でのんびり暮らすことを夢見ていた三馬だったが、早々に田舎あるあるの消防団入り。
周囲に押し切られて、消防団に入った三馬だったが、ハヤブサ地区では連続放火事件が起きていた。
過疎化した地区に忍び寄る太陽ソーラーの営業マン、信教宗教の関係者がハヤブサ地区に紛れ込んでいるとの噂があったり、三馬の周りは何かと騒がしい。
さらに殺人事件が2件加わり、最初はのどかな田舎の話だったのが、どんどんミステリー小説に変わっていくのは、さすが。
「半沢直樹」シリーズなどの勧善懲悪ではなく、どちらかと言うと「ようそこ、わが家へ」の雰囲気に近い。
ラストがスカッとしなかった分、個人的には他の作品よりは面白くなかったかなぁ。
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今どきな宗教系だがいかんせんリアリティが薄い。
あと、ただ複雑なストーリーをなぞってるだけで盛り上がり面白味には欠ける。
著者の別作品と比べると数段落ちるかなぁ
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史実の事件や出来事を結構そのまま設定として使う事の多い池井戸さん、今回はあの団体がモチーフでしょう。
あと江戸川乱歩賞受賞してる主人公は池井戸さん本人ですかね?
今回はどこまでが史実なんでしょうか?
今回は池井戸さんにつきものの「経済」はほとんど関係しません。
肝心の消防団も途中からだんだん無関係になってきてよく分からん方向に話が進んでいっちゃったような…。せめて最後もうちょっと活躍してほしかった。
ヒロインも身バレした都度、真実を告白したりしてなんか卑怯な感じが。
田舎のスローライフ感と自然豊かな景観がステキです。1年ぐらいそんな生活してみたい!