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安定の有川ひろさん。気付いたらぐっと引き寄せられている。
これまで数々の作品が映像化されてきて、撮影現場などもいくつも経験されてる有川さんだからこそ書くことができる映像制作の現場の話だとおもった。「倒れるときは前のめり」でも書かれてたと思うけど、「観る権利と観ない権利」本当にまさしくその通りで、やっぱり響いた。
どこまでがフィクションでどこまでがノンフィクション混じってるのかと考えながら読んでしまうくらいとてもリアル。
有川ファンならうなづいたり思わずクスッとしてしまいそうなネタも随所に散りばめられていてとても良かった。
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主人公やその仲間が、ピュアで真っ直ぐな感じがいい。仕事は大変そうだけど、こういう仲間がいればやりがいあるな。
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軽やかな文章で読みやすかった。ただ、ずっしり感が好きな私にとっては物足りなく感じた。主人公が現場を踏んでいくたびに、成長していく姿がすごくよかったと思う。
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初めての作品と思いきやそういえば「塩の街」を読んでました。沢山のメディア展開をされてる作者さんならではの作品なのかな、と思いました。とても読みやすいです。映像作品の裏側やロケハン、原作ありの実写化についてなど興味深く読めました。
蛇足ですが、冒頭の「社会保険番号発行」「前職バレる」でそういえば「雇用保険」も「社会保険」のカテゴリーだったなと思い出しました。良井に教えてあげたい。この場合は多分社会保険労務士が申請取り下げにするし、個人でハローワークに相談もできるし、なんなら確実に前職ばれるのは雇用保険取得じゃなくて年末調整のときだよ、って。それも給与支給ないから関係ないよって。
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3年半ぶりの有川さん。浩からひろになってた。
井伊ではなく良井良助くんのお仕事小説。最初はなかなかじれったいけど、とにかく走ることで、テレビドラマや映画の裏方さんの補助をする制作(製作ではない)になくてはならないスタッフになっていく。エンドロールで流れるたくさんの人たちの気持ちが伝わってくる。良い映画やドラマが「コケた」とか酷評されたときのスタッフの悲しさ、矢面に立つキャストの辛さが伝わり、切ない場面もあるが、殿浦イマジンの個性的な面々が素敵。
ハケンアニメの、数字だけではない勝利の場面を思い出した。
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久しぶりの有川ヒロ。ヒロになってから初めてかも。あぁ、こういうテイストだったたなぁと、良い意味でデジャブを感じながら、あっという間に読了。ただ、ずっと読めるけど、心に引っかかるものがあまりなく、娯楽として読みきってしまった感じでした。
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有川ひろ さんの作品は、とにかく「会話」が魅力的。映画やドラマの台詞みたい。この「イマジン?」いきいきとした言葉のやりとりが描かれています。 今回、先のことなどを想像しながら仕事するように良井良助くんが頑張るのですが、どんな仕事でもそうするのが大事だと思いました。
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有川さんの作品はやっぱりいいなぁ!
結構厚めの本でしたが、イッキに読み終えました!
映像業界を舞台とした物語で、縁の下の力持ち的な役割の制作会社で働けるようになった良井良介を中心にドラマや映画の現場で役者の皆さんが良い演技ができるように、監督の希望に沿うように イマジンをフル回転させて走り回る。
イマジンはまさに日常生活でも必要。
これをしたら、こう言ったらどうなるか?
やっぱり色んな事を想像しながら仕事をしたり、家庭の中で過ごしたり、必要な事だと思います。
良介と幸さんの今後も気になります。
書き漏らしてましたが、セクハラ、パワハラが無い世界が良いですよね!実際にあるんだろうけど、ハラスメントの無い世界になって欲しいです。
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流石の有川作品で読みやすさはピカイチ
有川作品の割には甘い恋愛描写は少なめであったが、その分制作の世界を知ることが出来た良い作品だった
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泥臭くて明るいお仕事物語。
有川先生の過去作もちょいちょい出てきて、あの作品こういうふうに作られてたんだなぁって勉強にもなった。
映像業界って大変そうだけど面白そう。イーくんと幸ちゃんのその後が見たいなぁ。
読みやすくて息抜きにピッタリな一冊。
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久しぶりの有川さんでした。
遠廻りをして希望の職業に漸くたどり着いた主人公が、映像業界で作品作りに関わる人々とのまじわりの中で少しづつ成長していく熱血お仕事ドラマ。
主人公を取り巻く仲間たちが個性的で皆良い。
好きなモノに打ち込める環境、自分の仕事に価値を見出せる環境を掴みとれる幸せ、今後の主人公の更なる成長に期待しつつ楽しく読了。
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やっぱり有川さんの本はおもしろい。
会話のテンポがすごい好き。
これ、空飛ぶ広報室やん!植物図鑑やん!と思いながら読めたのも楽しかった。
小説にも出てきた、実写化に対する、観る権利、観ない権利の話。
実際に有川先生がこの話をブログでされてるのをみたときにすごく救われた気持ちになったのを思い出した。
観たい人は観る、観たくない人は観ない。
そしてお互いを尊重する。
この言葉を胸にこれからもいろんな実写化を受け入れていこうと思う次第です。
イマジンメンバーのその後をまた読めたらいいなぁ。
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有川浩さんの本、読みやすい。
ほぼ一気読み。
映像制作の現場。
新人が頑張る、頑張る。
それぞれの章で、映像作品が違うが、通して読むと、
それぞれが少しずつ成長しており爽快感。
1章の「天翔る広報室」は、「空飛ぶ広報室」が題材なのかな?
有川浩ファンとしては、読んでいて面白かった!!
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自分の他の作品や登場人物を絡ませるのは
その作品を読んだ人にはご褒美のようなもの。
でも、ここまで全面にだされたら個人的にはドン引きてした。
製作陣に媚びてるな~、こんだけ自画自賛されると他の作品が軽く見えちゃうな~、とテンションダダ下がりでした。残念。
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お仕事小説
映像制作の仕事の裏側を知れて面白かった。
人との関わり方、そしてイマジンの大切さはどの場面でも言えることだろうなって思った。