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紙の本
典型的中華ファンタジー
2023/10/09 10:19
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
語り口が完全にラノベ調の典型的中華ファンタジーである。中国の漢または唐を思わせる時代背景であるが、ファンタジーなのでその点はあまり厳密ではない。ラノベ風ということも相まって、ヒロインを始め登場人物たちの造形がいかにもどこまで読んだような類型的造形なのがやや気になる。逆にそのせいで読みやすい。
紙の本
お仕事ものならマシだけど、恋愛モノとしてはちょっとね
2024/02/24 00:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
正式に宮廷巫女になり、お仕事することになったアルビノのまじない師珠華。
苦手意識を抱いた先輩に師事して鼻持ちならない貴族を守る仕事につくが、自身の考えと違う上の指示に従わないとならない宮仕えの立場に惑ってしまう。
そんな中指南役の見事な手腕に慢心を悟り、いっそう仕事に従事しようと思った矢先に陛下に告白されてしまう三巻目。
うーん、現状ヒーローに何一つ良いところが見つからず、まったくときめけない上、ヒロインもヒーローの顔に見惚れてばかりなので顔だけか……となって共感できない。
恋愛ものとして残念すぎると思う。
現状圧倒的に幼馴染の子軌のが良い男なのもあって、皇帝に傾いていく珠華についていけない気持ち。
それに、一巻目は後宮から出られなかったし、二巻目は遠出だったから仕方ないとして、今回は仕事上上手くいかない問題に直面したとき師匠に相談しても良かったのでは?
なぜ猩々に恨みを買ったのかの原因を突き詰めようとしないのも結構納得いかなかった。
なんというか、全体的に話の説得力に欠けてしまっていて、とても残念な話だし、ときめけないし、もうここで挫折するかも。
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