紙の本
遺産相続と絆
2023/12/27 20:21
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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
相続問題が引き金となって、会ったことの無かった相続人たちと共に過ごすことになった高校生。
血縁関係と言ってもなかなか複雑な関のうえ、強烈な個性の人々。
相続条件に難題山積。
とは言え相続手続きが済むまで同居が条件とあって、日を重ねるごとにいつしか絆が。
紙の本
温まる心
2022/12/11 08:55
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投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
心温まる作品です
電子書籍
相続って
2023/10/04 19:18
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
相続人の女子高生に、こんな条件課すか……と思ったけれど案外すんなり読み進められました。「殺した夫が帰ってきました」が衝撃的だったので、こちらも、と期待したら、借金苦のおば&女装のおじ等登場し、始まりがすごい割にはラストは……で。
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
亡くなっている母親。
腐った父親。
突然現れた親戚。
亡くなったと聞かされる祖母。
連れていかれる新潟。
集まった親族。
揉める相続会議。
相続のための条件は。
共に暮らすこと。
プロローグでこれからの物語の流れというのは
ほぼ分かる。
親だろうがどうしても馬の合わない場合もあるから、
「家族なんだから仲良く」という一般論はそんなに好きじゃないけれど。
ハッピーエンドの物語については素直によかった。
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10/11頃発売。
ゲラ頂きました。
「相続人はいっしょに暮らしてください」
桜井美奈 祥伝社文庫
「殺した夫が帰ってきました」がうちの店でものすごく売れる!ので、
ゲラを頂いたら、
いや、すごく面白かった。
うちの店って若者中心なのね。
「うちで売れるってことは、スピード重視でシンプルな感じの、超軽め作家さんなのかなー」
と、ちょっと高をくくっていたのですが(失礼…でも多いんだもん…)
読んだら
「えー、ポスト原田マハでもいいのでは〜」
(こういう比喩もちょっと失礼かなと思いつつ。)
くらいに、
物語とキャラクターの魅力を伝えるのが抜群に上手い、読みやすいけど心に残る作家さんでした。
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突然の相続話に巻き込まれた女子高生と、同じく集められた人達が。
相続の条件の共同生活。そこでの出来事に右往左往しながらも絆を深める物語。
集められた同居人は一癖も二癖もある面々で…。
様々な問題に直面し苦悩し反発しながらも絆を深めていく。
その中で相続側の祖母の想い。
序盤は少し心が痛む場面は多かったけど。
読了後は温かい気持ちになりました。
今後の彼女達が楽しみにさせてくれる。そんな作品でした。
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猫が好きで猫があまりにも可愛かった。
正直それだけで手に取った本でした。
まさかあの、殺した夫が。。。の作者の方とは
気づきませんでした。
その作品は読ませて頂き、とっても
面白くて印象に残っています。
その作者さんだと読む前に知って
急に興奮!笑
そしたらもう〜!面白い!
全てのキャラクターが憎ったらしいのに
愛くるしい。
続編が読みたいです!
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本屋さんで表紙に惹かれて思わず購入
「殺した夫が帰ってきました」の作家さんの作品だった
母と死別
父はお金にだらしがなく居場所も分からない
高校生の佳恵は1人暮らし
佳恵の前に母の代わりに祖母の遺産相続する話が舞い込む
相続は猫と現金
相続の条件は他の相続人と暮らすこと
借金まみれの義理の伯母の利紗子
女装姿の叔父の幸太郎
祖母のハトコの環
訳あり4人と1匹の相続に奮闘する疑似家族ドラマ
祖母がなぜその物を相続人に残したのか
理由が明らかになった時に
祖母の本当の思いや愛が私達読者にも伝わる
この登場人物達は不器用
だからこそ人間らしい
虚勢を張っているけれど本当は寂しがりや
でも愛をたくさん求めている人達
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突然遺産相続人になった佳恵。遺産金の他に
リネンというネコが遺産だったり、他のひと癖ふた癖ある同じ遺産相続人達と手続き完了するまで同居するのが条件だったり…。しかし戻れば佳恵のバイト代迄食い物にする父親が待ってる…。
冒頭から同居人の利沙子の我儘にイライラうんざりしたり、父親にムカムカしたりだったがスルスル引き込まれて人生流されるがままで暮らしてきた佳恵が、他の同居人たちが…厳格な祖母の本当の遺言が明かされる時温かな気持ちに包まれて読了。。
頬緩ませて閉じました。
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つい最近、『殺した夫が帰ってきました』を読んだばかり。全然違う。こちらは温かい。色々事情のある人々が集まってきているが、最後には“家族”を考えさせてくれる。婚姻届けを出せば、家族にはなれる。血は繋がっていなくとも、遠い親戚でも一緒に住めば家族と呼んでいいのではないか。遺産相続、働かずに舞い込むお金はどう扱えばいいのか、しっかり考えた上で受け取らなくては。
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どうしようもない父親をもつ女子高生が遺産相続に巻き込まれ、癖のある擬似家族と暮らすことになる話。
いろんな意味で出てくる人たちにイラッとさせられますが、最終的に家族よりも家族にまとまって、強く生きられるようになってよかったです。
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遺産相続したいなあ。そういう当てはないけど。
いろんなこと想像しながら読み進められた。
秘密を抱えた遺言執行人のおばさん。男依存症のおばさん。人としてどうかしてる父親をもち、自分の意思を諦めた高校生。親との確執に縛られたおじさん。それと愛想のない猫。
個性豊かな四人と一匹の同居生活がさまざまな困難を経て人を優しくしていく。
これ、ドラマか映画にしたら面白そう!おばさんとおじさんのやりとりがコミカルで笑えそう。