紙の本
日本と中国は逆になった
2022/11/08 11:57
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「九九六」、中国の大手IT企業「58同城」の就業規則が問題になったときに問題になった言葉だ。「朝9時から夜9時まで働いて、週6日勤務」、だから996。著者は昔、中国人に「日本人は働きすぎだ」と呆れられたいうが、いまは逆、「日本は社会主義国みたいだ、会社でゆったりと時間が流れていく」といわれるらしい
電子書籍
現代中国を分かりすく解説
2022/11/02 08:36
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投稿者:にらい - この投稿者のレビュー一覧を見る
共産党以降の政府の意思決定や中国人の思考や行動の背景が端的に解説されており、非常に勉強になった。中国に住んでいるが紹介されたそれぞれの言葉は聞いたことのないものもあり、筆者界隈でしか使われていないものもあるかもしれないが。
紙の本
ほんとに不思議です
2022/10/22 10:30
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投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国の経済や社会は急速に発展しています。政治は、独裁を強めていて、その間の亀裂も大きくなっています。そのことで、いろいろ面白い現象が出てきています。その紹介が本書です。ほんと、なんでそうなるか、ふしぎです。
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RPCは嫌いなんだが、残念ながら、庶民の卑屈な文化は結構面白い。漢字の使い方とか、さすがだなあ、と思う。
近藤先生は、そんなRPCの最近の流行り言葉をキーに、世相を切ってくれた。面白い本だった。
とにかく、日本も大概だが、この文化の下に生まれなくて、本当に良かった。
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「潤学」(rùnxué ルンシュエ) 海外にrun逃げて潤う
「共同富裕」調高拡中増低 高収入の社会還元
崇拝する毛沢東の スターリンをまねた政策
翡翠の流行=非習、習が卒する
「動態清零」ゼロコロナ政策
EV=新能源車 →新能源人=毎日PCR検査
「掃黄打非」腐敗一掃と非合法に打撃を
皇帝≒黄土の帝→黄色崇拝
共産党=紅=血の色=革命と正義の色 黄色=腐敗、エロ
「直播帯貨」ライブ販売
隙間を見つけたら迷わず入って行け・・中国ビジネス鉄則
日本の10倍以上の市場
黄薇 タオバオ網絡主播(ネット司会者)2020年双十一で6億元売上も脱税処罰
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动态清零(ゼロコロナ政策)
封城(ロックダウン)
ひらがな、カタカナがない中国。うまいこと名付ける。
日本語と同じで新しい言葉が次々出てくる。消えるものもあるが。
らしいなと思ったのがネットが普及してアルファベットを使う。
yyds=永远的神(素晴らしい)
xswl=笑死我了(爆笑!)
nsdd=你说的对(あなたの言うことが正しい)
など。もはや暗号。
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2022年発行
タイトルだけで見たら中国について一つ違う視点で学べるかと思ったが、新しい単語の解説集でした。
中国の新語、流行語、隠語33単語紹介。
1単語あたり6pで解説している。
(新単語例)
社恐、共同富裕、動態清零、九九六、凡学、など
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図書館で借りた。
この令和時代の中国を、中国国内の流行り言葉から解説した本。構成自体は昔のイミダスや現代用語の基礎知識を連想させるつくりと感じた。
流行り言葉がたくさん出てくるが、大きく分けて「最近の中国人を表す言葉」「習近平体制にまつわる言葉」「ビジネスなどその他の言葉」といった感じで分けられる。
その内、最近の中国人を表す言葉は、「中国人も人間なんだなぁ。一緒だな」と感じることも多く、楽しく読ませてもらった。
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報道などで中国に触れる時は「共産党」や「習近平」が主語になりがちで、一党独裁国家、或いは民主主義とは程遠い国家としての中国として認識しがちだが、この本は市井の人々から生まれた言葉から中国を語るため、グッと距離感が縮まり身近な隣国として結局似た者同士だよなぁとすら思うほどに共感を持って読むことができた。とりわけ“躺平”や“45度人生”などの言葉は強烈に印象に残る。
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軽い気持ちで読み始めたが、とにかく中国の今がわかるエピソードを皮肉や笑いを込めた描写がとてもおもしろかった。