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みんなのレビュー57件

みんなの評価4.0

評価内訳

57 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

人生の次のステージへ

2009/11/29 23:53

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:marekuro - この投稿者のレビュー一覧を見る

魔女の宅急便の5巻です。

本作においてもキキは鬱積した日々を送ります。
原因はやっぱり、トンボさん。

もうすっかり遠距離恋愛の恋人同士です。
ですが、トンボさんはファーブル博士のごとく

虫の研究ばかりしています。そんなトンボさんを見て
ジジが猫式恋愛術をボヤきます。
    「猫式というのはね、できるだけそばにいく。姿をあらわす。それにつきる‥」
    (p44)
だそうです。

映画ではかなり内容を端折って
後半で白猫と家庭を築いていたジジですが
原作では未だ、キキと暮らしています。

原作とはいえ、よもやジジが本作中で恋愛指南するとは
思いませんでした。長年、愛読してきただけに、びっくりです。


そんな中キキの暮らしているコリコの街に
新米魔女がやってきます。
その魔女は、空を飛ぶことも出来なければ

キキと同じく魔法をたくさん使えるわけでも
ありません。

コリコの街で、おいしくないスープを作って
魔女修行中です。※魔女スープというそうです。

映画では新米魔女だったキキが
本作においては新米魔女に色々とアドバイスをします。

そして、本来は1つの町に魔女は1人というのが
魔女の伝統だそうですが、キキはそれに対して

時代が変わったのだし、あまり固く考えなくても
いいのではないかと柔軟な考えを示します。

というのも、自分自身が初めてコリコの街を訪れた時
(映画でも表現されていますが)とても心細い思いをし
でも、たくさんの人達との出会いによって今日まで
頑張れた。その自分を支えてくれた人達のように
自分も新米魔女(ライちゃん)を支えてあげたいと
感じたからのようです。

何か心境としてはわからないでもないような気がします。

ジジは恋をして猫の思想を語りだします。本作においては
ジジの変わりっぷりに驚かされることが多いです。
そんなジジに影響を与えているのが、白猫のヌヌちゃんで
その飼い主のサヤオさんとう芸術家がキキの前に現れますが‥

そして、本作においては映画の後半部分のように
キキは飛べなくなります。映画のようにモップを使用して
飛ぶことはしませんが、ジジともうまく会話が出来なくなります。

父のオキノさんに、本作のサブタイトルにもなる『魔法のとまり木』
について、教えてもらいます。

この場合の『魔法のとまり木』というのは、魔法の力を軽くみたり
自分の持ち物のように扱われたり、見せびらかされたり、また魔法
自身がなんとなく疲れてしまったときに、嫌気がさす状態なのだそうです。

本シリーズでは空を飛ぶことや猫と話すこと以外に不思議な事全般を
魔法と呼んでいます。例えば人と人の出会いも魔法だと表現されます。
それは各巻で必ず、出てくるテーマでもあります。
そういった事を軽々しく見てはいけないという、本シリーズを通して
主張されるメッセージのひとつです。
ともすれば、強情になりがちなキキですが、魔法のとまり木は
人と自然に付き合うことを教えてくれるエピソードでもあります。

本作のラストで
トンボさんは学校を卒業して2年間の間、コリコの隣町で中学校の
教員助手をすることになります。
そして、2年後結婚する。というところで本作が終わります。

なんだかここに来てストーリーが映画と交差するような
場面も見られつつ、続きが気になるところで終わりました。

3作目4作目ほど、キキが内省的ではなく、人生の次のステージに
移る際の緊張感のようなものが、程よく伝わってきて
新鮮です。1作目2作目のような安心感をもって読める第5作目でした。


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紙の本

娘へのプレゼント

2017/09/09 20:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぐりとぐら - この投稿者のレビュー一覧を見る

娘への誕生日プレゼントに購入。
このシリーズは、大人が読んでもワクワクします!

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2007/06/09 21:16

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2007/07/06 21:46

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2007/07/16 17:28

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2007/11/03 16:03

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2008/01/03 01:59

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2008/04/27 20:25

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2008/06/12 23:09

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2008/06/23 16:26

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2008/08/14 11:48

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2009/08/18 13:31

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2009/10/17 10:46

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2009/10/22 03:11

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2009/11/27 13:24

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