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今年、1番良かった本と言っても過言でない作品。
女性として生きるにはどうすれば良いのか。どうすれば異性/同性に振り回されずに生きていくことが出来るかを作品を通して教えていただいた。
映画化されるようなので上映されたら鑑賞したい。
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『侍女の物語』をよりファンタジーで女の子に向けにしたようなストーリーなのに、起こっているのはどうしようもない現実で、色々と考えさせられた。絶滅してもおかしくないくらいだよ、16歳……
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この本は身近ではないからこそ、イメージのしづらい部分は多々あった。しかし、男女等の性別に関わらず誰かに都合の良い世の中って沢山ありふれてるよな。
そんなことを考えさせられる作品です。
※面白い!!と言って進めることはしないけど、考えさせられる部分はあるよ〜と言った感じですね。
縛られた環境の中で自身が持っている術を使い、上手に生きようとするが自分の気持ちや考えを理解してくれる人はごく僅か、理解してくれた人でさえ多数に靡いていく。
そんな環境の中でもう死んでしまった方が楽なのかなと諦めかけるが、敵だと思って居た人に助けられ、仲間だと思って居た人は自分に危害を加えようとする。
そんな恐怖が隣り合わせの環境での1年間を生き抜く少女の話。
常にこの世の中は誰かの都合の良いように作られていて、その自分達は搾取されている側の人間。
その状況を変えるためには自身が動き、身を犠牲にしてでも変えようと努力しなければ変えられない。
それでも変えられないのかもしれない。
現状に変革を起こすためにはそれらを覚悟して、能動的に動く必要があるのだな。と主人公の少女を見て感じました。
結局、大きな世界観の難しく考えさせられる話だな。
という感じです。