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チャッター(頭の中のひとりごと)によりネガティブ思考の悪循環に陥るか、明晰で建設的な思考ができるか、自分自身との会話をコントロールする手法を紹介しています。ポイントは「距離」を置くこと。自分の状況を精査し、客観的に観察してみる、一般化してみる、視点を変えてみることを実生活に取り入れていきたいと思います。なお、文章が冗長で回りくどく長いため、翻訳本であることを考慮しても非常に読みにくかったのが残念でした。
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tosihisa は,ひとたび(色々な)考えがグルグルし始めると,とめどなく続いてしまうので,もしコントールが出来るならと思って一通り読了.
内容としては,これまで(科学的裏付けは無いものの)有用と考えられてきた事が,研究結果としても有用と言う内容で,個人的には参考になりました.
いくつか実践しながら,「頭の中のひとりごと」をコントロールできればと思います.
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評価3.5
色々しょうもないことを考えてしまう時は、自分と距離をとる。
1人称でない視点から会話してみる。
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頭の中のひとりごとのコントロールという言葉に惹かれて手に取ったが、専門用語が多く私には難しい内容だった。実生活に生かせる自信はないが、ふとした時に考えの糧になればいいなと思う。
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頭の中の内なる声について。科学的なエビデンスはあるのだけどなんとなく自己啓発本プラスアルファという印象。タイトルを見た時に想像したほどには新しいことは書いてなかった。
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頭のなかにネガティブな言葉が渦巻いたとき、それの鎮め方を教えてくれます。
自分の名前で呼び掛けたり、大自然に出かけたり、いろんな方法があるようです。
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瞑想がはかどらない人向け?
思考を止めていくことについて書かれた大作。ただ、巻末の26の方法を見ると、(期待はしていないものの)ハウツー本的な訴求力はなく、その根拠は洋書特有の重厚長大リサーチ随筆になっていてつかみ所が見えにくい。故にお買い得感がいまいち得られない。この本の要約版みたいなのが出ると、そのことが顕著になる気がした。
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編集中
本書は自分の頭の中の言葉、その言葉の影響による感情による影響をどうしていけば良いかが書かれた本だと感じた。
距離をとる、
自分に話しかける、
人間関係を活用したり向上させたりする、
環境の恩恵を受ける、
プラセボ、儀式を利用する
といった内容の話があり、
私の感覚としては、自己コミュニケーションの取り方、セルフコンパッション、プラセボや自然の影響について語った本だなぁと感じました。
他の著書でも同様の記載をよく見るので、際立って何かを学べたわけではないが、反芻思考などに苦しんでいる方は一度読んでみると、人生が楽になるだろうなぁと私は思いました。
自分の記憶を振り返るために巻末のツールのメモを書いておきます。
▪️ツールメモ
自分だけで実践できるツール
1.距離を置いた自己対話を活用しよう
2.友人に助言していると想像しよう
3.視野を広げよう
4.経験を試練として捉え直そう
5.チャッターによる身体反応を解釈し直そう
6.経験を一般化しよう
7.心のタイムトラブルをしよう
8.視点を変えよう
9.思ったままを書いてみよう
10.中立的第三者の視点を取り入れよう
11.お守りを握りしめる、あるいは迷信を信じよう
12.儀式を行おう
他者に関わるツール
チャッターに関する支援を与えるためのツール
1.感情・認知面のニーズに応えよう
2.目に見えない形で支援しよう
3.子供にはスーパーヒーローになりきってみようと言おう
4.愛を込めて(敬意も忘れずに)触れよう
5.他の誰かのプラセボになろう
チャッターに関する支援を受けるためのツール
1.顧問団をつくろう
2.体の触れ合いを自分から求めよう
3.愛する人の写真を眺めよう
4.儀式を誰かと一緒に行おう
5.ソーシャルメディアの受動的使用を最小限にしよう
6.ソーシャルメディアを利用して支援を得よう
環境に関わるツール
1.環境に秩序を作り出そう
2.緑地をもっと活用しよう
3.畏怖を誘う経験を求めよう
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ビジネス書?と思いましたが、違いました。もっと幅広く全ての人に寄り添う内容。
たしかに、頭の中でしゃべってるんですよね。
その内容がネガティブで、それに頭を支配されてしまう時がある。自分の中でヒートアップしてしまって、より相手にイライラしてしまったり。
本書を読んで1週間経ちますが、「あ、チャッターきてるよ。あなた。」と自分に呼びかけ、冷静になれるようになった気がします。
頭の中だけでまだ起こっていないことを予想し、落ち込んだり怒ったりする、ということをしないよう、心がけられるようになりました。
相手に対しても、共感するだけでは、相手が嫌な感情をトレースしてしまうだけ、ということも覚えておきたい。
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たぶん3時間ほどかけてゆっくり読んだと思います。
日本語訳に多少クセがあり、慣れるまでは内容理解になかなか時間がかかります。でもそれが逆に、ゆっくり内容を咀嚼していくのに役立ったかもしれません。
自分の頭の中で言葉が駆け巡ることが時々ありますが、あれってチャッターっていう名前がついてるんですね。確かに、他人からネガティブな評価を受けたり、不安な気持ちになったりしたときほど、言葉が巡るしよりネガティブになっていった気がします。
チャッターが動いたりそのきっかけとなる出来事を脳の働きに絡めて説明したり、具体的にどう制御していくのか書いてあったりと、終始興味深く読むことができました。
3つの気づき
・人の気分は、何をしたかではなく、何を考えたかによって決まる
・時間的距離を置く、第三者視点で物事を考える
・ネガティブなことを共有したり聞き出そうとしても、話し手にとって追体験にしかならず、ネガティブが増殖する
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日本語訳がとにかく読みづらくて読むのに少し苦労しました。265ページから読めば十分足りるような気がしました。チャッターと言う言い方をしていますが、つまり、内省する時の問いの工夫のような気がして、結局はセルフコーチングの説明だったように思います。
役に立ったのは自分をコーチするときに、私ではなく、あなた言う言い方にして、自分に問いかける。そのことによって自分と問題の距離を保つことができるというところだと思います。また、短期間で物事を見がちですが、半年1年10年と言うスパンを変えて自分に問いかけると言うことも必要だなと思いました。
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p265から、チャッターを制御するための26のツールにて要約されている。
チャッターと向き合うにあたって、俯瞰的に物事を捉え自分の名前で、自己対話をする。これは、全ての人に当てはまる事象。
何かにぶち当たることがあるならば、再読するのもいいと思う。
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エッセイのような形で読みやすいが、主題の解答を導き出すのが読み込まなくては難しい
時間をかけて読む必要あり
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チャッターというのは、頭の中で響く自分の言葉。確かにここぞという時に、自分を引き留めたり、緊張させたりして、足を引っ張られることが多い。
このチャッターが何故、引き起こされるのか、どう対処することによって有効に利用できるようになるかが、最新の研究をもとに説明される。
時間がない場合は、最後の26の対処法だけでも参考になるのでは?
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深く考えることが推奨されがちですが、ただ悶々と考えていても物事は好転しない。この本では苦痛を感じているときに内省を実行しても有害無益であると言っています。
ではどうしたらいいかというと、【より有効に話しかける】こと。
その一つは一人称の「私」の代わりに二人称の「あなた」や三人称の「彼」「彼女」を使うことで、感情的な距離をとると良いとのこと。なるほど!ちょっとこれはすぐ実行できそうなので、緊張した時や切羽詰まった時、モヤモヤした時に取り入れてみたいです。
他には身体的接触、自然の景観に触れる、儀式的行為もネガティブな内なる対話を好転させる手助けになるそう。
巻末の26のツールも悩んだ時に読み返したいです。