紙の本
ドラマを見て読みました
2022/11/25 14:48
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
当たり前かもしれませんが、ドラマとは大分設定が違いますね。
やっぱりコメディっぽく、ドラマチックにするために変える必要があるのでしょう。逆に、あれだけ設定を変えたのにうまく作ったなとおもいます。
原作では、主人公は上品な奥さんに見えるとの記述だったので、
松坂慶子さんを思い浮かべながら読み進める事が出来ました。
読みやすい文章です。
真面目に生きてきた桐子さんが報われる結末で良かった。(ドラマだとちょっとファンタジーがかっていたので原作の結末が気になっていました)
現実は、真面目に生きててもこう上手くいかないとも思いますが、これはフィクションなのでこの終わりかたで良かったと思います。
子どもや家族がいても独身でも、自分で自分の面倒が見られなくなった時どうしたらいいのか。正解はないでしょうが、ちょっと考えてしまいますね。
電子書籍
二回目
2023/01/23 18:41
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本が、別のトコロから出ているのを、かつて、読んでいて、その後松坂慶子のTV見て、こちらを読みました。同じものなのに、TV見てからは、違う感想……。やはり、松坂慶子さんは演技がうまいなぁ~でした。
紙の本
生きづらい世の中・・・
2023/01/12 17:23
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投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ごく普通に至誠で生活しながらも、いろいろな事情や経緯があって、天涯孤独で、年金も僅かで経済的にも厳しいのが主人公の一橋桐子。老後の頼みとしてすがるのが、ムショ暮らしとは。ただ、実際にはムショ暮らしを望む高齢者も少なくないのだとか。
SNSでは国の政策はあまりにも高齢者ファーストだとか、高齢者を支える年金負担への怨嗟の声が溢れています。そういう面があることは否定できないのですが、若い世代が批判するほど、高齢者の生活も保障されていないのでは?つましく善良に生きてきた桐子がムショ暮らしこそが唯一の道と思ってしまうことから、いろいろ考えてしまいます。
こうは書いてみたものの、本書は高齢者の嘆きばかりの重い話ではなく、現在のリアルを垣間見ながらも、懸命に生きる人たちの奮闘ぶりに惹かれます。はたして桐子は無事に〔?〕ムショ入りを果たすのか、それとも別の道へ導く誰かが現れるのか。後者であってほしいと思いつつ読み進めました。
紙の本
考えそう
2022/12/16 17:40
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投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても浅い考えですが、なんとなくその気持ち、わかります。
とにかく生きていくために住む所と食べる事は必要ですものね。
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【自分一人で、自分の始末くらいつける。】『でもね、生きていかなくちゃならないのよ。この命がつきるまではね。』一橋桐子、76歳。他人に迷惑をかけられないからと、《本気で犯罪》を考える。《犯罪》を実行しようとする中で出逢った雪菜ちゃんと桐子さんに生まれた世代を越えての友情が嬉しかった。誰かが一緒に考えてくれるだけで一歩、前を向くことができる。本気で動き出した桐子さんが出逢う人たちとの絆に救われた。そして、生きることを、考えた。
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76歳の桐子は結婚をせず仲良しのトモと2人で暮らしていた。突然トモがなくなり、孤独と将来に絶望して刑務所に長く入れる犯罪について考え始める。
健康でお料理上手、根っからの良い人桐子さんが真剣に詐欺、誘拐、殺人を考える姿が微笑ましく可愛らしい。暖かい気持ちになれる一冊。
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老後の不安を解消するために刑務所に入ることを選んだ、76歳、一人暮らし、パート勤務の桐子さんの日常の話。
所々、笑いも散りばめられていて、とても読みやすかったです。
でも、老後の問題でいずれは自分も通る道。他人事ではないな、と思いました。
では、どうすれば不安は解消されるのか?
正直なところ分かりません。
今、出来ることを精一杯やって、将来、明るい方へ進めると良いな~と思いました。
コミカルで楽しく読めたけれど、色々と考えさせられました。
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以前から読みたいと思っていた本。
ニュースで、刑務所に入りたがる高齢者が増えていると聞いたことがある。もしも高齢、独身で同居していた親友が亡くなり、そのあと詐欺にあったりしたら、これからどうしようと思うだろう。一橋桐子はなんとか刑務所に入ろうとするが、結局は人に助けられて生きていく道筋をつけられた。自分の話を聞いてもらいたい人は多いと思う。人の話を聞いてあげたり、ちょっとした優しい気持ちをもっていると誰かが助けてくれるかもしれない。まだそんな世の中であってほしいとも思った。
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高齢化社会の日本。突飛なアイデアとも言えず。高齢になったとき、たとえば頼れる身内もいない。仕事もない。蓄えもないとなった時に、日々の家賃、病気代様々なことを高齢者が1人では、本当に大変だと思う。自分に置き換えた時刑務所に入れば生活が楽になると桐子のような考えに至らないようにしますと言い切れないのが今の日本、これからの社会問題な気がします。面白く描いているけど大事な社会問題だなぁと拝読しました!健康なうちに仕事頑張ろう。
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面白い。
ドラマにもなりましたが、やっぱり原作のほうが面白かったですよ。
いろんな犯罪を考えたりとユニークな話ですが、ホントに老後が心配ですよね。
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人生百年時代、考えさせられるものがあった。
考え方が同じであったりまた共感できるところが多々あった。
「今、何もなくなったわけじゃない。何ももっていなかったことに気づいていなかっただけなのだ。」
「罪を犯すということの本当の意味を知ったような気がした。それは自分の信用をすべてゼロにすることなのだ。」
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202208/ほんとひとごとじゃないし現実はこの物語のように都合よく救いの手はないわけで…。結局、健康・お金・人付き合いが大事。
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桐子さんがとても良い人で絶対犯罪者になれるとはどう考えても思えないけど本人が真剣に犯罪者になろうとする姿が愛らしかったです。
桐子さんのその後が気になる作品でした。
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孤独な高齢者が
人に迷惑をかけないで暮らす方法を考える
なんだか身につまされる話。
調査員の律子さん、
もう少し登場して欲しかったし
久遠氏は、もしかしたら〇〇かも、と
初めから、におっちゃったけど
提起されている問題は重いのに
軽妙に愉快に読ませてくれる。
親、夫、妻、兄弟、友人 etc
長生きすればするほど
大切な人たちとの別れを経験し
出来ないことが増えていく老いた自分を
不安に思う。
生まれるときも死ぬときも
人はひとりだ。
そして、生まれるところも
死に方も自分では選べない。
そう考えると
若くて健康だった今までを
どうやって過ごすか
どうやって過ごしてきたか、が
大事なのでは、と思えてくる。
周りの人達との関係性を
どんなふうに考え築いてきたか。
ああ、そうか
今までの自分の生き様が
年老いた自分に
返ってくるということか、、
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自分の将来をみせられているような。
身につまされるような気持ちも抱えながらも、桐子さんがどうなってしまうのかハラハラ・ドキドキしながら読みました。
桐子さん自身、犯罪からはほど遠く、丁寧な暮らしをされてるのに。
最後は大団円で軽く読めて面白かったです。
とりあえず身体が丈夫なことが1番だなと思いました。