中学入試超良問で学ぶニッポンの課題 みんなのレビュー
- おおたとしまさ 編著, 蟹江憲史 監修, 山本祐 監修
- 税込価格:946円(8pt)
- 出版社:中央公論新社
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紙の本
『中学入試 超良問で学ぶニッポンの課題』
2023/08/15 19:12
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「最初の授業」とも「学校からのラブレター」ともいわれる中学入試問題
2022年の入試に出題された実際の社会科の問題を取り上げて解説する
ただし、中学入試の解法テクニックの参考書ではない
〈本書は、中学入試の社会科の問題を入口にして、現在の日本社会が抱える課題について考えようという大人向けの本です。〉──「はじめに」より
問題に取り上げられたテーマは外国人労働者、水俣病、教育格差、ジェンダー、原発事故、児童労働など現在進行形の時事問題
たとえば……
・下線部サについて。日本に働きに来た外国人とその家族の人権を守るためには、どのような政策や活動が必要だと考えられますか。君が考える政策や活動の内容とそれが必要である理由を、80〜100字で説明しなさい。
・波線部について、なぜ水俣病は「今も終わってはいない」のでしょうか。問題文を参考にして、それに対する自分の考えとあわせて述べなさい。
・二重下線部Yについて、なぜ日本は諸外国と比べて[男女格差解消の]取り組みが遅く、成果も乏しいと評価できますか。グラフ3を参考にして説明しなさい。
出題内容から見えてくる学校の問題意識は大人たちにも向けられており、読み物としても興味深い
《12歳に解かせるだけではもったいない》──帯のコピー
著者は気鋭の教育ジャーナリスト
監修・解説として中学入試社会科時事問題の専門家とSDGsの専門家が名を連ねており、巻末にはSDGsの全文が掲載されている
〈彼ら[中学入試にチャレンジする子どもたち]が大人になったときに取り組む社会課題が、少しでも解き易いものになっているようにするのが、現在の大人たちの責任です。〉──「おわりに」より
ちなみに、掲載されているのは麻布、田園調布、武蔵、頌栄、浅野、鴎友、駒場東邦、東京純心、市川、開成の10校
紙の本
小6生にこんな出題をするとは!驚きました。
2023/01/30 15:59
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
当書では、首都圏中学の社会の入試で実際に出題された問題が、計9校、9問分掲載されています。
問題内容、文章量、論述式の出題…。小学6年生に、こんなにハイレベルな内容の出題をするとは…。驚きました。
中学入試が、単に知識の詰め込みだけで対応できるほど生やさしいものではないことに、中学入試未経験の私は気付かされました。恐れ入りました。
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