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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
小間物屋丸藤に里久が戻ってきた。里久は小さいころ病弱で品川に住む叔母に預けれていて、叔母が亡くなったと同時に戻ってきたのであった。品川で生活していたときとは全く違う生活スタイルに里久は思い悩むが・・・・・。
予想以上に良かったですね。里久と桃の姉妹関係がどのようになるか、実母の須万との関係も気になるところですね。彦爺、長吉もいいキャラクターなので次作が楽しみです。
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江戸日本橋で小間物屋を商う大店「丸藤」。その家に姉娘里久が、戻って来た。幼い頃身体が弱かったことから、品川の叔母の家に預けられていたのだ。だが自然の中でのびのびと育った里久は、大店のお嬢さんとしての暮らしは慣れなくて、窮屈なものだった。受け入れる家族である父母も妹娘の桃も野良育ちのような里久に戸惑うばかり。だが、明るく人なつこい里久が、店や周りの人達を少しずつ変えていき、里久自身も変わっていく。
読むに従って、里久の明るさ、逞しさに好感が持てる。もちろん、母や桃の戸惑いも分かるけど。始めはよそよそしかった姉妹がだんだんと仲良くなって、それぞれの恋模様もあり、読み応えもある。続編があったら読みたい作品。
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友人の薦めで購入。
『日本橋老舗小間物商の看板姉妹の物語。』と帯にある通り、育ちと見かけは正反対だが、それぞれの長所を活かして店を盛りたてようと 工夫を凝らし、店の売上だけでなく 商品を手にとる客の『気持ち』にも寄り添っていくあたり、商いの基本をみるようである。
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202010/面白そうだったので出てた3作まとめて購入。読んでよかった。生い立ちもあってか里久は年齢のわりに考えが幼いというか、他の人の立場や心情とかを思うと里久のそのまっすぐさにはちょっとイラっとくるとこもあったけどそこもまた魅力のひとつでもある。桃もけなげでかわいい。丸藤の主人達と奉公人達との関係も良く、この世界の住人になりたい今後も楽しみなシリーズ。
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大店の小間物商の娘
病弱ゆえに網元に嫁いだ(品川だ)叔母に預けたらすっかり
今でいうところの陽キャに
日本橋の老舗に暖かい風が
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なるほどね.
やっぱりお店をするのにはアイディアは大事よね…ふむふむ
7章8章が…ちょっとなんか…
続きが気になる
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幼いころから病弱で品川で暮らしていた姉の里久が、年頃を迎え、家族のもとに戻ってきた。
育ってきた漁師町とは全然違う暮らしに戸惑いながら、成長していく物語。
里久を迎える家族や店の人々とのつながりも良い。
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高田郁さん好きならこっちも読んでみてよ!っておすすめしていただいた本。
まっすぐなまっすぐな里久に、みんなが心を開いていく姿が印象的です。