半ばでクライマックス
2023/06/10 13:42
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか感想が書きにくい話なのですが、所々意味がよく分からないところもありつつも、まあまあ楽しめました。ようやく序盤から中盤になり、登場人物の立ち位置もはっきりし始めて、話の展開も面白くなってきました。もうクライマックスが訪れた感のある終わり方でしたが、まだ物語は半分が終わったところ。まだまだ楽しみです!
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ほとんど一気読みでした。いろいろ出てきたし3巻で終わっても良さそうだけど…まだ解明はされない感じか。
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面白くなってきた。
灯子と煌四が出逢い、物語が廻り始めて、光明が見えてくるかと思いきや寧ろ苦難。
緋名子は体調が悪くなっていくか、回復するのか、と思っていたら思わぬことが裏で起こっていた。
煌四の先生もただ出てきただけでなさそうなことは明らかだし、この後の展開が読めずハラハラする。誰が火狩の王なのか、その先には何が待っているのか、まだまだ先が楽しみである。
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一冊目では完全にバラバラだった灯子と煌四の物語が交差して新たな流れが生まれるが、まだ多くの点は暗く闇に包まれたまま。そこがこれからどう展開していくのかに期待が高まる。
☆4.3
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やっと出会った灯子と煌四
またもや全員ズタボロだし
緋名子までもが参戦とは!
唯一ほっこりするのは
火穂と昭三のカップル誕生
「ひがり」じゃなくて「ひかり」だって気づいた。
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灯子と煌四の出会いはもう少し先になるのかなと思っていたら、予想よりさくっと邂逅して驚いた。
驚いたと言えば、緋名子の件。
まさかそんなことになろうとは!
主人公たち周辺の人たちに本当に容赦のない世界である。
しかも解説にもあった通り、絶対的に強い人もいない。
主人公サイドにも、この人に任せておけば安心という人物がいない。
神族にも果たしてそんな強キャラがいるのかどうか。
ただそれぞれの人物たちが、それぞれの思惑で、意志で、この終わりそうな世界を生き抜こうとしている。
それが、他の人や神族から見て許容できるのかできないのかはさておき。
そんな中「この世界がいかにあるのか、ただそれだけを知ろうと、強く思っている」主人公二人は灯台であり煌めきであるように思えた。
読者としてもただ知りたい。
この一度終末を迎えた、その先にあるこの世界の本当の姿を。
そして、二人が辿り着くその先を。
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ついに首都に到着した灯子が
まずは綺羅と出会い、煌四と出会う。
この微妙なすれ違いにドキドキしたわ。
妹の緋名子が治療と称して
何らかの実験台にされてたっぽいことを
知った煌四の心情を思うと(/ _ ; )
そもそも緋名子を守るために
熾火家を頼ったのに。
他にも〈蜘蛛〉の子なのに
群れから捨てられた少年・クンや
兄を神族に殺された〈火狩り〉明楽など
魅力的なキャラが増えてきました。
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サクサク展開が進んでいくので良い。
救われない展開続きで重くて読んでてしんどい……
でも続きが気になる……
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灯子の様子に、『十二国記』の最初の頃の陽子を思い出す。
ようやく動き出した感じ。
あぁ、でも、たった11歳なんだった…。過酷すぎる。
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燠火家で、雷火を扱う方法を研究する煌四だが、燠火家が雇う火狩り達が蜘蛛を拷問にかける所を見て、燠火家に疑問をもちはじめる。
普通じゃない家族。お互いにさまざまな事を隠している。そして、緋名子までもが変質してしまう。
一方灯子はかなたを煌四に返し、寂しく思うなか、姫神に嘆願書を書いて持っていく明楽を追いかけ、再び神族と炎魔に襲われる。
…人物が読みにくいし、話が複雑で、伏線ばかりでちょっとしんどい…
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灯子と煌四が出会う巻。
とにかく作中の表現と展開が綺麗で残酷で良い。
次巻は戦闘が多くなるのかなと思うので楽しみ。
瀧井朝世さんの解説が良かったのでぜひ読んでほしい。
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ひりひりする
ただ、生きる
ただ、知ろうとする
ただ、自らの無力さを実感する
どれもすごく痛くて辛くてリアル
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少しづつ(本当に少しづつです)世界が見えてきた2巻。
灯子の目は?
緋名子はどうなっちゃうんだろう・・・
いろいろドキドキと期待をさらに大きくさせてくれて、次巻へ。
本当におもしろい!
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ついに首都に着く!
ついに灯子と煌四が出会う!
高揚感が貫くように始まる第二巻は、怒涛の展開であれやこれやといろんなことが巻き起こって、読み終わって「ふぅ」と一息をつくほど。
神族に対しての猜疑心、燠火家の違和感、一巻目でジワジワと感じていたことが、第二巻で物語が進みながら、灯子や煌四の行動の中で露わになっていきました。
燠火家も神族も蜘蛛も、自分たちのことしか考えていない。
まあ、生き物というのは自分たちのことしか考えないことが基本で、そこに余裕があれば周りにも目を向けられるものかもしれない。
そんな生き物の道理というものは灯子や煌四も同じではあるのだろうけど、そこに純粋な思いがあるのかどうかが“エゴ”で動くことの質を変えるのだろうね。
↓ネタバレ↓
神族の1人であるひばりとの接触がありました。
ひばりが灯子や明楽に見せた幻の中の神族たちが、人間と接触せず天上から世界を納める神族として想像する通りの姿であるように思います。
そうすると、ひばりは神族でありながらも少し人間に近い感性を持っているのかもしれないなあ。
幻を見せながらも動揺したひばりは、ひばりの過去(ひばりが紙を動かせる異能を持つこと)も見せました。
なんとなく、ひばりも神族の中では異端であるのかもしれないという感じ。
灯子の周りに集まるのは、異端であったり、一人ぼっちになってしまった人。
灯子自身も村でのけものにされ、火穂もそう。
明楽も炉六も残された1人で、昭三も残った1人(両親はいるけど)。
クンは1人捨てられて、煌四・綺羅もある意味では1人。
そういう1人になってしまった人が集まって、大きな力になっていく感じが、お守りを引き継いでいく様子に重なります。
またひばりが異端であるからこそ、
灯子や煌四に対して「面白い」と思うのかもしれないし、その「面白さ」は誰かを助けたい・自分も役に立ちたいという純粋なエゴからくるものかもしれないな。
なんとなく、ひばりは仲間になりそう!と、第三巻期待して読み始めます。
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頭の中のイメージが追いつかない。後半から始まる、炎魔との死闘。明楽や灯子らの戦いが圧倒的な筆力で描かれる。目が離せない、すぐさま3巻へ。一息つけない。
炉六のセリフ
✔︎おれは親しい者をみな失ったが、お前たちがこの先も生きる世界を、見てみたいのだ