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紙の本
流人道中記
2023/05/05 11:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミミン - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅田次郎先生の江戸末期、道中記の作品
浅田先生の作品には『一路』、『大名倒産』、『流人道中記』と共通にこの二つの要素
があります。江戸時代末期の制度・慣習の現実との乖離が大きくなり登場人物がこれに疑問を持ちながら生きてゆく姿をある作品ではコミカルタッチに、また本作品では哀愁をベースに書かれています。
また江戸時代、特に武士は参勤交代以外には一所に留まり多くの階層、地域の人との関わりが少ないのでこの形を通じていろいろなエピソードを本作品にも盛り込まれています。
ほんの数年先の明治期に登場人物の活躍を想像しながら楽しく読み終えました。
紙の本
人とは分かり合うまで時間がかかるものですね
2023/03/22 14:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまり期待せずに読み始めました。
母に勧められて渋々手に取ったぐらいでした。
けれども、今では先が気になってしょうがないほど、早く読みたくて。
出てくる言葉をネットで調べたり、画像でどんなものか見たりしています。例えば、「一文字笠」とはどんな笠か調べました。
図らずも、道中二人だけになってしまった主人公達がどうなるのか。さあ、早く読まなくては。
紙の本
流人道中記 上
2024/02/03 08:22
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投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者・浅田次郎氏の江戸幕末期の流人と押送人の道中記を題材にした物語である。
流人は旗本の青山玄蕃、姦通の罪で切腹を言い渡されるが、「痛えからいやだ」と拒否して結局蝦夷松前藩へ流罪となる。
押送人は南町奉行所与力の石川乙次郎である。
上巻は江戸から仙台までの各宿場での出会いと出来事を難儀な中にも痛快な事柄も多く取入れた物語となっていて大変面白く拝読いたしました。
紙の本
この男何もの?
2023/12/26 21:19
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投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
姦通を咎められて奉行所から切腹を言い渡されたということも武士の恥だが、潔く腹を切ることを拒ん旗本の青山玄蕃。武士がそんな恥ずかしい振る舞いをすることを装丁していなかったから、その処遇を巡ってお偉方も右往左往。杓子定規な固い頭と、決断できない優柔不断なお偉方も、武士の志からは遠い官僚主義にどっぷり。
結局は遠国への流謫を命ぜられた青山が道中で見せる言動に????現実から目をそらさず、武士足らんとしエイルのは実は青山玄蕃の方?
紙の本
愛と笑いあり
2023/03/30 13:34
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投稿者:chiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白いです。彼の作品には常に愛と笑いがある・・
紙の本
おもしろかったです。
2023/03/15 16:03
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投稿者:ゆりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
2人の主人公、青山玄蕃と石川乙次郎の人間性がどちらも良くて、読みやすかったです。
武士の名誉とされてきた、切腹という慣習にメスを入れているところからして興味深かったです。