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李の花は散っても みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー12件

みんなの評価3.8

評価内訳

12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本

全てに心を打たれました!

2023/08/08 12:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本史の裏側とも言うべき物語。主人公・李正子の一途さやどんな状況でも気高さを失わない姿、そして難しい結婚だったからこそ徐々に強さが備わってくる展開…全てに心を打たれました。登場人物たちの没年を調べると比較的最近のことで、彼・彼女たちの後半生と、戦争が遺す永い影響に思いを巡らせています。

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紙の本

柳の下のゾンビ

2023/04/09 19:36

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今時古臭い「方子女王は英王李垠とは「政略で嫁いだ」」とか徳恵翁主と宗武志伯爵の描写とかは批判しない。一般的な「北朝鮮」ではなく正式名称の「朝鮮民主主義人民共和国」を使い、「祖国解放戦争」はどちらかが始めたかは曖昧にしている点も同じ。
 出て来る描写が種本未消化なのか、どの種本を使ったのかが透けて見えてくる。ここは「英親王李垠伝」だ、「流れのままに」だ、「歳月よ王朝よ」だ、「朝鮮王朝最後の皇太子妃」だ、「朝鮮王公族」だ、という具合に。切り貼り細工のパッチワークを「小説」です、と言われても困る。参考文献目録に出て来ない林真理子の「李王家の縁談」には不満はあるが、ここまで未消化ではない。
 問題はハーグで朝鮮人が篠田治策と押し問答したシーン。確かに「歳月よ王朝よ」に出てくるが、ここは張赫宙の「秘苑の花」が元ネタではないか。「秘苑の花」では「ポーランドの田舎」に住んでいる朝鮮人漢方医とあるが、本文から見て張赫宙が趙重九から借りた4冊の本の1冊か彼が持っていたかのどちらからしい可能性が高い篠田治策の「欧州御巡遊随行日記」にはポーランド在住7年にあるので3・1直後に移住したが、明らかにワルシャワの日本大使館に住所を届けていたので篠田が通訳として?金應善大佐を同行して樋口季一郎陸軍武官邸から午後から出かけて行ける範囲なので訪ねた劉という漢方医が出て来る。この人物をモデルにしたらしい朝鮮人の漢方医が薬箱の奥底に入れた建白書は「蟷螂の斧に似たその書が日本側に発見されなかったのは」と「秘苑の花」にあるから、張赫宙の創作である可能性は高い。おそらく張赫宙の創作だと作者は気がついているらしく、建白書の紹介は朝鮮人漢方医個人が書いたものではなく、もう1人のヒロインが出て来る地下組織?らしい他の個所に引っ越している。張赫宙の方が無理がないと思うが。
 終戦で朝鮮に帰った「高事務官」について、「天皇の韓国併合」339頁の「表7-2 朝鮮貴族の襲爵状況」を見れば検討がつくはずだが、「高事務官」は昭和9年に故人となって息子が伯爵位を襲爵している。ぺりかん社が復刻した第4刷には原本から収録されていないが、大正15年の純宗薨去に合わせて刊行された権藤四郎介の「李王宮秘史」の手持の第2刷には「高羲敬伯罷む」という短文があるように、昭和2年の英王夫妻の渡欧には関わりようがない。「秘苑の花」で「高事務官」が該当個所には出て来ないのは作者は知っているはずだが、「秘苑の花」とは違うようにとつけ加えたのかも知れないにしろ、薮蛇。フジテレビの「虹をかける王妃」で故人の「高事務官」が戦時中のシーンで出て来たが、また出て来るとは思わなかった。
 総花的に日帝の朝鮮支配の罪状と責任を書こうとしているが、駆け足。頁をめくれば年単位で時間が進む。梶山季之の「李朝残影」のように何か特定のテーマに絞って取り上げたら、よかったのでは?
 参考文献目録にある「青磁のひと」なる直木賞作家の作品は「秘苑の花」と「動乱の中の王妃」(「流れのままに」)を元にした二次創作物を下敷きにした三次創作物であり、このテーマでは「秘苑の花」を越えるような作品は書けないと思っているが、考えを変える事はなさそうだ。

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2023/06/14 22:46

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2023/06/18 09:39

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2023/10/28 13:17

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2023/08/01 16:22

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2023/09/17 21:22

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2023/09/24 22:22

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2023/11/04 16:59

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2023/10/22 22:01

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2023/12/17 15:31

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2024/04/13 18:40

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