歩いて愉しむ京都の名所 みんなのレビュー

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投稿者：七無齋　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

わざわざ書籍にする必要はなく店の情報など雑誌として扱う方がいい内容。名所案内は王道で多少は知られざる記述もある。著者の京都本は食傷気味で編集者の意向なのか真新しさは全くない。

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投稿者：雑多な本読み　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、京都生まれの歯科医師が書いた京都を紹介するものである。しかし、ガイドブックではなく、京都の名所と言われるところを違った角度から紹介する。京都に詳しい人ならわかっていることから、こんな店もあったのかというなど思わぬ点を引き出してくれる。目次を見ると、
　はじめに
　第1章　洛北の名所を歩く
　　　三千院と寂光院
　　　上賀茂神社と延暦寺
　第2章　洛中の名所を歩く
　　　金閣寺と銀閣寺
　　　京都御苑と鴨川
　第3章　洛西の名所を歩く
　　　天龍寺と龍安寺
　　　嵐山と嵯峨野
　第4章　洛東の名所を歩く
　　　平安神宮と清水寺
　　　南禅寺と下鴨神社
　第5章　洛南の名所を歩く
　　　東本願寺と西本願寺
　　　伏見稲荷大社と平等院
　MAP、掲載社寺・店リスト　　　　　　　　となっている。
　以上のように、京都を訪れた方なら、行ったことがあるというところばかりである。三千院では、ガイドブックにないところまで触れているが、専門書のように詳細でもない加減が心地いい。洛北、洛中、洛西、洛東、洛南に分けているが、他書の分け方と違ったりする。見方が複数あるというのが歴史と伝統かもしれいない。一読してほしい本である。