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BS、PLの関係性をよく理解できた。
その上でROEやROA、レバレッジを効かせることの本質的理解など会社(事業)の見方を学ぶことができた。
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言葉の定義や概念・意味をしっかりと記載し、誤解の生じないように解説されている点がとても分かりやすい。
個人的には経営分析指標、キャッシュ・フロー、管理会計の章がとても勉強になった。
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会計は専門外の者です。過去に簿記や決算書の本を読みましたが、ただ覚えるだけになってしまい、これまでは会計の全体像が掴めない状態でした。本書は、まず大きな枠組みから解説されてます。貸借対照表を構成する項目の意味や流れも、非常に分かりやすく書かれており、腑に落ちる場面が沢山ありました。個人的には、「利益とキャッシュがなぜ異なるのか?」の解説も理解しやすい内容でした。タイトルにもあるように、会計の入門にピッタリだと感じました。
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会計の読み物として買ったが、会計を実際職業としている人間が読む本ではなかった。
利益とキャッシュの関係性や、管理会計における限界利益の概念について実際の企業事例を絡めて示していたのはよかった。
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内容的にはすでに知っていることの復習が多かったが、非常に読みやすかった。
・会計は東インド会社の船乗りでいうと、管理会計は船乗りのため、財務会計はお金を出した投資家のための会計
・のれん代=M &Aなどで会社の買取価額−その会社の純資産 IFRSでは償却しないが毎年減損の有無をチェック。日本基準では20年以内に償却
・CCC(棚卸資産回転期間+売掛金回収期間−買掛金支払期間)がなるべく短いこと重要。アップルはマイナス!
・売上高に対して売上原価(原材料+製造部門人件費など)の方が大きくても(原価割れ)、限界利益がプラスであれば固定費の回収に貢献
・配賦次第で利益は何とでも見え方変わるので要注意
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仕事で突然会計にかかわることになったので
4月に簿記3級をとって、今2級を勉強中の初心者です。
仕訳は目が慣れてきたけど、会計全体を見る目はなかなかないので、この本は本当にためになった。
まず、貸借の右左を、初めて理解した。最後の方の、回収サイトの話は、私レベルが読むには本来なかなか高度な話なんじゃないかと思ったけど、理解できてよかった。
これで随分、財務諸表を読む時の謎が、解けたような気がする。奥が深いからなかなかわからないけど、読んでよかった。一歩進めた。
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事業を始めて、7年ほどたつ。
経理をするのに、簿記や会計を色々勉強をした。
財務諸表の読み方が詳しくのっていて、勉強になった。
個人事業なので、関わりのない項目もたくさんあって、
飛ばしながら、興味のあるところを読んだ。
経営に関わる人は、読んで損は無い本。
特に、経営者の人は。
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タイトルは入門となっていますが、普段会計に関わる仕事をしていない方や会計知識が全くない方にとっては難しい内容です。恐らく文章を読むだけで終わってしまうと思うので、本書を読む前に会計を勉強してからの方が良いと思います。
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良い本ではあったが、明らかに入門のレベルではないと思った。
ある程度会計を知った上で、その理解を深めるためには良い本だと思うが、入門書として読むには難しいと思う。
財務会計と管理会計の基本的な論点について広く解説していた。具体的な事例を用いながら分かりやすく説明されていた。
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教養としての、という部分も確かにあるが、実務に役立つ、という部分も多い。私自身は実務に携わらないのだが、会計については、定期的に関連本を読んで馴染ませておきたいと思って読んでいる。そういうモチベーションでの読書。
そのためか、会計ルールよりも、逸脱したニュース性のある話題や会計処理でやりがちな話の方に興味が向く。例えば。
ー 資本金が1億円以下だと税務上の中小企業になる。現行制度では、減資が柔軟にできるようになっているので、コロナ禍では業績が悪化した企業のいくつかが、減資によって資本金を1億円以下にして税負担を軽減させるということが行われた。
ー 一般的に企業は良いことを上のほうに計上したがる。つまり、まぐれですと言うような特別利益よりは、普通のことですと言う営業外収益と言えたほうがよく見えるし、本業によるものですという売り上げ高に言えると、もっとよく見えるから。悪い事はその逆。今回限り特別な損失と言えたほうが良い。
ー マイクロソフトは1975年の創業以来、しばらくの間ずっと配当しなかった。小額の配当はしなくていいから、内部留保に回して企業をもっと成長させて、将来の株価で報いてくれという発想がアメリカにはある。
ー 2014年経産省から公表された一橋大学の伊藤レポートによって、最低限8%上回るROEを企業はコミットするべきという風潮が広まった。
こういう欄外のような話の方が頭に残るし、勉強になる。
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【星:4.0】
勝手に「決算書の読み方」の本と思い込みながら読み進め、途中で気がついたのだが、この本はタイトルどおり「会計」全般についての本である。
もちろん決算書の読み方(いわゆる財務会計)についても書かれているが、管理会計、税務についても説明されている。
財務会計、管理会計、税務個別についてのわかりやすい本というのは比較的よく目にすると思うが、会計全般についてこれだけ優しく説明してくれている本は見たことがなかった。(私があまり本を読んでいないせいかもしれないが・・・)
また、細部にはあまり立ち入っていないものの、原理原則的なことは詳しく説明してくれている。
そういう意味では、会計の全体像を初心者でも把握出来るなかなかいい本だと思った。
ただ、会計全般という広大な分野をテーマとした分、全体的に表層的な感じも否めない。
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会計全般の入門書としては、現状出回っているものの中ではベストな気がする。重要論点は一通りカバーされており説明も分かりやすい。
内容は経営に携わる立場からすると基本的な話だが、一方で本書に書かれている事を完全に理解している人は少ないように思うし、それが出来ていれば会計の素養という意味では一つの完成形だと感じる。
自身としては、次は枝葉として管理会計と税務会計は深掘りして勉強したい。
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著者は管理会計の分野で名の知れた人(だと思ってるいる)で、会計という分野自体難しいフレーズのオンパレードですが、「引当金→お前はもう死んでいる」「のれんは結婚の理由」など出来るだけ初心者にもわかる言い回しを使いつつも一般原則や経営分析の指標の解説などしっかりと掘り下げられているところに非常に好感を持ちました。初心者は第4章までの内容を繰り返し読むだけでも基礎知識が身につくのではないかなと感じました。
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これを読んでおけば会計のことは一通り理解できそう。会計知識だけに留まらず、背景となる考え方を分かりやすく簡潔に説明しているのがポイントが高い。
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この本で初めて会計学や決算書の詳細に触れましたが、貸借対照表と損益計算書の中身はとてもわかりやすかったです。
一方、キャッシュフローや管理会計については物足りなかったので、別の書籍で勉強したいと思います。