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面白かった!!下巻、訳文章にも慣れてきて加速したわ。
ティムがチェスのピースナイトとして配置されてた、ちゅうのもシャイニングなんかもしれんが、そこのところもそっとなんか欲しかったかも。まあ、さらになんかあったらあと2巻ぐらい増えそうではあるが(笑)。結局”インスティテューション”がなんなんか、どこが元締めなんかぬるっとしてはいて、ラストがモヤっとはするが、そうそう、これよね、このラストよね、とも思った。久々の普通のSFというか伝奇もの。
ルークにはアベンジャーになってほしい(笑)
設定の中で、”異能”の子供を探すのに、BDNF、脳由来神経栄養因子の数値を使うというような話がでてくるんだが、まさに、うちのファミリーでBDNFの研究しているのが居るのでちょっとウケた。タイムリーやったわ。
というわけで、
酒粕や酒麹でシャイニング、
異能/超能力は育成できるのか?!?!
(できません)
しかし、あま酒を
飲んでみようと思います
(だから只健康になるだけですって)
超能力に憧れるわ
(厨二か!)
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面白かった!
続きが気になって夜な夜な読み進めたけど、読み終わってからも続きが気になる。
ルーク、カリーシャ、ニック…
みんなのその後を読んでみたい。
どうしてキングが書く少年少女は魅力的なんだろう。
魅力的なのにどこかに居そうと信じさせてくれるところが好き。
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後半から面白さが加速して、さくさく読み進めることができました。最悪な展開のバッドエンドを迎えることがなくてひとまず安心。現実にもありそうな設定に流石だなと思います。
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上下2段の、2巻で長編でしたが
読み出すと止まらなくなります。
SFを読むことが多いのですが
スティーブンキング、久しぶりに
読みたくなって手に取りました。
上下巻の感想として
最後までハラハラします
感情移入、
急げーー!にげてーー!やめてーー!
ってなる。
下巻、悲しかった。
やるせない気持ちが残りました。
なんで???
っていう悲しみを引きずってしまった。
君たちは、決して悪くない!
って言いたい。
未来予知で人を救うのは
確率的に低い
誰もが自分たちで
ある瞬間に立ち会った時、正しい選択をする
そんな人間が増えることを祈るしかない
こうしたら絶対世界中が
平和になるっていう方法があればいいのに。
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久しぶりにS.キングの作品を読みましたが、上巻の伏線回収、下巻の展開の加速感が最高でした!迷うことなく☆5
キングの終わり方は、作品によってまちまちなので最後までどんな締めくくりなのか、というところも予想しながら読み進めていくのがワクワクしました。
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ずっとルークとともにいたので、再会した時は町の人とか忘れてました。
後半はド派手アクションといつもの爆発と思いきや…は?え?浮いた!?とかなり驚きました。
例え彼が言うことがある程度真実だったとしても、それは大人がそれぞれの判断で食い止めるべきことで、子供を犠牲にしていいわけじゃないんだよね
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読書備忘録820号(下巻)。
★★★★★。
稀代のストーリーテラー!さすがキング!という感じでした。今回はネタバレ感強めです。
冒頭、翻訳物によくある巻頭。
「全米では毎年80万人の子供たちが行方不明になり、大半は戻ってくるが数千人単位の児童は行方不明のままである」と挨拶文が。ということは怪しい誘拐ものか!とゾクゾク感半端ない!
そして、物語は始まる。
フロリダからニューヨークへ向かう飛行機に乗るおっさんの話。ん? 誘拐は?笑
おっさんの名前はティム・ジェイミースン。
飛行機は満席。どうしても乗りたいお偉いさんがいて、席を譲ってくれたら相応の謝礼をすると。
ティムは2000ドルで席を譲った。
そして、ヒッチハイクで北を目指す・・・。
ニューヨークの影も形も見えてこないサウスキャロライナ州の小さな町。デュプレイ。
どうやらティムはフロリダで警官だった。で、職を失った。そして、デュプレイで警官として採用にこぎ着けそうだった・・・。
なるほど。キングのストーリーでは後半にすさまじい戦いになるが、この町が主戦場になるのでしょう!と想像して読み進む!
次の章。時はちょっと遡り舞台はミネソタ州ミネアポリス。
12歳の天才少年ルーク・エリスがいた。地域の特待生だけが通う学校の生徒だったが、その学校の教育プログラムでもルークの能力に対応できない。
そうなったら飛び級で大学だ!MITの選抜試験をパスし、さあいよいよ12歳の一人暮らしとなる予定だったエリス家を不幸が襲う。夜中に何者かが侵入し、両親を射殺。ルークを拉致して連れ去る!やっぱり誘拐だ!
連れ去られた先は<研究所>なる施設。
どうやらメイン州の森の中にある模様。
そこは超能力の片鱗を持つ子供たちを拉致して、ある行為を秘密裏に実行している組織の施設だった。
超能力はテレキネシス(TK)とテレパシー(TP)。ルークにはTKの素養があった。
その施設ではフロントハーフというエリアで、子供たちの能力を更に増強するための薬物投与や身体的な虐待を繰り返していた。
そして能力が増強された子供たちはバックハーフと呼ばれるエリアに閉じ込まれ、二度と戻ってこなかった・・・。
ルークはフロントハーフで、カリーシャという16歳の黒人少女に一目ぼれ。ニックという18歳の兄貴分に憧れ。とんでもないTP能力を持つ10歳のエイヴァリーを可愛がる。
そして、ずば抜けた知性を持つルークは、この施設からの逃亡とこの施設ひいては影の組織の破壊を目論む!
手始めに、ルークは個人的な問題を抱えていた施設の掃除婦モーリーンを助け信頼関係を築く。モーリーンから施設外の逃走ルートを教わる。そして脱出そのものはエイヴァリー達とTPを使ったコミュニケーションで計画を進める。
そして逃亡!GPSを埋め込まれた耳たぶを自ら千切り、野山を駆け抜け、川をボートで下り、フロリダ行きの貨物列車に潜り込む。そして、ほうほうの体でたどり着いたデュプレイ!ここまでが上巻!
施設での非人道的な薬物投与と身体への虐待の数々。施設の残虐非道なくそクズな大人達。その苦痛の中で心を通わせていく���供たちの物語。
上巻から引き込まれました!
しかし、やはりキング作品は後半が命!下巻!
ルークとティムが出会う!
組織の追手がすでにデュプレイに!一気に盛り上がります!
物語は、ルーク&ティムの視点、施設くそクズ連中の視点、まだ施設のダークハーフエリアに捉えられていて命が風前の灯となっているルークの盟友エスパー少年少女たちの視点でシーンチェンジしながら目まぐるしく展開していく。目が離せなくなる!
ここから先、空前絶後のクライマックスに向けて備忘録不要だと勝手に判断!
ルーク&ティムが勝利するに決まっていますからね!でも犠牲が半端ない。これは悲しい!
そして最終章。
この悪の施設と組織が担ってきたミッションは世界平和の維持。その為に子供たちを犠牲にしてきた。
その施設と活動が失われた先の世界の在り様。作者キングの気持ちが深く練り込まれた最終章でした。
キングの思い「大きな出来事でも、動きの軸になるのは小さな蝶番だ」ということですね。
シャイニング、ファイアスターター、デッド・ゾーン的超能力ストーリーと、少年少女が一致団結して巨悪を倒すIT(イット)的ストーリーのミックス!
堪能しました!
そして、忘れずに上下巻の並びを調整しました。一枚の絵になるように。