紙の本
マイケル・ポーラン(著者)は料理をする
2016/10/20 18:00
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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が様々な料理(上巻では豚の丸焼きと煮込み料理)をそれぞれの専門家から教えてもらう話。歴史的背景やサプライチェーンなんかもよく調べられていて、一つの料理がお皿に盛られるまでのいきさつが見えて面白い。科学的な背景や歴史が分かると、ちゃんを料理しなきゃなぁって思う。今度カレーを作るときは、玉ねぎのみじん切りをもっと細かくして、もっと長い時間炒めるようにしよう。
紙の本
おいしそうでわかりやすい
2015/10/31 18:39
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投稿者:*iroha* - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館で借りて、気に入ったので紙書籍を購入しました。
食べる、という原始的な行為も「料理」によって文化的な行為となる。
料理を楽しみながら、食について広く深い考察がなされています。
やさしい言葉で表現されており、とても読みやすいです。
肉好き、食べるの大好きな人にはたまらない、おいしそうな場面が満載です。
紙の本
料理ひとさらにも
2017/04/10 03:46
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
その土地の歴史や文化が盛り込まれていることを感じた。著者にとっては料理が人生そのものなのかもしれない。
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料理を文化人類学的に切る…超好みな本だった。面白かった!!ノースカロライナに二週間出張したのにBBQを食べなかったのは一生の不覚だった。
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2014/7/3ブックフェアにて購入。
私の料理・食本にランクインするか。NCが出てくるだけですでにアドバンテージがあるが。
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20140823 料理する事で人間は進化してきたという話しは共感できる。今の世の中が落ち着かないのは料理を人任せにしてしまった事と相関している仮説も有りだと思う。とりあえず料理始めてみようかな。
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「家で料理をすることは、時間の使い方として、進歩なのだろうか、それとも後退なのだろうか。」
「今日のレシピに、そして生活に、欠けているのは時間なのだ。」
「じっくり時間をかけて作った料理には、急いで食べてしまえないような何かがあり、わたしたちは時間をかけてそれを味わった。」
最近、忙しく生活しすぎなのかなー。
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【上巻】火:焼くこと、水:煮ることがテーマである。
人間と動物の違いとは何か。人間は火をつかって調理をする。アメリカ人の本式のバーベキューは豚を丸焼きにすることである。調理する者と食べる者、南部の人種差別、本物のバーキューのこだわり。炭やガスを使って焼くのは邪道?
ここで筆者が体験するバーベキューサンドイッチだが、「バーベキュー サンドイッチ」で画像ググってもそれらしいのは殆どでてこないので“bbq sandwich”で見てみる。本を読んでいればある程度想定はしていたが、日本人の美意識とはかけはなれた肉の切れ端がはみでたおどろおどろしいものを目にすることだろう。しかしこの肉の破片の中にも味付けへのこだわりがある。料理というとヨーロッパの食文化、というようなものを期待されては困る。そもそも肉を焼くということは神への捧げ物であり、共に食べるというのはコミュニティの団結へと繋がる行為であった。それが後半の、鍋で煮る料理、同じ鍋の料理を囲むという生活に繋がるのである。(下巻に続く)
いい本なのだが、翻訳を上下巻買うと5,000円以上もする。原書で読めれば半額以下、キンドルならさらに安く…。
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発見、納得、感動…料理の楽しみ(作る、食べる双方)に溢れています。
純粋に作る、食べるという面だけではなく、その科学的裏付け、さらには料理の社会的な位置づけにも展開されており、そういった筆者の視点が、私自身の料理への興味とリンクして、大いに共感しながら読み進みました。
そう。
料理は愛情や暖かさ(だけ)ではない。
知的活動であり、科学であり、社会への宣言なのだ!
下巻も楽しみです。
”うま味にまつわるもうひとつの謎は、それが多くの食物の味だけでなく、質感―もっと正確に言うと、わたしたちがそれを食べた感じ―も変えることだ。スープにうま味を加えると、より「豊か」に感じられるだけではなく、濃度が増したように思えるのだ。うま味には共感覚性があるらしい。”
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図書館で。少し前から読みたいなあと思っていたのでようやく回ってきて満足。いろいろ勉強になりました。
近代社会で家庭で料理する時間が減った分、テレビなどでグルメ情報や料理番組を見る時間が増えたというのはなんというか皮肉な感じ。イギリスは素材が美味しい分焼くだけで十分美味しく味わえたのでフランスみたいに何時間も煮たり加工しなくて済んだのだ、という説はちょっと目からウロコでした。そうか、素材が美味しいと手をかけずに済むんだ。ナルホド。
やっぱりホールホッグBBQは…すごい。いつかやってみたい。無理だろうけど。いつかどこかで開催されたら食べに行きたいけどアメリカの味付けだと甘そうだなあ…。味付けはしなくていいから焼けたお肉だけ渡してほしいですね、うん。
そしてきっとこの方は圧力鍋とか絶対ダメな人だろうなあなどと思いながら読んでました。
時短料理とかアリエナイ…なんだろな、きっと。
巻末レシピにイラン風羊肉の煮込みとか出てるのかなあとワクワクしてたらラグーソースのみでがっかり。これ、日本でいう所のミートソースですよねえ。それにしてもこれだけお肉使えばいい味出るだろうなあとは思いました。下巻も楽しみです。
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面白かった。
自分でやろうとは思わない料理ばかりだけど、
確かに料理する喜びは何物にも代えがたい。
大したお料理作れないけど
母の味を受け継いでいるのをふと自覚したり、
夫がたまに料理を褒めてくれたりすると
なんともいえない満足感が生まれる。
そういうことかな。
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上巻では火と水について書かれている。火の項ではホールピッグ・バーベキュー、つまり豚の丸焼きについてが書かれ、水の項では煮込みや蒸し煮の家庭料理が書かれている。豊富な引用文献、ウィットに富んだ小ネタが良かった。読んでいて食欲が刺激されて、料理したい、と少しだけ思ったが……なかなか自信がなくて難しいかもしれない。料理に伴うアメリカの歴史や現状も簡潔ながらうかがい知れる。
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何となく気になったから手に取ってみた。
人間と他の生き物との決定的違いはなにか?
それは、人間は料理をするということ。
料理をするようになったことで、なにが変わったのか?
料理とは?
料理をするのに必要な、火水土空気について、それぞれ歴史的に、神話的に、科学的に、色々な方向から多面的、多元的に眺めて。
というか、食べることが好きな人が、火を使って、水を使って、の調理法を極めていく自伝的な(笑)
ともかく、面白い。
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火が、食がひとを進化させた
料理することは文化、そして生きること
みんなそんなに忙しくしてなんのため?
ベーコン喰い逃げの豚とおいしいスープの作り方は楽しかった。
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料理しかり、野菜づくりしかり、物理や化学に通ずるものがあるとその面白さにはまりだした今、偶然手に取った一冊。まさに今読むべきタイミングで出会った一冊だ!