紙の本
「愛すべき七転八倒」(サブ・タイトルより)
2023/07/27 23:29
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投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際のTV番組と併せ、林芙美子(その人生と作品)について、初めて一応の知識と理解を得ることができました。非常に勉強になりました。
紙の本
森さんの舞台のイメージが強かったので
2023/08/14 06:38
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作が執筆された当時の、社会的な背景が伝わってきます。作家・林芙美子が込めた、メッセージにも触れることができて良かったです。
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「花のいのちはみじかくて、苦しきことのみ多かりき」
貧しさの中で、自分本来の生き方をすすめた芙美子。
芙美子の本を読んで、みようかな~
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あの時代に、芙美子のように自由奔放に生きる女性がいたのは、微笑ましく感じました。きっと可愛い方だったと思います
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やっぱり関東大震災の時のことが書かれていた。
そうだよね、ああ感じたのは
私だけじゃ無かったんだ
というようなところなど、番組と合わせて楽しもうと購入。
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「林芙美子『放浪記』」柚木麻子著、NHK出版、2023.07.01
101p ¥600 C9493 (2023.08.13読了)(2023.06.27購入)
【目次】
【はじめに】「不幸な人」だなんて、とんでもない!
第1回 「悪」の魅力
第2回 お人好しの嫌われ者
第3回 旅と食で生き返る
第4回 「女流文学」を解き放つ
☆関連図書(既読)
「放浪記」林芙美子著、新潮文庫、1947.09.25
(アマゾンより)
私は宿命的に放浪者である――。
飢えに苦しみながらもあっけらかんとした明るさを失わず、絶望が心を塞いでも世の中に啖呵をきる。林芙美子の自伝的小説『放浪記』には、舞台化により広まったイメージとはまったく異なる魅力が詰まっている。激動の昭和初期を生き抜く女性の姿に、新たな光を当てて読み直す。
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林芙美子の放浪記。森光子の舞台で知っている程度だったけど、いわゆる不幸な女性が世間の荒波の中でがんばりましたみたいな話ではなく、不満を言いながら、嫌な体験もしながら、それでも不幸なそぶりはみせずに生きて行く、新たな林芙美子、放浪記像をみせてくれている。男性作家が圧倒的に優位な時代にあってよくぞ生き抜いてくれたとも思う。男性側からしても視点の相対化は必要であって、文学界にも多様性は依然として必要なんだと思う。