先生の片鱗に触れられる本なのかも
2022/08/25 17:10
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投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
先生の頭の中ってどうなってんだろうと思わせてくれる一作。
インフルエンザに罹った時に見る夢みたいな、なんかそんな世界。
短編集なので、たまに波長が合う話もあれば回線が合わないというか乱れるというか、そんな気分にさせられる作品でしたね。
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さくらももこ先生は本当に天才だと思う。
この1冊は凄すぎて言葉じゃ語れない。
ただ、これホントすごい。ってなる人と
なにがいいのか分からないってなる人に
分かれると思う、どちらが良いとかでもなく
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まるで脳に直接テキーラを注がれる系の刺激物。
「MOMOKO BOMBER COMICS」という謎のレーベル、キラカードみたいなゴージャスな加工を施された表紙カバー、オビをはじめ随所に描き込まれた「ヤツら」、全てにおいて格が違う。
巻末注によると、小学館で連載されていた作品群の模様。
徹底ずくのナンセンスギャグの連続に少々胸焼け。
確かに『ちびまる子ちゃん』や『コジコジ』にもダークでシュールな要素や毒気が散見されていたしエッセイを何作か読むと先生の奥底に眠る黒さがチラリと覗く。
が、本書はそんなもんじゃない。
〈のっとられたげんさんの巻〉ホラー。好き。
〈とりあえずそうしきをしたいっかの巻〉これまたサイコホラー。嫌いではない。
〈にしやまがいるの巻〉奇妙な話。こういうの好き。
〈こんすたんちのーぷるのおもいで〉「行ったこともないコンスタンチノープルの思い出」(p188)を書いたもの。嫌いではない。
〈なぞのてんにゅうせいの巻〉集団催眠…?怖い。好き。
あれ、なんか好きかもしれない…!
1刷
2022.1.22
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「ちびまる子ちゃん」とは違うベクトルの、お下品ネタ含むショートショート集。赤塚不二夫とかのナンセンスギャグの世界に通じるぶっ飛んだネタのセンス。
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ベッドシーンあり暴力シーンあり、理不尽だらけの短編集。そして西岸良平や藤子不二雄の短編集で見たようなSFホラー的アイデアも出てくる(「西山」の話など)。様々なコジコジキャラが出てくるのも楽しい。さくらももこのアザーサイドを知りたいという欲求は確実に満たしてくれる。