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両片思いと...
2023/07/30 21:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
両片思いとなっていますが、両両片思いの次元ですね。
ゾクっとなる寒さの中に、最早ギャグと化した2人の湯気であったまる〜、と言うべきか、湯辺りしそう。笑
優しい藍さん曰くの『きみたちは自分のペースで』進んで行ったら、接吻する頃にはおじいちゃんになっているかも!
3遍ともゾクゾクする怖さでしたが、部長の甘味エピソードと何より森司とこよみちゃんのモダモダ恋愛が息抜きとなり読了出来ました(怖いの苦手)。
今作は全て副題となる黒い影繋がりです。
どうにもならない結末...沢山あるのでしょう。
だからみんな支え合うのでしょうか。
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今回は黒い影が揺れる3編の中編かなと思ったら,3編目は(少し出てきた感もあったけど)AAの話でした.あとはいつものプロローグ+エピローグ.
「ショコラな恋人たち」 すべてわかった上で魔に許可をあたえた綾芽さん,怖いよ.
クズ男 末路はあわれ 魔の虜.
「あなたのマグネット」 引きつけ体質のおっちゃんの話.いい肉食べたたり,18年もののシーバス飲んだり,ちょっと森司くんいい目みすぎ.反動が来なければいいけど.
「かどわかしの山」 二人の仲はだいぶ進展.でも,鏡子さんが鬼になった事情を知ったこよみちゃんは恐いだろうな.森司くんが覚悟しても,どうにもならないときはどうにもならない(耕助さんもそうだったのだろう).悲しいお話でした.
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今回はバレンタインデーという甘酸っぱいイベントから始まり、最後がホワイトデーへの伏線で終わりましたね(笑)
思う以上に近くなった森司とこよみちゃんにほっこり♪
内容は今回も抑えているけれどもさすがの櫛木さんというところでしょうか(-_-;)
今回も楽しませていただきました。森司は大学を卒業してもオカ研から抜けられないんだろう未来が見えるところが何とも……。
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バレンタインシーズンの話だが、相変わらずのオカルト&ホラー&ラブコメディーの塩梅がとても良い。物語の緊張と緩和、そのバランスが大変よく取れているのだ。描かれる怪異は大変恐ろしく、オカ研の活躍は豊富な知識を基に描かれる。ハズレ無しの見逃せないシリーズだ。
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相変わらず安定の楽しさ&怖さです。ラブコメの進展にはあまり期待しない、と思いつつも、けっこう進展は……してるよね? だけど小指か……なんだかなあ、この純粋さが逆に羨ましくなってきます。そして戻ってしまった例の記憶のシーンでは、抱腹絶倒でした。藍さんお疲れさまです。
そしてホラーの部分。第一話からいきなり怖い。真相がわかっても怖いしラストの展開も怖い。だけれど一番怖かったのは、あんな目に遭わされてもなお思いを絶ちきれずに、あんな屑に執着せざるをえない彼女の悲しさでした。取り憑かれた方よりも取り憑く方が悲劇に思えましたよ。その点では第三話も怖かったのだけれど、あちらの方がましだったかも。
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もうさぁ、いいじゃん?イチャイチャしちゃえよ、覚悟を決めろよ、このモジモジをあと何回やるんださっさと決めろー!!、
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あまりにも純粋すぎる2人ww
中学生かと思うほどだけど、それでもカタツムリ並みに進んでる?
絆はかなり深いけどね
それにしてもホラーとしては凄い怖い
1話目、女性が被害に遭った経緯があって、その上での事件なのだけど、酷い事した男性は地獄に行けばいい
2話目、こよみちゃんみたいな霊に憑かれるタイプの人が登場
これは夫婦の愛かなぁ
3話目は酷い話だと思ったけど、最後はね・・
これがあって森司達の気持ちが強まったんですね
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「ショコラな恋人たち」
何ヶ月も前から待っていた。
折角準備してきた事が台無しになったら辛いだろうが、これもまた一つの想い出になるだろう。
騙しているだけでなく無責任な言動を繰り返した挙句、重要な事を告げられたら全てを告白するだけでなく最低な言葉を投げかけるなど酷すぎるな。
「あなたのマグネット」
招き入れてしまったものは。
ノルマがあり達成しなければならないとはいえ、犯罪ギリギリのグレーなやり方はダメだろう。
最期の居場所が何処であろうと、大切なことを教えてくれた恩師であれば会いに行きたいと願うだろ。
「かどわかしの山」
安らかに逝かせることなく。
気付いた時点で無理矢理にでも保護していれば、過去は変えれないが苦しむことは減っただろ。
山へ連れて行った後悔もあるだろうが、愛する人を護れなかった辛さの方が一生付き纏っただろうな。
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ホーンテッド・キャンパスは、リズムがいいね。
ちょっとしっかり書かれた本だとか、重ためな内容の本を読んだ後に読むと、スルスル読めてかなりメリハリ。ライトに読めて楽しい。
雪大のメンバーたちの様子に微笑ましく、21作目ということで、常連感があって「帰ってきた!」ような気持ちになって嬉しいです。
が、読み始めた当初は私も20代半ばで、雪大メンバーとは5〜6歳ほどしか離れていなかったのに、今や15歳程度離れているという悲しさ。
読み始めた時は同世代ながらも、ちょっと前の大学生を見る感覚で若いなぁと思ってた。
今ではもう、今時の若者たちを見つめるばばあの心境よ!
第3話で相談に来る香月が37歳で、森司が「37歳にしては若いな」と思うシーンが描かれているけど、大学生からすると37歳はおっさんなんだよね!
はい、私はおばはんです!
ちょっとここの年齢と描写のシーンは、個人的に衝撃を受けたよ。
↓ネタバレ
今回はサブタイトルにあるように「影」が3話共通で登場しました。
1話目は影から「魔」に、2話目は影のまま、3話目は影から「鬼」に変容していきました。
影のままでいられる時には良いけれど、
死んだ後も影として長年を過ごし、また思念(恨みの強さかな)によって影から全く別物になってしまう。
2話目がほのぼのとした雰囲気で、さらに久々に森司のお母様の“明るさ”に触れる物語だったから、3話がズドーンと来るんじゃないかって恐々読んでました。
ホーンテッド・キャンパスでたまにある、ものすごいズドーンではなかったけれど、鬼に変容した彼女の話は精神的になかなかズドーンと重たい話。
そしてその重たさが、森司とこよみちゃんが近づけました。
もうそれ、プロポーズじゃん!
おばはんからすると20歳そこそこの子たちは、我が子同然よ。にまにま。
ってなっちゃう!
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ますます広がる、森司&このみパートと事件パートの温度差よ。
あー、大河内さんのお話は救いがあったね。ハートウォーミングでほっとする。