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やっぱりいいぞ!3月のライオン!
二階堂と零の勝負か可笑しくも、とても暖かい気持ちになれた。
零、ジャックラッセルになってるけど(笑)
安らぎと居場所を掴んだ零、将棋もそのまま強いままでいて欲しい。
島田さんも好きだけど、人間なら倒せるなんて複雑すぎるーー。
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ポーカーフェイスな零の駒から彼の心情を読み取ろうとする二階堂を前にして、零は奇天烈な運びを続けるなぁ(笑)
終いにはジャックラッセルに例えられてしまう零には笑うしか無い
ただ、そういうワクワクした一局を作り上げようとするのは二階堂が理解しているように恋人が出来た影響が強いんだろうなぁ…
それを思うとあまり否定できる打ち方ではないんだけど、それはそれとして翻弄される二階堂が大変だ
そう思っていたからこそ、彼の陣地が出来上がり、二階堂がどう打ってくるかを読み切っていたと思わせる盤面が登場したシーンには痺れてしまったよ
二階堂は大いに成長しているし、零も成長している。でもあの瞬間だけは明確に零の方が上回っていたのか…
好敵手を名乗るには難しすぎる相手を前にして自分の中に渦巻く感情を飲み下してなお諦めずに打ち続けた二階堂の姿は格好いいなぁ…
それはそれとして、ジャック桐山ラッセルに荒らされた二階堂に同情する面々の様子にやっぱり笑ってしまったり
零が大いなる成長と成果を見せた盤面を他所にあかりはあかりでトンデモナイ成果を上げていたな…
彼女が作る料理の数々は文字情報だけでも美味しいのが間違いないと思えるものなんだけど、同時に化け物カロリーだとも理解できる代物。だから彼女の料理の虜になってしまう人は天国を味わいつつ甘味と塩味が交互に襲い来る無間空間へ連れ込まれるという…
建設現場を中心に一種のオアシスを形成してみせた彼女のビジネスセンスは類稀なるものだね!しかもこれでご近所さんも参画できるようになってるし、下町ならではの温もりにも満ちている
ていうか、半熟玉子やポテサラとか一口カツが乗ったカレーライスなんて後で絶対公開すると判っていても食べたくなるよ……!!
これで将来は甘味屋を営業しようとしているのだから驚きである。一応、自分でやっている事の誤りに気づいていたけど、結局はハイカロリー食事処に行き着いてしまうような……(笑)
島田って華のあるエピソードは無いけど、それが逆に彼が自らの意志で無限に続く棋士の道を選び続けているとも感じられるんだよね
零と二階堂の対局の結果、ぶつかる事になる零と島田。けれど島田研究会はギクシャクすること無くいつもの調子。というか、零と二階堂は「心友」の扉が開いた為にちょっとしたいちゃいちゃ空間を形成しているけども、まあいつもの調子
言うなら島田は若い奔流を目の前にしている。その若さはかつての自分が置き去りにしたもの。なのに今はその若い連中の面倒を見て育てている
悩まずに居られない自分の在り方。それでも彼は次の対局へ向かうわけで
零の成長や変化を喜びつつ、それを見て「倒せる」と感じる彼は人生も生活も対局の一種になっているのではないかと感じさせる圧が在ったよ…
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桐山との差を感じる二階堂パートと甘味屋のあかりさんが露天商にまで発展していくお料理パート、そして島田先輩の3パート構成
「結果に腐らなければ、結局どっちも輝くんだ」
「売る方も買う方も双方が笑顔、それがいい商いだ。逆にどっちか片っぽだけが笑顔ってえのがわるい商い」が金言
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あー、面白かった!あかりさんの和菓子のおまかせ出前とか憧れる〜。二階堂くんの思いも、桐山くんの変化も、熱い気持ちと、心を和ませてくれるシーンの詰まった巻でした。
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今回はずっとハッピー✨
二階堂推しとして、
レイちゃんと二階堂の勝負後の展開素敵だった。
夫婦に見えた。
島田さんからもちゃんと人間に見えるようになったレイちゃんの成長に感動した。
島田さんとの次の対戦がとても楽しみです(^^)
ひとりぼっちで寂しく生きて来たレイちゃんが
大勢の中で笑顔でいられる
それだけで、この表紙がこの物語の架空では無いものなのでは…と思えてしまう。
そして、私はおいなりさんが食べたくなり、
買いに走った(笑)
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前巻に引き続き、零君がとても幸せそうだ。あの暗い目をした少年はいずこ?あ、いやいいんです、いいんですよ、これで。ずいぶん前、「3月のライオン」をまだ読み始めてない頃、「主人公がすごーくかわいそうだ」と聞いて、しばし手が出ず、それで読んだら本当に思いっきり不憫で、あんまりだよ羽海野センセイと思ったものだった。零君には、前の巻で二階堂が思い至ったとおり、悲しみを燃料にしなくても強くなっていく道を進んでいってもらいたいと、心から願うものであります。
だから…、これって暗転の前の平穏じゃないですよね?ね?島田氏の「人間なら 倒せる」って何かのフラグじゃないですよね?頼みますよもう。
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桐島vs二階堂のちいちゃいちゃ。
島田さん、あかりさん、それぞれの日常。
あかりさんが見知らぬメガネ男性と話してたから、
誰?その男!?と焦ったけれど、
土建屋さんの二代目なのね。
おやつの出前で、全人類ふくふく計画がはかどる。
便乗する商店街の皆さんもいいですね。
お団子もカレーも美味しそう!
でも、あかりさんの黄金時代は
あの頃だったんだなー。その後苦労してきたものな…。
ほぼ出番はないものの
桐島くんとひなちゃんの仲は順調なのは
伺えてほのぼの。
そして、島田さん!島田さん…。
元カノからの写真を飾ってるのマゾい…。
島田さんも幸せになってほしいけれど、
この人の幸せは修羅の道…。
最後のモノローグにぞくっとしました。好きです。
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心がジェットコースターに乗ってた感じ。
熱くなり、二階堂と桐山と熱さにホロリと来たら、吹き出す面白さ。
終始、とてもハッピー。幸福感がすごい。
もちろん、心の澱のようなものも出てくるんだけど。
すっごい面白い。何回読んでも、色んなところで吹き出すし、幸せになる。そして、自分自身を見つめ、考える。
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待ちわびていた一冊。
まず、桐山と二階堂の対局。もっと読んでいたかったなあ。将棋は良く判らないけれど。
建築現場におやつの団子や昼飯のカレーを仕出し、カロリー祭りにしてしまうあかりさん。
島田研究会に集まる面々。此処でもおでんの食いすぎ祭り。この漫画家さんはこういうの好きなんだな。島田の冷え冷えとした心象風景と桐山と二階堂の仲の良さが同時に語られるのが何とも凄い。
この後は島田と桐山の対局が待ち受ける。また首を長くして待たなくては。
あとがきのラストスパートの文句にドキッとする。桐山君が名人にチャレンジするまで続くんじゃないの。もっと、ずっと読み続けていたいよ。
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読んでいて幸せな気持ちでいっぱいになった。
何よりこの表紙!
弾けるように笑う零君と二海堂君。
過酷な子供時代を過ごした2人にこんなに楽しそうに笑う事なんて一度もなかったのかもしれない。だからこそこの貴重な笑顔を描いて読者にひょっとしたらこんなこともあったのかもって思わせてくれて感謝!ジャクラッセルからのイチャイチャ2人も楽しすぎる‼︎このままずっと2人で差し続けて欲しい、、、
あかりさんの台車ウーバー。
どんどん進化していく屋台はワクワクする。あかりさんの「美味しいもの」への願いはウルっとくる。(じゃぼん団子、ネーミング良き!食べたい!)
島田さんにも幸せになってほしい。できればあかりさんと。
「よかった」「人間なら、倒せる」
ちょっとゾクっとしちゃった。
次回、零くんとの対局かな?ドキドキ
今回ひなちゃんとのラブラブ要素薄めだったなぁ
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零君目線の話はなく、二階堂くん、あかりさん、島田さん目線の話が続く。
二階堂くんと零君の対局の末の二人の関係にほっこりし、あかりさんのたくましさに癒やされる。
三日月堂は大丈夫そうかな
次巻からの島田さんと零君の対局。
島田さんの『人間なら倒せる』の一言がこのところの明るさの前にとても不気味に感じる。
将棋は一人で戦うものかもしれないけれど、守る相手が出来たからこそ強くなる、そんな展開を期待します。実際の零君はそうなのでは?と思いたい。
島田さんの価値観を覆すような展開になるのだろうか。
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あかりお姉様が大活躍!!(ひなの出番が数コマしかないほどに)。工事現場の二代目はお姉様になんにもないのかしら?? の影で、島田先生の悲痛な道。なんて厳しいのか。
幸せボケしている影山きゅん。
不幸のどん底で機械のようだった影山も、今では人間を獲得してしまった。
島田が経験していない不幸を背負っていて、人の道を歩けなかった。影山君が拾い集めてきたものを、島田先生は捨ててきているんだな。
あかりお姉様と道が交わることはないの!?
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零くんをジャックラッセルに例えるところに爆笑しました!面白すぎる〜〜!
そして二階堂との熱い勝負と、
そのあとの友情を通り越したイチャイチャと、
あかりお姉ちゃんの愛とカロリーが詰まった美味しそうなものオンパレードと、島田名人宅での可笑しくもちょっぴり不穏さもあるシーン…
どれもこれも最高で、毎巻のことながら胸がいっぱいになりました。
最高です!!!!
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二海堂のエピソードは、
いつも明るく振舞っているだけに、時折描かれる内面に
読んでいてひりひりする。
泣くのは怖くない。
俺が怖いのは泣いた後そのまま立ちあがれなくなること。
泣くことが辛くない訳はないのに、とても強く前向きで恰好良いのだ。
しつこいわんぱくなんてほんと最悪、
しつこい汚れみたいなもんで落ちないという言い草が面白かった。
強くなるには、ライバルが必要。
でもそのライバルが強すぎたら。
到底勝てないと打ちひしがれて立ち止まってしまってもおかしくない。
それを月と太陽にたとえられていたのが秀逸だった。
結果に腐らなければ、結局どちらも輝くのだ。
大人で味方になってくれるの花岡だけだと思っていた二海堂が
師匠と出会ったときどれほど心強く、世界が開けた気持ちだっただろうか。
じゃぼん団子のエピソードはお祭りみたいで楽しい。
カレーまで出してしまうところがさすがあかりさんだし、
隣のお肉屋さんが営業してくるのも下町っぽくて面白い。
客がみんな笑ってるなら、その商売は真っ当だ
売る方も買う方もそう方が笑顔 それが良い商いだ
というおじいちゃんの言葉がとても素敵だった。
二海堂に桐山が応えるようになったら暑苦しくなっているのには
微笑ましいながらも笑ってしまった。
牛乳買ってきて、とメッセージが届く距離感も良いし
そんな零ちゃんを見てスミスさんと島田さんが
"何かを思い出す"のも良い。
二海堂がひなちゃんのことを、ひなくんて呼ぶところ、
彼らしいしとても可愛い。
人間なら倒せる、という言葉も痺れた。
あかりさんは定食屋もやればいいと思う。
Uber Eatsとか配達専門にすればいけるんじゃなかろうか。笑
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二階堂とお姉ちゃんの回。
羽海野チカはもうこういうのを一生描いていて欲しい。
羽海野チカのシリアスな展開は、読者でけなく作者のメンタルもゴリゴリに削ってそうで読むのがちょっと辛い。