ぎんなみ商店街の事件簿　～Ｓｉｓｔｅｒ編～ みんなのレビュー

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『ぎんなみ商店街』Sister編、Brother編同じ事件を違う視点で読ませるのは奇抜で奇想天外である。同じ事件をSister編Brother編と交互に読み比べてみてもおもしろいかも知れません。そしてそれぞれの登場人物の名前のつけ方のエピソードも一興です。あなたも井上真偽の世界に浸って下さい。

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sister編一気読み→brother編一気読みした

事件の真相は同じで切り取り方を変えるという不思議なつくり
そんなこと出来るか分からないが、一方を読むと他方の真相がひっくり返る、なんてことになってたらもっと楽しかったのに

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同じ事件でも推理する方向が違うとこうも違う見え方がするのに驚き。２つの話を読むとお互いの謎が解決されていくのは初めての体験でした。１つの事実に違う真実があるということ考えないといけないなぁと思いました

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2冊並行に読み進めた。
どちらも人間関係の把握がしづらくてちょっと読みにくかった。でも2冊読んで初めて事件の全貌が見えるところは面白かった。特に第二話が良かったかな。ただ、全体的にスッキリ解決！という感じでなく2冊間の絡みもほとんどなかったのが残念。
どちらかというとsister編の方が理解しやすいかな？

一つ間違いなく言えることは、この本は飯テロだ。

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こちらは焼き鳥屋三姉妹の目線。
brother編に出ていた、木暮元太のストーカーが主人公・都久音の友人の仲の悪い姉だったりと、人物も繋がっていますね。

brother編と同じ事件だけど、あちらでは明かされて居なかった事実があったりと、どちらから読んでも面白かったです。

お気に入りは「だから都久音は心配しない」
外国人窃盗グループの目的は？
何だか世知辛い展開が切なかったです。

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三姉妹、キャラ立ちしていてみんな活躍？していた。長女キャラはフィクションでは面白いけど、知り合いだったらイライラしてしまうかも…。次女はバランス取れていて、三女は出来過ぎ。
小暮兄弟との絡みは三女の小さな恋物語と共に幕を閉じそう。
レタスのストールの女の正体も分かったけど、全体としては軽めでブラザー編の方がまとまりよかった。

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ぎんなみ商店街に店を構える焼き鳥店「串真佐」の三姉妹、佐々美、都久音、桃。ある日、近所の商店に車が突っ込む事故が発生した。運転手は衝撃で焼き鳥の串が喉に刺さり即死。詮索好きの友人を止めるため、都久音は捜査に乗り出す。まずは事故現場で目撃された謎の人物を捜すことに。(第一話「だから都久音は嘘をつかない」)
交通事故に隠された謎を解いた三姉妹に捜査の依頼が。地元の中学校で起きた器物損壊事件の犯人を捜してほしいというものだ。現場には墨汁がぶちまけられ、焼き鳥の串が「井」の字に置かれていた。これは犯人を示すメッセージなのか、それとも……?(第二話「だから都久音は押し付けない」)
「ミステリーグルメツアーに行く」と言って出掛けた佐々美が行方不明に!? すわ誘拐、と慌てる都久音は偶然作りかけの脅迫状を見つけてしまう。台風のなか、姉の足跡を追う二人に、商店街のドンこと神山が迫る――。(第三話「だから都久音は心配しない」)


ブラザー編の後に読んだシスター編。どっちかというとこっちのほうが好きだな。ブラザー編は、彼らに関することしか事件解決となっていなかった印象がある。
しかし、こちらは事件の本質というかが解決されたかんじがした。でも、ブラザー編とシスター編を両方読んで、事件の全貌が明らかになったのは否めないかんじはする。


三姉妹探偵のお話だったけど、頼りない長女と妙にしっかりしている末っ子に挟まれた次女。名前が都久音（つくね）で焼き鳥屋の娘で少し可哀想だけど、意外にしっかりしてるなと。
高校で知り合った友人2人には、家業のことを伝えられなかったけど、事件を通して伝えてもっと仲良くなったのが良かった。


ブラザー編で出来てた「謎のレタス色のストールの女性の正体が、まさかののんびりな性格の佐々美ちゃんだとは思わなかった。そして、ブラザー編の長男のストーカー女の正体もびっくりした。まさか、ここで繋がるとは…


前述もしたが、やはりこの話は二つを読んでみて、初めて面白さが出るのかもしれない。ブラザー編でモヤモヤしたところをシスター編でカバーして、シスター編でモヤモヤしたところをブラザー編で解決する。同じ商店街で起きた事件だけど、見方が変わると全然違うんだなと思った。


2024.3.9 読了

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ぎんなみ商店街Brother編と対になるSister編。焼き鳥屋さんの三姉妹(つくね、ささみ、もも)が謎解きする。追突事故、書道部事件、誘拐事件を解決に導く。

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木暮兄弟との絡みがもっとあったらよかった。ブラーザー編で残ったもやもやは全部解消されなかったのが残念。（読み落としてるだけかな？）

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brother編より微妙。
ストーリーが面白くない訳ではないけど、語り手の女の子が結構感情豊か。個人的に読み難い。
それでも、どちらか片方ではなく両方を読んで欲しい。2冊で一つの物語です。