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もしもこのマンションに連続殺人犯がいたら?
おもしろかったー!
「一般人ができる調査」に無理がなく、且つミステリー要素も充分。すごい。
先が気になって一気に読んでしまった。
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織守きょうやの隣人を疑うなかれを読みました。
主人公の小崎涼太は出版社のライター
姉の晶は元ヤン。
同じアパートの美人の漫画アシスタントの土屋が連続殺人事件の被害者を近くで見掛けたと話します。
その土屋が行方不明に。
涼太と晶で連続殺人事件の犯人を捜しますが、話は少し中だるみ、起承転結で最後は纏まりますが、あまり盛り上がらずに不完全燃焼のように感じられました。
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晶と涼太の姉弟は、連続殺人犯が隣のマンションの住人と当たりをつけて独自で探し始める。そしてそれは24年前に起きた連続殺人事件の模倣の可能性を見つけていく。誰もかれも疑わしくなってくるのだけど、後半一気に解決する。思いのほかあっさりだったけれど、そうだったのか~という伏線の回収もあって楽しめた。
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面白かった。
途中からなんとなく分かったけど、最後の方で新しくはっきり人物が出てきたのはなるほどと思った。
同時に二人の犯人が逮捕されるとは。
なるほど。
でも、女性が男性の話し言葉で話すのは混乱した。
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たぶん怪しいよなー。
ついて行かない方がいいんじゃないか?
あー、やっぱりほらー。
向かいのマンションに入って行った女の子が後の殺人事件の被害者である事を知った土屋。
土屋と同じマンションの隣に住むライター涼太と、事件のあったマンションに住む涼太の姉である晶と調査を始めたところ、突然土屋の姿が消えた。
もしかして殺人犯にバレたのか?
殺人犯は同じマンションの住人か。
誰もが怪しいと思えるし、なんなら主要人物の夫などももしかしたらと考えながら読む。
よくある推理小説での探偵や警察ではなく、一般人のしかも主婦達が一生懸命に犯人を探すシーンはなかなか面白いし、それが反対にハラハラもする。
また危ない目にあうんじゃないかと。
怪しいと思っていた容疑者は次々とシロになっていく。
誰なのか。
そしてギリギリで最後の連続殺人事件は阻止できた!かと思いきや、ライターの涼太は何か気になる点があるようで。
そこからの話がこの作品のメインディッシュ。
【隣人を疑うなかれ】
隣人を疑ってはいけない。
信じたためにすぐに犯人が捕まるはずだった事件が24年も迷宮のままで、そしてそのせいで模倣犯までが出てくるなんて。
二度読みすると、chapter1にはこの家族はこの人達の事だなと改めて納得したり、あちこち伏線がちらばっていることに気づく。
文章は警察用語などがでてくることもなく、堅苦しい感じもなくてミステリーとしてはとても読みやすかった。
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ほどよいテンポとスピード感、犯人がわかってからはあっさりと逮捕まで至り少し物足りなさは感じたが、サラリと読めて楽しめた。
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冒頭の数ページが怖くて、読み進めようか悩むくらいだった。このシーンが後半にしっかり効いてくるのですね。そりゃこれくらいのインパクトが必要だ。
犯人は誰なのか?被害者が増えてしまうのではないか?とドキドキしながら、あっという間に読了。
現在の事件の犯人は、予想通りあの人。
晶さんが犯人に気づいて、彩さんを救ってお終いのはずが、なんだかすっきりしない。その違和感を、弟くんがしっかり解消してくれました。物語の終盤、もうひと展開ありましたね。(むしろここからが大事なところ!)
過去の事件の伏線回収は、若干無理がある感じもしましたが…。守られているだけだと思っていた彩さんが、大好きだった「おねえちゃん」のために、彼女なりのやり方で動いていたとは。過去から現在にわたる事件のあれこれは、偶然の連続ではなくて、綾さんの力によって必然となっていたんですね〜。
晶さん、かっこよかったです(^^)
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早い段階で1人目の犯人が私はわかってしまったが、まさかもう1人もすぐ近くにいたとは…
読みやすくどんどんひきこまれた
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物凄くドキドキしたりする場面は少ないんだけど、終始不穏な雰囲気が漂ってて、登場するすべての人を疑いの目で見てしまい、気持ちが落ち着かない・・・・。そんな中、人を疑わない土屋が行方不明に・・・・私も近所の人の事とか関わりすぎないようにと思って接しているけど、ご近所さんがどんな人か知らないことも怖いけど、良い人だろうと思って接するのも怖いなあと思ってしまった。
犯人はちょっと目星がついてしまってたけど、そんなつながりがあったのか・・・ってびっくり。
そして彩の行動力、執念にも唸ってしまった。そのための猫かぶりだったとは・・・。
織守さんは「花束は毒」から2作品目。やっぱり面白い。
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マンションが舞台ということで、あな番みたいだった。自分が安全な場所にいない中で調べるのって、はらはらする。語り手がコロコロと変わるので、ちょっと混乱した。深夜に帰ってくる彩の夫と、頻繁に出張に行っている晶の夫のどちらかが犯人だと思ってた。何であんなに出張が多いんだろう、、、
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ドラマ「あなたの番です」を思い出すかのようなストーリー。
密室ではないが限られたコミュニティに犯人がいるかもしれない
読みながらも、この人か?あの人か?と疑いながら楽しむことができました。
最初は一向に姿を現さない晶の夫を疑っていました。
彩の演じる力はすごいと思いました。加納夫は、なんて呑気なんだとも。
幸田の息子は確かに小学生だと思ってしまいました!
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読みやすい本だった。
こんな偶然いろいろあるの?
今どき、賃貸マンションの住民同士で交流あるの?
頼まれて理事長とかするの?
希薄な人間関係とかじゃないの?
なんで警察は模倣犯を考えないの?
犯人予想は外れました。
私はふたつの殺人事件の犯人は同一人物だと思ってたから。
ちーん
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他県で起こった殺人事件の被害者を目撃したかもしれない。そう語った女性が姿を消した。全く別の場所で起こり、一見共通点も見当たらない殺人事件はもしかしたら連続殺人なのかもしれず、だとしたら犯人は同じマンションの住人なのかもしれない。はっきりした証拠も手掛かりもないまま、疑念ばかりが膨らむ中で、調査を続ける人たち。誰も彼もが怪しく感じられる中、真相は明らかになるのか。じわじわとしたサスペンス感がとても強烈なミステリです。
近所付き合いが希薄な現代、同じマンションに住む隣人と言えども全くの他人で素性が知れず、だからこそいったん疑うとどんどん怪しく思えてくる……その心情にぞっとさせられます。事件が確実に起こっているのかどうかがはっきりしないのも気持ち悪さの一因で、逆に何かしら痕跡があれば警察を動かせるものの、それもない。もどかしさと恐怖が高まっていく様子がたまりません。
元ヤンの晶と猫かぶりの彩のコンビがなんだか素敵で、ほっこりさせられる部分も多いのですが。しかし彼女たちに好感を抱くほど、危なっかしくてはらはらさせられました。過去の未解決事件の再来ともいえる共通点が明らかになってからはさらに目の離せない展開です。最後の最後まで一気読みでした。
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読みやすく、あっという間に読み終えました。
誰が犯人なんだろう?と推理しながら読み、犯人が当たったから、より楽しかったのかもしれない。
隣人がニュースで見た殺害された人を向いのマンション近くで見かけた。その話を聞いた数日後、その隣人がいなくなった。被害者を見たからなのか。ライターである主人公(はっきりと誰が主人公なのかわからないけど多分主人公)は向いのマンションに住む姉と捜査を始める。
過去に発生していた類似事件。過去の事件の被害者と似ているマンション住人。いろいろな点で考えると、誰しもが怪しく思えるし、誰もが怪しくないとも思える。
隣人を疑うなかれ。そのタイトルが終わり方にも何となく通じるなぁと思った。すぐ隣にいる人が何を考えているのか、本当のことは意外とわからないもの。マンションの隣に住んでいる人だけではなくて、本当にすぐ隣にいる人すら。
視点が変わったりするものの、何だかごちゃごちゃすることなく読めたのは、登場人物の特徴がしっかり描かれていて、口調からも誰なのかわかりやすかったのもあると思う。とても読みやすかった。
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フリーライターの小崎涼太が注目している殺人事件の被害者に似た人物を目撃したという隣人が姿を消す。涼太は不審を覚えるが、そのくらいでは警察は取り合ってくれない。そこで、涼太は被害者らしき人物が入っていったというマンションに住む姉・晶とその友人である刑事の妻・彩の協力を得て調べ始める。
みんな疑わしく見える。犯人には割と早い段階で気づけるが、そうきたか。無駄のないストーリー展開でうまい。彩と晶はいいキャラ。冒頭はちょっと……だったが、読後感は悪くない。