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投稿者:イケメンつんちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ただいま終活中
慣れない傘張りに
老人たちは口ばかり
結局一日かかった
そんな中
この本がころがってきました
軽く読めると
甘くみていたら
カメムシ図鑑
細かいカメムシが
老人の目では見えません
細やかなポイントから
よくぞ見つけましたって感じ
確かに
ウチの弟の高層タワーマンションで
よく見る
大変おもしろかったです
在庫もあるそうなので
ぜひお買い求めくださいませ
みずをくむプリンセス
だから丸善書店はおもしろいんです
カメムシは嫌!からも楽しい授業。
2020/10/13 11:47
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きな人はあんまりいないかもしれないカメムシ。それを調べることで楽しい理科の勉強ができた小学校の話です。最後にはみんなで調べたものをまとめたら立派なかたちに。それは大きな大きな宝物。たのしくて立派な授業の材料はどこにでもある、という話でもあります。
カメムシといってもいろんな種類がいます。きれいなのもいるし、いる場所も違う。よく見てみると違っている。それぞれに特徴がある。そういうことを知ることが勉強なのだなと思いました。
絵もいいですね。中表紙の少年は「やーい、カメムシだぞ!」と嫌いな子にわざと近づけたりしそうな感じ。こんな子がみんなを引っ張っていったのかもしれません。「虫は嫌!」な子もいたでしょう。最初はどんなふうに、終わりにはどんなふうに思ったでしょうか。にぎやかで楽しい授業だっただろうと絵本をみて想像しました。
どこの学校でも、こんな風な授業ができたらいいのにと思います。できないのはなぜでしょう。できるためには何が足りないのか。考えないと。
楽しい絵本なので星をもう一個あげたいぐらいです。
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岩手県の葛巻町にある小学校の実話絵本。毎年大量に発生するカメムシに困っていたが、校長先生が「どんなカメムシがいるか調べよう」と声を掛けたことから図鑑を作るまで、子供達の興味を引き付けたお話。教育って何でも声掛け一つだなぁと思う。でもさ、カメムシはやっぱり家の中に入られると嫌だよね(笑)
2021年課題図書中学年に選出され再読。校長先生が偉いよなぁ、子ども達の関心を教育や楽しみに変化させるなんて。はたこうしろうさんの絵も可愛い。
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岩手県の山の中にある小学校。家でも学校でもやっかいもののカメムシがたくさんいます。ある日校長先生が「みんなでカメムシはかせになりましょう」といいました。さあ、カメムシを集めて調べるぞ!子どもたちも家の人も一緒になってカメムシを集め、名前を調べて、最後にはみんなで図鑑をつくりました!
やっかいもののカメムシが、子どもたちの好奇心を育てて大きく花開きます。ワクワクしますよ!
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カメムシが冬ごもりにやってくる学校。いろんな形や色をしていることに気付いた校長先生は、みんなにカメムシ博士になろうと呼びかけます。
町中大発生で困り者で嫌われ者だったカメムシですが、カメムシのことを調べていくうちに皆の宝物になっていきます。
身近なものに興味を持つと、調べる楽しさに目覚めるんだなあ。
学校が図鑑になってた。
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カメムシがたくさんでる町の小学生たちが、せっかくだからそれぞれの名前を調べようとする取り組み。ずかんが親しみやすいおはなしになっている。
あつ森の影響でカメムシに興味をもち自分で選んできた。もうすこし大きくなったらもう一度よむ。
C8745
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小学校には、マイナスをプラスに変える不思議な力がワンサカあふれているということを教えてくれる作品。
私が住むところは都市部の街なか。だけどマンションのすぐ横にいわゆる鎮守の森があって、5,6階くらいの高さを優に超えるくらいの高い木がまとまって生えている。
だからなのかよくわからないけれど、春先からカメムシがやたら網戸や壁や植木にへばり付いてくる。灰緑色っぽい地色に黒の模様。体長は2センチもないくらいに小さい。動きは遅いのに、カメムシの姿を見つけた家族はワーキャー大騒ぎ。
でもウチではそれだけで終わり。ちがう種類のカメムシって見たことある?とか、カメムシの仲間ってどんな特徴なの?とか、そこまで深く考える事は無かった。
一方で、この絵本の舞台の岩手県葛巻町立江刈小学校では、全校児童が29人。だけどもカメムシの数たるや、私が住む街なかの比じゃないくらい多いみたい。たぶんワーキャーぶりはウチの何十倍なのだろう。はたこうしろうさんの描く、口を思いっきり開けた子どもたちのイラストが、子どもたちのワーキャーぶりを表情豊かに楽しく伝えている。
それにしても、子どもたちがカメムシに抱くイメージを、厄介者から宝ものへと劇的に転換させた発想や手法はおみごと。
でももしかしたら、学校現場ではよく使われている方法かもしれない。
例えば、宿題を子どもたちが自分から興味をもって取り組もうとさせるときとか、寒い中での長距離走のときとか…
ある意味で、先生が子どもたちをその気にさせて、子どもたちもうまく乗せられて…なんだけど、当然ながら、普段からの信頼関係がなければ、そう簡単にはいかない。
「やりたくないことを、そのままにしていても、つまんないだけ。だから、みんなでワーキャーいいながら、楽しいことにしてしまおう」というのを、子どもたちに気づかれないように、それとなくふくらませていく、という感じかな?
私たち大人の日常のいろんな場面でも、実はそういう“うまく乗せられた”という展開が、物事をスムーズに運ぶためのキーワードになりうるのかもしれない。実際には思うようにはいかないけどね。
葛巻町の子どもたちに先を越されたね。葛巻町はおいしい牛乳だけじゃなく、もっといいものを育んでいる土地だってことだね。
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カメムシは、おれもすごいきらいだった。くさいにおいを出すから。
でも、この本を見たら、カメムシの色が緑とオレンジできれいだなって思った。こういうカメムシは見たことがない。それから、自分のにおいで自分が死んじゃうことがあるんだなっておどろいた。
読んだ後は、カメムシってたくさんの種類がいるんだなとか、案外かわいいとかかっこいいところもあるんだなって思った。
カメムシについて教えてくれるえらい学者さんが来てくれたことにびっくりした。おれたちの学校はそんなことなさそう。全校児童が29人っていう学校だったら、学校全員でいつも遊べる気がする。そういうのがうらやましい。(小4)
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令和3年度中学年読書感想文課題図書
どんな虫にも草にも名前があり、既に調べられた性質がある。教科書には身の回りの生き物の同定や覚える評価がないから、みんな気にしないし知らないけど、もっと調べて覚える癖がつくと、世界はもっと深く美しくなるのに。Googleレンズなんか使えば、素人でも簡単に調べられるようになったから、この絵本の何が特別なのかがわからないような習慣がついて欲しいなぁ。
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-それぞれに名前があることが分かると、厄介者だったカメムシにどんどん愛着がわいてきて…
「カメムシといってもいろんな種類があるね」という校長先生の言葉をきっかけにカメムシを調べはじめ、自分たちで図鑑を作り、さらには研究者まで巻き込んだ調査が始まってしまう展開に、ワクワク。
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図書館本。読売こども新聞イチオシ100冊から。厄介もののカメムシをあえて選び、その種の豊かさを調べた小学校のお話。
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みんなの嫌われ者のカメムシを取り上げようとした校長先生がすばらしい。人間の見方によって、それ以外の価値観が変わり、良い生き物・悪い生き物と評価されているが、あくまで人間の尺度によるものであって、悪い生き物なんていない。きっとこの経験をした子どもたちにとって、生き物に対する考え方が大きく変わったことだろう。ただ、課題図書として読書感想文を書くのは難しいだろうなあ。
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ありふれている身近なものに丁寧に目を向けると、わくわくする発見があるのかー!って、探究心をくすぐられる。
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「調べ学習」のとてもよいお手本になります。
実話に基づいた、ストーリー仕立てのカメムシ図鑑です。読み応えがありつつ、イラストがふんだんに使われているので、とんとん読み進められます。
目を輝かせながらカメムシを探す子どもたちの姿が想像できました。好奇心は何にも勝る意欲ですね。
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2021年度の課題図書、小学校中学年向け。
岩手県の葛巻町の小学校のおはなし。
カメムシは、くさい「やっかいもの」。
でも、よく見るといろんな種類がいるみたい。
校長先生が言いました。
「いっしょにしらべてみませんか? みんなで〈カメムシはかせ〉になりましょう!」
カメムシはくさくて気持ち悪いイメージでしたが、調べはじめると意外とおもしろいのかもしれません。
コレクションするって夢中になっちゃうんですよね。
それに、カメムシがくさい2つの理由(危険!と集まれ!を仲間に知らせるため)を知れば、そうなんだ、という意外性から、虫という相手を理解することができる。
正に生物多様性。
それで子どもたちが楽しそうに成長していたらもう、泣いちゃいますよね。
ずかんを作るなんて最高、粋な計らいです。
マンガっぽい絵でフルカラーなので、興味がない人も手に取りやすくていいと思います。
薄いけれどまとまってるノンフィクション、観察シート(「わたしのずかん」シート)付きとくれば、理科読から夏休みの自由研究へ繋がり、なんとも心にくいです。