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池澤夏樹=個人編集・日本文学全集からの文庫化(古典新訳コレクション)、一冊目に手に入れたのはこれ。これはかなり前にハードカバーで借りて読んだけど、やっぱり手元にほしい一冊なのでありがたい。
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声に出して読むと
気持ちがしゅしゅしゅと入ってきて
心がさわさわしたり
わーとか、きゃーとか言ったりして
今も昔も変わらない
と思いました。
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時代背景や当時の風習を考えると、仕方がないのだろうし、そういう部分をことさら描いているということもあるのだろうが、それにしても男も女も情を交わすことしか考えていなかったのだろうかと、いささか食傷する。男のほうが女々しい(セクハラ発言?)のもちょっとイラッとする。
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古典文学自体が教育の場で、軽視されつつある中、語り継ぐべき作品の一つと実感。川上弘美さんが分かりやすく、スッと心に入る現代語訳にしてある点も大きいと想う。
業平は女ばかりと情を交わすのではなく、お世話になった天皇や皇子、友人も大切にしている話もよい。お気に入りは六十三段。恋はどんどんすればよいと思った。
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大河「光る君へ」で古典に興味が湧いてきた。「伊勢物語」は文より尾形光琳の「燕子花図屏風」から入っている。あの素晴らしい絵がこの「伊勢物語」に基づくものだとは、絵の解説を読むまで知らなかったのだ。この本では原文は無く、川上弘美の文のみ。この川上氏の文がとてもいいのだ。
文庫のページで2,3ページ、短いのは1ページに収まる。
男がいた。
男と女の説明
和歌
和歌の意味
と、この形式で語られる124の男の恋の物語。
あっさりと、成就しなかった状況が語られる。ここでの和歌の川上訳は素直。ここがすんなり入って行けたところなのかも。・・でも半分くらいまできて、同じような様相になんか飽きてきてしまった。
「源氏物語の結婚」工藤重矩氏の本を読んだので、ああ、成就しない、脇道の男女の恋物語、の話だ、まさしく、との感。
燕子花、のところは第九段にあった。これは長くて5ページあった。
池澤夏樹個人編集 日本文学全集03 「竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土佐日記/更級日記」2016.1河出書房刊の文庫化。一部修正し、書き下ろしのあとがきと山本登朗氏の解題を加える。
2023.10.20初版 購入