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7件
古典新訳コレクション
世界の創成と、神々の誕生から国の形ができるまでを描いた最初の日本文学、古事記。神話、歌謡と系譜からなるこの作品を、斬新な訳と画期的な註釈で読ませる工夫をし、大好評の池澤古事記、ついに文庫化。
与謝蕪村
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2024/12/12 23:11
中々気楽に面白く読めました。
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投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
多分、原文だったらギブアップしていたと思います。
意訳していて読みやすく、面白かったです。
いつの世もある男女の話、三角関係やら艶っぽい箇所もあり、しかも中々風情ある表現でサラッとかわす。生々しい表現の多い当世からすると、訳者のセンスがキラリと光る。かえって色っぽい。
古さを感じさせず、当時の風俗を匂わせて良い訳、良い本だと思います。
結局、作者為永春水が上手いのだとも思います。
2024/10/08 14:01
おもしろい
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
古典への苦手意識があり敬遠していたが、大河ドラマをきっかけに源氏物語に興味をもった。これだけ長く読み継がれ、人々を魅了してきた物語とはいかなるものか。角田光代さんの現代語訳のおかげで、近現代の小説を楽しむ感覚で読むことができた。遥か昔を生きた女性がこんなに起伏と知識に富んだ面白い物語を書いていたことへの驚きとともに、先を読みたくなっている自分がいる。難解だろうから、とりあえず1巻だけと書店で手にしたのだが、どうやら全巻読んでしまう気がしている。
2025/06/19 23:24
悪役令嬢転生もの
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投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
本文半分、後はあとがきとか解説とか
森見節がもっと炸裂しているかと思ったが、割とまともな現代語訳です
かぐや姫の冷酷な悪役令嬢ぶりがきちんと書かれている
森見氏が自分の作品の原型と言っているが、今時のライトノベルにも通じている
ところで、最後の大井田氏の解説は良いのですが、かぐや姫の竹が桃太郎の桃に相当するというのはいかがなものかと。桃太郎は、人から生まれたというのが元々の話で、子供向けにそれでは生々しいと、明治時代に桃から生まれた設定にされたもの。最古の物語と並べるようなものでは無いと思うのですが

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