こどもをダメにしないように
2023/10/20 13:13
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもの脳の発達は、段階的に順を追って進んでいく。間脳・脳幹の発育、そして大脳新皮質さらに前頭葉で神経回路の刈込・整理と向かう。それに合わせて、子どもへ向ける言葉がけに配慮する必要がある。大人は子供より「一枚上手」の「知恵者」にならなくてはいけない。子供が不安になっている時には「オウム返し」で、焦らせず気持ちを和らげる。子供に話せる自分自身の経験をストックすることにより、一枚上手でいられるが、さらに読書などで上積みする必要もあろう。孫とて、無責任発言のジジにならないように、自戒。
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なるほど!
と思うところもあれば
いや、それは当たり前では、、、
というところも。
論理矛盾のある箇所もあったように思います。
また、このアプローチは勉強になるけれど「家庭以外では通用しない子になるのでは」という疑問も抱きました。
ぜひ読んでみて感想を教えてください!
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子どもを信頼する。
子どもに自信を持たせる。
子どもに失敗から学んでもらう。
そんな言葉がけが必要。
子どもの自主性とかやる気とか、モチベーションを上げて色んなことに挑戦する手助けが出来るように努力したい。
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児童の悪いところをつい注意してしまう癖を、改善したいと思い、この本を手にしました。
著者の豊富な経験をもとに、科学的根拠も分かりやすく書かれているので、納得することが多かったです。悪い言い方とよい言い方を挙げ、それにまつわるエピソードにそって書かれてあるので、すっと頭に入ってきました。
また、2人の素晴らしい人間性が本から推察できたので、より共感できました。
子どもを「信じる」ことの大切さを、改めて認識できました。
【心に留めておきたいことば】
・子育てとは、「心配100%/信頼0%」の子どもを、日々の家庭生活の中でコミュニケーションを取りながら成長させ、「心配0%/信頼100%」の状態にして社会に送り出すこと
・大人は子どもより「一枚上手」の「知恵者」になる
・子どもが不安になっているときには「オウム返し」
・子どもに話せる自分自身の経験(フィクションでもよい)をストックする
【覚えておきたい知識】
子どもの脳は、生まれてから3つのステップを経て、大人の脳へと育っていく。
〈ステップ1〉(0歳から5歳ぐらいまでの間に育つ)
からだの脳(間脳・脳幹)
呼吸、寝る、食べるなどの生命維持装置を働かせる。
「からだの脳」を育てるためには、太陽のリズムに従って規則正しく生活し、十分に睡眠を取ることが最も重要である。0歳から5歳ぐらいまでの間に育つ。
〈ステップ2〉(6歳から14歳を中核に育つ)
おりこうさんの脳(大脳新皮質)
言語機能、知能を発達させる。
「おりこうさんの脳」を育てるためには、学校での学習や運動はもちろんのこと、そのほか様々な経験をして、脳にたくさんの知識・情報を入れていくことが大切。
〈ステップ3〉(10歳から18歳に最も盛んに育つ)
こころの脳(大脳新皮質の一部である前頭葉と間脳・脳幹をつなぐ神経回路)
問題解決能力や想像力など高度な機能をつかさどる。
前頭葉は、「おりこうさんの脳」にある情報の中から不要なものを刈り込んで、必要なものを速く処理できるようにするための太い神経回路を築いていく。つまり、「おりこうさんの脳」に、質のいい刺激を多く与え続けることが「こころの脳」育てに役立つ。
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「デジタルネイティブである子どもたちは、それなりのITリテラシーを持ってメディアに接しています。」には共感できなかった。実際にネットで知り合った他人に会いに行ってしまうケースがあった。子どもの実態をよく把握して、適切にネットの世界へ踏み出して行けるようなサポートは必須だと思う。
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そんなふうに言えたらいいなあ、と読んでいて思ったけれど、現実、その状況になって、そんな言葉をすっと出すことはなかなか難しい。読んで、ふんふん、と納得しても忘れてしまう。実践できるように何度も読み返したい。子育てに心の余裕って本当に必要。
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心に留めておくべき事もあったけれど、子どもを育てて自立させる上で、著者の言う事は実際に子どもと生活共存するうえで少し現実的ではないかも?と思う部分が多々あり。
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納得できる部分もあるが、古い考えもちらほらあった。今時の学校教育は昔と違う。
あと、子供はそんなに単純な生き物でもなく、そんな理想的な効果は出ないのが目に見えてる。著者は子育てをしたことがないのかもしれない。
同意できる部分もあるのでメモして売る。
・ネガティブな言葉、否定的な言葉ばかり言うのはダメ
…脳は繰り返し入ってきた刺激を重要なものと認識し、その神経回路を太くする
・セロトニントランスポーターが少ないと神経質でイライラしやすい性格になる。遺伝的なもの。
まずは規則正しい生活で、朝しっかり起きて朝日を浴びると良い。家では基本的な生活リズムを体に染み込ませる。
・脳は育てる順番がある。
〜5歳は英才教育よりも、規則正しい生活で健康な体を作る。
6〜14歳は言語機能や手足の細かい作業。知識や情報のインプット。
10〜18歳は上記2つを繋ぐ神経回路。周囲の状況を判断する力や論理的な判断をするのに必要。質のいい刺激を与えると良い。
・子供を信じる、認めることで子供の自信につながる。自信を持つと些細な悪いことを、大丈夫と思えるようになる。
・小学生に「ちゃんと」「しっかり」「きちんと」というあいまいな表現は判断できない。「ちゃんと片付けなさい」ではなく「本棚に片付けなさい」とわかりやすく伝える。子供が自分なりに「ちゃんと」片付けている≠親が見てちゃんと片付いている、とは限らず、叱ってしまうから。そうなると、子供から見ると理不尽に怒られたように感じる。
・ゲームやYouTubeに夢中になっていても、くだらないと否定しない。同じものに興味を持ってみる。子供はそんな大人を歓迎する。
子供の好きなものを否定せず、コミュニケーションのきっかけにする。
子供の好きを認めつつ、良い方向(面白い動画だけど、もう寝る時間だよ、と時間を守らせるなど)に導く。子供は認められることで親を信頼できるようになる。
・子供が落ち込んでいるときは共感、傾聴する。雑な「大丈夫」は要らない。
自分で次はどうすれば失敗しないかを考えて学ぶチャンス。
・家庭は子供を評価する場ではない。成長を喜び、認める場。
そうすることで子供は不安を感じにくくなる。
・意見やアドバイスを差し挟まず、子供の話を傾聴する。オウム返しで相づちを打って、感情を吐き出させる。あなたにも悪いところがあるんじゃない?という否定はダメ。吐き出させて自分で気づかせる。
・子供に「好き」なことをたくさん持ってもらう。それが自分の今や将来を支えてくれる。人生を豊かにしてくれる。
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脳科学✖️心理学✖️教育学の3つの視点で書かれた教育本。
子育てのあるあるシーンで、言っちゃいがちなワードを言っちゃ駄目だよ。と脅される感じの表紙が目にとまり、購入。
言葉がけはフルセンテンスで具体的に。ポジティブワード、認知。内容自体に目新しさは無いがこの手の本を読んで考える機会にはなる。とはいえ、その感情もいつも一時的になってしまう私にはこの本も子育てを変えるほどのインパクトはなかった。
後は、筆者のところに来るカウンセリングの対象者をケースに出している事が多いが、ちょっと特殊?全ての子供に当てはまるのかハテナだなと思った。
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子どもに対する一言一言がとても重要な意味を持つ。
親が子供を育てるなんていうのはおこがましい話で、親も子どもに成長させてもらっているのだ。
子どもでも1人の人間として接していくことで自立し、自分で考えられるようになっていく。
親が子どもの成長する環境を作ってあげることが大切である。
考えさせられる一冊でした。
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ついつい勉強や習い事をさせたくなってしまいそうだが、まずは家庭の中で規則正しい生活習慣を身につけさせからだの脳を鍛えることが大事。
言葉かけはロジカルにフルセンテンスで。
家庭生活の中での軸を3つ程度決めその軸から外れたときに子どもを叱る。
いろんな体験をさせて、たくさんの好きが見つかるように育てたい。仕事に直結しなくとも人生を豊かにしてくれるはず
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色々と勉強になりました。
私は日頃ぐちぐち小言を言いすぎていたことを反省。もしかして、私は毎日に子どもの脳にストレスを与え続けていたのかもしれない。
子どもを『心配0%、信頼100%』で育て上げるのは程遠い未来だ。。。でもこの本を読んだことで不安なことがあっても信頼100%になるための過程だ!!と思えるかもしれない。
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タイトルを見て、自分の言葉かけが心配になり購入。
からだの脳、おりこうさんの脳、こころの脳の順に育てていくというところはとてもわかりやすかったです。そして心配100%信頼0%→心配0%信頼100%にしていくというのも納得でした。
学校、勉強よりも家での生活、過ごし方が子どもの脳を育てるには大事と知り、家での過ごし方、言葉かけにもっと力を注いでいこうと思いました。
今まで過保護過ぎていたり、対等に話してしまっていたと反省しました。子どもに失敗を経験してもらうことも大事なこと、そして一枚上手の余裕を持って子どもに関わっていきいと思いました。
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びっっっっっっくりする位に、ダメとされる一言を子どもに投げかけていましたw
一つ一つ裏付けとなるデータや研究を元に、説明されているため腑に落ちる内容が多かったです。
「死ぬ、死なせない」のルールが守れていれば、忘れ物をしても、宿題をしなくても、テストの点数が悪くてもいいではないか。
といったことが書かれていました。
極論な感じがして、全て採用することしませんが、良い所は採用し、育児に役立てていきたいと思います。
子どもに説明する時は、「ロジカルに」「フルセンテンスで」とのことです。
自分を振り返ってみれば、「ちゃんと」「きちんと」「もう少し」など、大人がきいても10人が10人同じ考えを持てない非常に曖昧な言葉をこどもに多く遣っていることに気づかされました。
自分を改める良い機会になりました。
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旦那と姉に読ませたい
100%真似は出来なさそうだけど、良かった
数時間でサクッと読める
忙しい方にもオススメです