紙の本
作家の世界
2024/02/24 19:55
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
柚月裕子という作家の一面を知ることができるエッセイ集。ミステリー、警察小説などを書く意気込みみたいなものが伝わる。飼っている猫の写真などが合間に入り、楽しく読める。中には私の旧友とのツーショットもあり、少し驚いたが。東日本大震災で両親をなくし、その悲しみを思い出でくるんで大切に思い続けている姿が印象的だ。
紙の本
40歳デビュー
2023/11/10 10:28
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
けっこう遅かったんだね。
しかも、必ずしも職業作家になろうと思ってたわけじゃないと。
第2作目で佐方シリーズって、すごいわ。
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エッセイと聞くと日常に起きたことを面白いおかしく書いてる作者が多い中、こちらはもともと真面目な性格なのか、エッセイにおいてもそれが際立っていると言う印象。
後半の東日本大震災のくだりは、昨今の能登半島地震もあったことから、涙なしには読めない。
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【人気作家・柚月裕子ができるまで――。文庫オリジナル、エッセイ集。】2008年のデビューから2023年現在までの15年間の軌跡を辿る。温かな言葉で綴られた、笑いと涙あふれるエッセイ集。
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柚月裕子さんの合理的にありえないが好きで、エッセイが発売になったので読んでみました。
震災の事は読んでいて哀しい気持ちになりました。
他の作品も読んでみたいと思います。
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2023/10/11リクエスト 4
エッセイの途中に何度も出てくる、故郷への想い、両親への想いが溢れている。そのような気持ちを持てる著者を少し羨ましく思う。
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これまで柚月さんの作品はほぼ読んできたので、手に取りました。彼女の生い立ちや悲しい経験等が書かれていて、これから読む作品も違った考え方で味わえるかな
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ふたつの時間 ~~ 12の小編 2009年1月から2022年3月
ふたりの自分 ~~ 5の小編 2011年4月から2018年3月
ここにも あの経験をした人がいた
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お母さんの500円玉貯金の話がすごく良かったー
震災の話は新聞に載ってる体験談より真に迫ってる感が強くて、同じ感じの文章が何度もでてきたけどその度に重ーくなった
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好きな作家さんのエッセイですが、時間をかけて読んでしまったのであまり内容が入ってこず…
今までほとんど読んでいる著者の小説をまた読んでみようと思いました。
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丁寧に綴られた言葉からは、自らの置かれた状況が如何であっても、受け入れ、立ち向かって生きようとする信念の強さが紡ぎ出されていた。
芯の強い人の語り口は穏やかだ。孤独も困難も不条理も、いろんなことをその内に包み込んで生きてこられたんだろうな。
その姿から、私も、少しでも前に進もうと思える勇気をもらいました。もっと柚月作品読んでみようと思います。
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柚木さんの言葉には、影響力、創造力、を推進させてくれる。
難しく、堅苦しい表現ではなく
過去の話をシンプルで分かり易い表現をしてくれる。
空や、季節から連想させる「故郷」の思い出
そこに何度も、楽しかった、不安の無い前向きなあの頃に遡って思い出に浸れる。
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柚月氏には小説で勝負してほしいので、あまりエッセイを読んでも感慨はない。黒川博行「疫病神」についての話と、タクシードライバーの解説(誰もが気づきたくない孤独)は良かった。「盤上の向日葵」が「砂の器」を意識して書かれたことも納得感ある(とはいえ完成度は比べるべくもない)。最後の「ふたりの自分」に書かれている数編は、三陸生まれの著者ならではのもので、エッセイでなく是非小説として書いてもらいたいものだ。
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好きな作家さんの一人である柚月裕子さんの初エッセイ。
作品にまっすぐに向き合っていることが、端々に感じられた。
生母さんを早くに病気で亡くされ、その後震災でご両親を亡くされたこと。それぞれのエピソードがなんとも切なく辛い。
タイトルの「ふたつの時間、ふたりの自分」は、読み終えた後でとてもしっくりきた。
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著者のデビュー時から最近まで、山形新聞とか週刊誌で折々に掲載された文をまとめた初のエッセイ集。
引っ越しを繰り返した幼少期や、小説家としてデビューしたころの書く喜びとともに書き続ける苦悩と不安などが、率直に綴られている。
さらに、映画化された自分の著作や今までに読んだ本などについても。
その中で、心に残る一冊として、北重人という作家の『汐のなごり』を挙げている。読んでみたくなり、書店のネット取り寄せなどに、他の本とともにアクセスしたが、扱い不能の表示が。
出版社でも絶版になっているのだろうか。いずれかに再版されることを希望したい。
このエッセイで、著者の両親は東日本大震災で亡くなっていることを知った。