無人島に持っていくなら
2024/02/02 22:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「無人島に三つだけ持っていけるとしたら、何を持っていく?」そんな話から、実際に無人島に行くことに。
行きつけのバーのマスターの持ち無人島に招待された常連客8人。楽しい休日のはずが、マスターの道楽から殺し合うことに。
得意な事や知識、持ちアイテムを駆使して、協力すれば何とか生きていける?って思っていたら、ちょっとしたきっかけと疑心暗鬼で、人は殺し合うんだなぁ。
中に婚約者同士がいて、女性はワガママな超お嬢様。発言や行動に問題ありだけど、大好きな彼氏を守るために奮闘。成長著しい。男ってしょうもな…な展開ですよ。面白かった。
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突拍子もない企画だけど確かに必ず質問したことある、されたことあるよね、無人島に行くとして何を3つ持っていくかって。私は多分娯楽より、生き延びられる実用性を選んでしまうかも。
誰が生き残るかなんとなく序盤で分かっちゃったのでそれ通りだったから少し残念ではあったけどバトロワ世代なので楽しく読めました
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「無人島に3つ持っていくとしたら?」このありふれたような質問を、リアルに無人島で試してみるという発想が面白そうで本作を手に取りましたが、個人的には好きな展開ではなかったのかなと思います。
物語としては、とあるバーに集う人たちがバーのマスターの提案で持ち物3つだけで無人島生活をやってみることになる。無人島に着くと各々持ってきたアイテムで楽しく無人島生活を送ることになるが、ふと気づくとマスターと帰りのボートがなくなっていて…という展開。
物語としてはバトルロワイヤルを強調したかったからなのかもしれないが、少しサイコパス気味の人が多かったかなぁと。いくら殺傷能力のあるアイテムを持ってるからといって、そんなポンポン人殺しが起きるのもなぁという印象でした。
アイテムの組み合わせと登場人物の動かし方で、ストーリーが幾重にも変わる題材だっただけに、期待値が高かったこともあって、評価としては少し低めになってしまったのかもしれません。
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無人島に3つだけ持っていけるとすれば、何を持っていく?
そんなありきたりな話が行きつけのバーの常連客同士で盛り上がったら、たまたまマスターが無人島を持っていた。
常連客同士で行く無人島でのバカンス。
それぞれ選んだ3つのものを持ち込んで楽しい余暇を過ごすつもりが…
気がついたら、10億円と生きて島から出るためのデスゲームに。
デスゲームの結末とは?
読んでいて、どことなく現実離れしすぎているからか、無人島でいきなりこういうゲームに巻き込まれるというのが滑稽に感じるからなのか、読んでいて、バカバカしいなと思ったのは本音です。
緊迫感というよりは笑いが込み上げそうになるという感じです。
読んでいて、各登場人物達はいたって真剣というのは伝わってくるし、生き残りに皆真剣なのも伝わってくるのですが、多分、私がこういう状況に置かれて人が死んでる状況になるととてもじゃないですが、もっと疑心暗鬼になるやろ?と思うくらいに、登場人物達の行動が不自然?とい感じました。
ただ、これは作者が狙ってこういう風にとれるように書いている可能性も大いにあるな(何なら私が思うようなことは皆思うと想定済みの可能性が高いな)と思うところでもあります。
そんな本作ですが、個人的には、無人島に行く前のバーでの会話は好きです。
「お弁当に入っているゼリーのデザートはオヤツに含まれますか?」
みたいな議論を無人島に持ち込めるものの3つの個数に含むか含まないか議論、面白いなぁと素直に思いました。
そして、そんなルールのもと厳選した無人島に各自が持ちこんだ品は個性的だったなと。
それ以外は、過去に読んだことのある『バトルロワイヤル』みたいな感じかな?と。
そんな本作品は自分の中の残酷さに気付かされる作品だったなと思います。
例えば、私がこのシチュエーションの当事者なら、ついでにコイツを殺しておくかとか、こいつは早く殺さなければならないなと考えることもありそうだなと、いろいろな可能性を考えながら読みました。
そして、コイツはこうして殺害は違うでしょ?的なことを考えていました。
結局、無人島で殺し合いをすることになった時は、当時者だけではなく、こういうシチュエーションを投げかけられた読者である私達も本音や自分自身の中にある残酷さに気が付かされるものなんだろうなと思いました。
だから、私の思っているのと違った?という感じが、読後により感じたというのは、結局、私の中の残酷さが物足りなさを訴えかけたものなのじゃないかと思いました。
そう、無人島に持っていきたいものを3つ選ぶみたいに。
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バトルロワイヤル➕無人島サバイバルという面白い掛け合わせ。
ミステリ要素はあまりなく、純粋に閉鎖空間バトルロワイヤルものとして面白い。
意外な人物が最後まで生き残ったが、もうひと展開欲しかったのも事実
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フォロワーのジジさんのレビューを拝見して気になった本作『無人島ロワイヤル』の概要と感想になります。
とあるバーの常連たちの何気ない「無人島に何を持っていく」という会話から始まり、バーのマスターが所有する無人島へ実際に旅立つ御一行。綺麗な砂浜とヤシの実等に囲まれた楽園での時間を満喫できるかと思いきや、翌朝には恐怖の世界に御一行は突き落とされる。
無人島でのバトルロイヤルは、果たして誰が生き残るのか?
感想です。
人間の本質に迫る描写が妙にリアルで、自分だったら登場人物の誰に当てはまるのかと考えてしまうものの、まともに一夜すら過ごせそうにないかも知れないなと情けなく思う所です。エンディングは賛否分かれるかも知れませんが、私は1番スッキリするシナリオでした。
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誰もが一度はされたことがあるだろう この質問。
『無人島に三つ持っていくとしたら、なにを持っていく?』
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初夏の夜、定番の質問で盛り上がっていたBAR「アイランド」の常連客の男女8人は 、マスターの「俺、無人島 持ってるよ」の一言に飛びつく。
「行く?みんなで。」
無人島で休暇を満喫するべく マスターと8人はそれぞれ三つのアイテムだけを持ち船に乗り込んだ。
満点の星空の下、酒を飲み騒ぎ 眠りについた8人。
朝 目覚めて見渡す目の前の海には、あるはずの物がなかった─。
クルーザーとともに消えたマスターが残していったビデオ動画。
『最後の一人まで生き残った時に、迎えの船をよこします』
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最悪だー!笑
だって みんなが選んで持ってきたアイテムは
「余暇を楽しむ」目的であって、「生き残りをかけたゲームに勝つため」じゃないんだよ!笑
日焼け止めが何の役にたつのさーー!
きっと 誰が生き残るのかはわかっちゃうと思う。
だからあとは どうやって生き残るのかな?を楽しむしかない笑 とくに面白くもなかったけれど(オイ笑)サクッと読めます。
「パラソルの下で なんか飲みながら読書楽しも〜かな」なわたしは生き残れるでしょうか…。
あ!ドラえもんはなしね!
塾の生徒が「愛と勇気と希望」って答えたっていうの、かわいかった。
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バーのマスターが持っている無人島へ常連達が集まった。持って行っていいアイテムは3個だけ!実は金持ちマスターの策略にハマった者達が生き残りを賭けてバトルを始める。最後の最後でこうなるとは…最後に残ったのが、まさかの…最後のオチに笑えた。
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無人島に3つ持っていくなら何を持っていくか?
誰もが知っているフレーズ。
実際に無人島に閉じ込められ、バトルロワイヤルがはじまる。
描写や人物像に深みがなくて、なんだかあんまりリアルには感じられなかった。
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「無人島に三つ持って行くとしたら、何を持っていく」
バーの常連たちによって交わされた他愛ない会話から物語は始まる。
マスターが相続した無人島に、それぞれが選んだアイテム三つを持って行くことになり、ゲーム気分で出発したまでは良かったのだが、一夜明けるとクルーザーごとマスターが消え、バトルロワイヤルで最後の一人になった人に10億円の賞金を出すというメッセージが残されていた。
それぞれの本性が次第に明らかになり、誰も信用できなくなる中、どんどん生存者が減っていくのは読んでいても気分が重くなる。生き残ってもその先いいことはなさそうだ。
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いきつけのバー『アイランド』での常連客同士で「無人島に3つ持っていくとしたら?」などと、話しながらお酒を飲み楽しい時間を過ごしていた男女8人(うち2人は婚約者同士)…マスターが「俺、無人島持ってるよ」と告げたところから、一気に他愛ない会話が現実的なものとなる…。そして、マスターと案内で無人島に3つのアイテムを持った常連客が無人島に足を踏み入れることになる…。ちょっとしたバカンスを無人島で過ごすだけのこと、そう思っていたのだが…翌朝、無人島に乗り入れたボートとマスターが忽然と消え、マスターから残されたビデオメッセージには「これから、バトルロワイヤルを始めてもらいます…賞金として10億円用意します」と…。
アイテムを自分で選べるのはいいですよね…。何の役にも立たなさそうなものが意外に活用できるとか…!でもね、ただのマスターのお遊び的なことにこんなことされたんじゃ、たまったもんじゃないですよねぇ…。しかも、いつも来ていたお客さんなんですよぉ…。人って極限状態におかれると、本当に変わってしまうんだなぁ…とか、思いましたね。結局信じていても裏切られる…読みやすくさほど時間もかからず読了できました。
でもなんか、腑に落ちない…そもそも、その後の処理とかどうするつもりなんだ??もし、こんなこと現実に起きたなら、常連客の家族が騒ぎ立てて大変なことになるんじゃないかなぁ…と思うと、ね…。どうしても、「バトルロワイヤル」と比べちゃいますよね…、「バトルロワイヤル」は、ずっ~と前に読んでいて映画も観てるから…読み直し、できたらしたい…いつかです(^^ゞ
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バトルロワイヤルものはどうしても人間のドロドロした部分がでるなあと思いながら読了。たくさん人が死んでしまうが、そこまで残酷描写はないのでさっくりと読めてしまう。
誰が1番メンタルが強かったか、ラストでよく分かった。
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レジャーのつもりで訪れた無人島に置き去りにされた8人。生き残った一人に10億円。バトルロワイヤルが始まる。展開も早いのでハラハラドキドキしながら読んだ。助かってほしいなって思う人はなかなか助かってくれないものなのね。ただ結末は「やっぱりあなたですよね」と納得した。
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無人島でのバトルトワイヤル。
酒場で知り合った仲間たちが、無人島というクローズドサークルの中で、殺人ゲームを繰り広げる。
たわいのない話だが、暇つぶしにはいいかもという程度。
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「俺、無人島、持ってるよ」
全てはバー・アイランドのマスターが発したこの一言から始まった。
8人の常連は、それぞれが選択した3つのアイテムを手に楽園に上陸するのだが、そこで彼等を待っていたのは、命と10億円の賞金を懸けた壮絶なデス・ゲーム。
個性豊かで癖強めの登場人物達の本性が徐々に剥き出しになって行き、終盤の対決に心拍数が上がる。
一人、また一人と命を落とし、最後まで生き抜き勝利を手にするのは誰なのか。
大方の予想は付くものの、アップテンポな展開で一気に読み進める事が出来た。
秋吉さんが描くポップなサバイバル小説。