紙の本
ロンドン、パリ、ローマ、ミラノ、アムステルダム、ブリュッセル、そしてニューヨーク、世界中のすてきな本屋さんを選りすぐって
2011/12/22 12:10
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ムスメがまだ幼稚園に通っていた頃、ムスメと一緒に見ていたのが、数々のディズニー作品ビデオ!いわゆるプリンセスシリーズの「白雪姫」、「シンデレラ」、「眠れる森の美女」、「美女と野獣」、何度見たか分かりません。この時代、ムスメお友だちが遊びに来たり、ムスメがお友だちの家に遊びに行ったりするときは、マイドレス(ディズニーストアで売っているプリンセスドレス)持参でしたねぇ。もう10年くらい前の話。懐かしすぎます。(*^_^*)
私はそのプリンセスシリーズの中で「美女と野獣」が特に好きで、それは野獣の屋敷にある図書室に魅せられていたからなんです。天井高くまである本棚に本がびっしり。主人公のベルならずとも、心が躍るというもんです。こんな夢のような図書室があるなんて…。
それがあるんですねぇ。世界中には夢のような本屋さんがたくさん、たくさん!
縦ストライプが目を引き、どっしりとした図鑑のような大きさで、ボリュームは216ページ!この一冊にはロンドン、パリ、ローマ、ミラノ、アムステルダム、ブリュッセル…そしてニューヨーク、世界中のすてきな本屋さんを選りすぐって、紹介してあります。まず一番に紹介してあるのが、ロンドンの「ドーント・ブックス・マリルボーン」で、この圧倒的な迫力で迫ってくる見開きの写真を見て、私はすぐさまあの「美女と野獣」に登場するお屋敷の図書室を思い出しました。
すごい!すばらしい!
「旅をするように本を選ぶことのできる「ロンドンで最も美しい書店。書棚のあいだをさまよいつつ、いにしえの大英帝国の面影を感じる。」と説明書きがしてありました。
店員さんのコメントも本屋さんごとにそれぞれあり、これが実に面白いのです。ドーント・ブックス・マリルボーンの店員・クリスチャン・ブッチャーさんはこんなことを言ってました。
「本屋で働いている人たちは、自分で選んだわけでなく、吹きだまりに集まるようにこの仕事につく人が多いようです。運命というべきでしょうか。」
はい、運命ですとも!と私はクリスチャン・ブッチャーさんに答えたいです。働く時間は人生のうちでもかなりを占めるものので、こんな素敵な空間で過ごせたなら(働いたなら)、ほんとにいいでしょうね~。
なんというか、すばらしい本屋さんが続出で、どれも紹介したくてたまらなくなるのです!!!!
中でもイタリアのアラルコ書店は、もうすばらしくすばらしく美しかったです。北イタリアの小さな町にあるこの本屋さん、16世紀の歴史的建築のなかにあり、床も壁も天井も素晴らしいのです。「歴史建築の美しさを最大限に生かしたい。商店ではなく、家のような空間にしたい」そんな想いがカタチになった!
ぜひ、これはこの本の写真を見ていただき、この想いを共有していただきたいです。
私は図書館でこの本を見つけた時、一人で読むのが、一人で見るのがもったいなくて、図書館帰りに友だちのところに、寄りました。そして、友だちと「あ~この本屋さんいいね~。ここも行きたいね~」としばし世界中のすばらしい本屋さん巡りをしたのでした。心がひたひたと豊かになるような時間でした。
日本の夢の本屋さんはどこでしょうか?
私はオープンしたばかりの蔦谷書店がとても気になっているのです。ぜひ、いつか出かけてみたいです。
紙の本
たのしそう
2021/03/08 06:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さん自体が好きだけど、外観から良さを醸し出している本屋さんとか、すごく良いなぁと思う。
今はコロナ禍で自由に海外にも行けないが、いつの日にか一カ所だけでも行ってみたい。
紙の本
夢のよう・・・
2017/06/06 18:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界にはこんなに素敵な屋さんがあるのですね!
パリに行ったときにこちらに記載されている本屋さんに連れて行ってもらいましたが、写真以上に素敵でした。
あいにく読める本がなかったので(笑)、購入はしませんでしたが、その場にいるだけで幸せな気持ちになれる本屋さんでした。
本屋さんの素晴らしさは本を愛する気持ちにも比例するのかしら?
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誕生日に姉妹から贈られた本。
本当に夢のような本屋さんばかり。
世界の本屋を巡る旅、とかしてみたい。
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本当に夢のような1冊。
思った以上に大型の本で、重いです。
お店の紹介と、お店の店長さん店員さんのコメントが載っていて
それぞれのお店や本に対する気持ちが伝わってくる1冊です。
お値段以上の価値がある本だと思うので、
プレゼントにもおススメですが、手元に必ず置いておきたい本です。
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おもしろかった。おもしろかった。おもしろかったよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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本屋さん?ギャラリー?カフェ?
美しい写真にうっとり。
店長さん、店員さんのコメントから思い入れが伝わってくる。
美しいお店ばかりだけど、個人的には
ドーント・ブックス・マリルボーン
パラッツオ・ロベルティ
セレクシス・ドミニカネン
建築の中に書棚が溶け込んでいる様が
素晴らしい。
こんな書店なら、足を運んでゆったり本を選びながら一日を過ごしたい…
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アマゾンなどに対抗して、本屋も生き残りをかける。という本音も店長インタビューに数多く登場。だが、何といっても魅力的な、芸術品と言ってもいい本屋さんの数々に見ほれました。ただ希望をいえば店内の見取り図が欲しかった。
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ロンドン、パリ、ニューヨークなど、欧米10都市にある33の名書店を、書棚やしつらいの写真と、オーナーや店員へのインタビューで紹介。バーカウンターがあり壁一面が本とワインで埋まる店や、ほぼ黒一色の室内意匠にデザイナーの店員を配しグラフィックデザイン事務所を兼ねる店など、格式と斬新さが競い合う。
イタリアには、美術館さながらのフレスコ画を修復した書店がある。館を買い取ったのは実業界の大物で、17世紀に公爵夫人が書庫を設け文学サロンを開いていたという建物の歴史が判明。役場が持ち主に、本屋を存続するよう義務づけた。他方、オランダには、13世紀の元ドミニコ派キリスト教会建築の本屋がある。かつて祭壇だった場所は、今やカフェ・スペースだ。
文化のオーラだけでは採算が取れない。国や市や大学と結びついたり、イベントを開いたり。大判の写真はカラフルな書棚が万華鏡のようにも見え美しい。
(「週刊朝日」 2011/8/19 西條博子)
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ちら見で読了。
世果中のかわいい本屋、古い本屋、おしゃれな本屋が
たっくさん!
それぞれにこだわりがあって素敵です。
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すごい、すごい!
まさに夢の本屋さん。
こんな本屋さんのある街に住みたい。
無理ならせめて行ってみたい。
どの本屋さんも個性的。
オーナーも店員さんも本に対しての愛があふれている。
すごい、すごい!
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それぞれが独自の個性を持った世界の本屋。どんなに電子化が進んでも決してなくなって欲しくない素敵な本屋ばかり。
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本が好き、本屋が好き、外国の町並みや建物が好き。
私にとっては素晴らしい本です。
海外の本屋はまるで美術館のようですね。
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立ち読み:2011/8/27
何より写真がきれい。
質の高い本を、幅広く、常に取りそろえるというのは至難の業なんだと知った。
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その名の通り、世界各国の夢のような本屋さんを紹介。
どの本屋さんも、個性的で魅力的~。
店長さんのインタビューなども読み応えアリの一冊です。
以下、覚書。
ロンドン
○ドーント・ブックス・マリルボーン
○ヘンリー・サザラン
○タッシェン ロンドン店
○マグマ
○ロンドン・レビュー・ブックショップ
パリ
○ル・メルル・モケール サンキャトル店
○フロランス・ロエヴィ―ブックス・バイ・アーティスツ
○ラ・ベル・オルタンス
○ジャルダン書店
○パレ・ド・トーキョー書店
○オー・エフ・エール
○ジュソーム書店
ローマ/ミラノ/バッサーノ・デル・グラッパ/レッジョ・エミリア
○メル・ブックストア
○アリオン・エスポジツィオーニ書店
○カフェ・レッテラリオ・ローマ
○ビブリ
○ブックストア・スキラ・トリエンナーレ
○デザイン・ライブラリー
○パラッツォ・ロベルティ書店
○アラルコ書店
アムステルダム/マーストリヒト
○メンド
○アメリカン・ブックセンター
○ナイホフ・アンド・リー・インターナショナル・ブックセラーズ
○セレクシス・ドミニカネン
ブリュッセル
○クック・アンド・ブック
○トロピムス書店
○パッサ・ポルタ・ブックショップ
○ブリューゼル
ニューヨーク
○アイドルワイルド・ブックス
○マクナリー・ジャクソン・ブックス
○リッツォーリ・ブックストア
○グリーンライト・ブックストア
○パワーハウス・アリーナ
ずらりと本の表表紙が並んだドーント・ブックス・マリルボーン。
おしゃれな雑貨屋さん風のマグマ。
ワインを飲みながら本をパラパラとめくりたい、ラ・ベル・オルタンス。
チュイルリー公園の一角にある、庭園にある庭園のための庭園の書店、ジャルダン書店。
ネオクラシカルなローマ最大規模の書店、メル・ブックストア。
フレスコ画のある美しいサロンを持ち、「お金持ちのパパが貴族のお屋敷を買ったばかりに、3人の美しい娘たちが本屋を開くことを運命づけられた」というおとぎばなしのような逸話を持つパラッツォ・ロベルティ書店。
北イタリアの小さな町にある、建物自体が美しい芸術品のようなアラルコ書店。
13世紀の元ドミニコ派キリスト教会に設けられた、美しい本の神殿、セレクシス・ドミニカネン。
天井からぶら下がった本たちが圧巻。その名の通り、レストランで食事を楽しみつつ本を選び、会計も一緒にできるクック&ブック。
元ダンスホール、一時はジャズクラブのブルーノートが入っていた場所に作られた、世界一美しい書店と言われるトロピムス書店。
に行ってみたいです!!!
ちなみに小4の息子もこの本に激ハマり。
彼はマクナリー・ジャクソン・ブックスの自転車が飾られたレジ(さすがソーホーのこじゃれた本屋さん!)が気に入ったようです。
ここにはエスプレッソ・ブック・マシーン(EBM)があって、オンデマンド印刷でその場でソフトカバーの本ができるらしいです。
いつか息子くんと訪れて、EBMを使って本を作ってみたいなぁ。