紙の本
めんどくささに挑む!
2024/01/17 12:13
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
元文豪が女の子同士の友達関係という、しちめんどくさいものに挑む!
とにかく朔間さんの拗らせぶりが凄まじい。
このめんどくささに真っ正面から挑んだ元漱石に拍手!
甘いもの友達も出来て良かった。
元漱石がネットで配信なんて素敵過ぎる!
どんな質問をするか悩むぞ(笑)
死んだ芥川龍之介を惜しむあまり授業中に号泣してしまう璃音ちゃん
ここすごくエモ!
紙の本
ストーリーは大変面白いのだが
2024/03/13 09:04
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻に引き続きストーリーは大変に面白い。作者は夏目漱石を大変に読み込んでいるようで、要所要所に気の利いた漱石の文章が出てくる。ただ絵をその生命線とする「漫画」というメディア 媒体を考えた場合、これほどまでに動きが少なく 内省的な作品は、似合わないような気がする。やはり小説のほうが。
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香日先生が描く転生ものの夏目漱石先生in女子高生なので安心感、安定感があって読みやすく面白いです。
最近流行りの転生ものですが香日先生が執筆していると聞き単行本と配信をリアルタイムで追っています。このまま長く続いて欲しいので今後の展開も今から楽しみです。
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「JK漱石」
2巻が出ました。
漱石画現代の女子高生に転生し、現代国語で漱石の解釈を受ける話です。
(^∀^)
よくこんなこと、思いついたよ
で、とても面白いです。
日本文学のうんちく、だだ漏れです。
2023/11/27 更新
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この転生モノは楽しい!
そうよねぇ〜
漱石先生、甘いものお好きでしたね。
胃が痛くならずに味わえるなら
転生も悪くないことでしょう。
女子高生ならではの
なんかめんどくさい友情ネタに
巻き込まれたりしてるけど
人生経験が違うから(笑)
素敵なアドバイスなさってます。
あと「明治人という設定」で参加する
SNSの話が最高でしたヽ(´▽`)/
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(1巻だけでなく、2巻も一緒に買っておいてよかったー)
で、引き続き読破したのですが、
1巻の内容よりテーマが乙女小説的になっていて、より漱石の生きた、明治〜大正世界とJK世界が接近している感じがしました。
1巻の乙女の悩みも確かに普遍的悩みなのですが、2巻に出てくる悩みのほうがより女学校的(女子高ではない)という感じを受けました。...うん、うん、とても良いです。
そして私的には第八話の表紙がどストライクでした。
洋風建築図書館の窓とカーテンと主人公。
(美しい窓にはカーテンがかかっていなくてはいけません。カーテンはきちんと束ねておかなくてはいけません)
主人公ー漱石はちゃんとカーテンを束ねたいのです。
特に美しくとか、技巧的ではなしに、ただ普通にいつもの女中や妻がやるように。
でもそれは難しいことではないが、一朝一夕にできることでもないのです。
日常の中に宿る、調和の美しさ。
折り目正しいーという言葉を、思いださせてくれる構図でした。
1巻、2巻を再読し、またフェティッシュな部分を見つけつつ、3巻を待ちます。