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平安時代の人物たちのおしゃべり
2024/03/26 10:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
紫式部が経営するバー「ゆかり」。バーテンダーは三蹟の一人の藤原行成。藤原道長が常連さん。
お喋りの体で紫式部や清少納言、また藤原道長が活躍した時代が解りやすく、面白く説明される。
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シングルマザーで再出発、出世競争でヘトヘト!『源氏物語』を生んだ紫式部と政治の頂を極めた道長が自ら語る、平安貴族おしゃべり本
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式部ママが営む「バーゆかり」に常連客の道長。
何気にバーテンダー・行成の「Cozei コーナー」がお役立ち(笑)
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紫式部と藤原道長をバーのママ、マスターに見立ててくだけた会話調で展開している。家族、結婚問題、離婚、シングルマザー、成人した子どもとの関係など。
パラパラ見てみて、くだけた会話でも全く頭に入らなかった。源氏物語や日本書紀など学びたいが…。
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雅という印象の平安時代。その陰には熾烈な権力闘争が……「政」はいつの世もとんでもない権謀術数。大河ドラマで馴染んだ名前もあるが、あまりに登場人物多くて。「人生は陰謀だらけ」頂点に君臨した道長さえも心休まる時間はなかったんだ。面白い発想の小説だけど、調べるの大変だったろうな、奥山さん。
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今年の大河ドラマ『光る君へ』、なかなか楽しく見ています。
高校生の頃『あさきゆめみし』は読んだけれど、紫式部や藤原道長については、歴史の教科書やなんかでほんのり知っている程度。
当時の権力闘争についても、「いろいろあって…結局道長が頂点に立った!」程度の認識(汗)。
それで、ドラマの復習も兼ねて、このタイミングで読んだのですが、とってもわかりやすいし、面白い!
『小右記』などの一次史料をもとに、紫式部や藤原道長本人が、当時を回想して語る形式が斬新です。
舞台は式部ママがやっているバーで、道長やその他の登場人物はお客さま。
藤原行成がバーテンダー(笑)。
バーらしく、オススメのお酒や、それに合うおつまみを薦めてくるのも、思わず笑ってしまいます。
学術書と文芸のいいとこどりといった感じで、歴史関係でかたくないけど真面目な本を探している方にはオススメです!
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現代のバーに紫式部や道長、行成、彰子、などが現れて、花山天皇辺りから後一条天皇辺りまでの政争を道長側から語っている。紫式部の生い立ちや中宮彰子への出仕などの事情もあるが、なんといってもえげつない道長の天皇家への介入があからさまで、よく整理されていて面白かった。