紙の本
結婚に向けて
2023/11/25 08:17
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
結婚に向けての準備が描かれる。タスク管理表を太陽くんに提示し万事彼女のペースで動くと思いきや、そうはならない面白さ。太陽くんの実家で家族の雰囲気に圧倒され、森若さんの自宅でも両親と太陽くんの意気投合ぶりに疎外感すら味わう事態。これも太陽くんの計算づくの結果と知り、太陽くんの優秀さと自己のポンコツさを認識と、どうにも太陽くんのペースで推移。でも名字をじゃん拳で決めたりと彼女の合理主義も健在。そして、社内での報告も済ませ、結婚が衆知されることに。ことに真夕ちゃんの動揺ぶりは楽しい。次巻が待ち遠しい。
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前作で結婚の意思を固めた沙名子と太陽が、結婚までにこなさなければならないタスクに臨むシリーズ11作目。
正直、本来の目的である経理の話は全く出て来ない。
でも、結婚に関する沙名子と太陽の考えのズレがそれぞれの視点で描かれていて、ちょっと面白いと思った。
タスクを作って、着々と準備を進めたい沙名子だが、現実はそんなに上手くいかない。
結婚って、男性優位だと思っていたが、沙名子の意見を聞いていると、もう少し女性優位の結婚があってもいいのだと考えさせられる内容だった。
経理の仕事みたいに結婚はタスク通りにいかないことが、沙名子にも少しは理解出来ただろうか?
次作で遠距離の結婚生活を二人がどのようにしていくのが、興味深々。
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今回は全てが沙名子と太陽の結婚話。
家事の捉え方がちょっと頑なな沙名子と緩い太陽が対照的だったけど、最初が肝心だから二人らしいです。
勇さんまさかのガチ沙名子狙いでビックリでした。結婚がショックで有給とか、そんなに好きだったの?って。鎌本は判りやすかったですけど。
真夕も沙名子ガチファンで可愛かったです。
そして、まさかの森若太陽になるとは…確かに急に賢そうな感じがしますね。
いよいよ次は結婚ですかね?
楽しみです。
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待ってましたー!
さなこちゃん、たいようくん、おめでとう!
私も、勝手に大勢で集まるサプライズは嫌い!
お幸せに♡
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おめでとう!の五つ星!
「新刊は即読シリーズ 但し文庫」の中の作品の一つです。いよいよ結婚!その道のりはどう考えても波乱含みなのが必至。でも、何か不祥な要素がありつつ乗り切る様は現実味があってつい読み進めてしまう。
前巻でのプロポーズから待った甲斐がありました。リストを作りたくなるほど沢山の検討事項があるのが結婚ですね。悩み、イライラ、衝突、反省、気づき、和み等々目まぐるしく変化する計画に忙しさと喜びが凝縮する時期だと思います。
プロローグも目まぐるしい真夕ちゃんが愛おしく見えました。次のタスクまで楽しみに待っています。
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今回は結婚に向けた話が沙名子と太陽の視点から展開される。二人とも譲れないところはありつつも歩み寄るところは持っており、良い関係を築いていけるのだろうと思う。話はもう少し続くのかな、終わりが近づきつつある予感。
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結婚準備のタスクを整理する森若さんを嵐が襲います。大きいのや小さいのが何度も何度も…。
椙田さんは森若さんのアンカー。どんな荒浪にも負けない。この寿司店がある限り、森若さんは大丈夫だと思う。
エピローグの真夕ちゃんの動転ぶりが深刻である。
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シリーズ11作目。
伝票からその裏にある人や会社の動きを解き明かすいつもの流れと異なり、婚約から結婚に向けてのステップが描かれていて、番外編的な感じ。
両家への挨拶、会社への報告、指輪・新婚旅行・結婚後の姓の選択を、理の森若さんと情の太陽くん、それぞれに折り合いをつけながら、立ちむかっていく姿が、時にユーモラスでところどころ笑っちゃいました。
TVから小説に入ったので、読みながら多部ちゃんの像が浮かんできますが、主人公の真面目なキャラが立つ回でした。
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それぞれが相手に望んでいるけどはっきり明言できないことを少しずつ擦り合わせていく姿がもどかしくも微笑ましい。最難関はまさかの名前なのか…と思いつつも、沙名子の拘りもわかるな、と思ってしまった。最後は潔くじゃんけん一発勝負というのもよき。
両家ともご両親への挨拶も済んで、吉村部長と新発田部長にも報告が済んで、何とも幸せの溢れる一冊。もう一回読み直そう。
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いよいよ結婚までのカウントダウン…!かと思いきや、なかなかに時間がかかりそう…。
沙名子と太陽の微妙なすれ違いにハラハラ…。
どうか平和に結婚までたどり着いてほしい!
私は真夕ちゃん推しなのだけど、今回はエピローグのみの登場。でも、相変わらず真夕ちゃんの反応が可愛らしくて、大満足でした!
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今回は、太陽くんと森若さんの結婚までの話がメイン。
森若さんの、いつもどんな時も「イーブン」の考えや態度が、ふと崩れる瞬間がかわいいんだよねえ。
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丸ごと一冊、太陽との結婚プロセス!
今まで太陽とのあれこれが
物足りなかったから
ごちそうさま!って感じ。
続編楽しみ
もうちょっとコンスタントに
出版してほしい。
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結婚までのプライベートが描かれていて、前作までの天天コーポレーション中心の物語とは違う毛色でした。
個人的には経理部でのゴタゴタなどが好きではありますが、今回も楽しく読み進められました。
エピローグの真夕視点のストーリーで、森若さんの仕事面ではない一面を見てしまい寂しく思う所に共感してしまいました。
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今回は会社の経理の話はなく、太陽と沙名子の結婚に向けてのタスクを順番に追っていた。お互いの性格等はわかって好きになっていても、バックボーンである家族や仕事、住む場所や苗字のことも2人で考えて決めないといけない。結婚となるとやらないといけないことが多すぎて、たいていはその場で流れに任せて決まって行ったりするが、そこは段取りをきっちり踏みたい沙名子が全部リストアップしていた。えらい。その上で公正に公平に決めていくのが、この時代の新しい結婚スタイルになっていけばいいなと思った。
特に苗字をゴリ押しせずに公平にじゃんけんで決めた太陽がかっこいい。これ出来る人はなかなかいないだろうなぁ。
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森若さんと太陽がついに結婚に向けて動き出す!!
ということで、結婚に向けて粛々とタスクを消化していく様子が……。
そう、結婚って、恋愛からの夢見がちなことだけではなく、こういう仕事というか、タスクをこなしていくみたいな現実があるんだよな……と。
そして最終話でついに会社への報告、と。
社内で二人の関係がついに公になるが、おまけの真夕ちゃんのところで、ここ2巻くらい鎌本が急にキモくなった理由が判明する!!
え、1巻からずっとそうだったの?
冷たかった人が急に優しくなったらきゅんとする、的な妄想をしていたのだろうか。
だとしたら相当ヤバい。
けど、そんな鎌本の行動が、太陽との結婚を後押ししたとも言えるので、なんとも皮肉である。
(9巻ラスト参照)