紙の本
梟の胎動
2024/01/09 17:23
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
〈梟〉の一族に対し、怪しげな〈狗〉の一族が登場する。
新スポーツとドーピングの問題、一族の存続の問題、史奈の一族への想い、そして、〈狗〉との対立。
ドーピングが〈梟〉と関わるとは思えなかったのに、大きな嵐になっていく面白さがあった。
まだ梟の身体能力を生かした活躍は少なめなので、これから一族を巻き込んで、大活劇になっていくのかな。
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うーん。
一作目と雰囲気が変わってしまって残念。
これはこれで面白いんだけど、読みたい物ではないなぁ。
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Amazonの紹介より
忍者の末裔にして、眠らない特殊体質を持つ梟の一族。里を失って四年。東京の大学生になった史奈は、一族を襲う奇病・シラカミを研究する父、陸上競技に邁進する長栖兄妹のように、己の生きる道を見つけられずにいた。そんな折、〈梟〉の力を借りたいと、ある競技の遺伝子ドーピングに関する調査依頼が舞い込む。その裏に渦巻く姑息な陰謀とは? 長い夜が明け、梟の新時代が始まるシリーズ第2巻。
シリーズ第二作目ということですが、第一作目は読まずに読んでみましたが、普通に楽しめました。
ただし、主人公の過去を深堀りしたい方は第一作目からをお勧めします。本作品内では、さらっと説明しています。
さらに第三作目への序章のような立ち位置の印象でしたので、とても次が気になりました。
なかなか本作だけで感想を述べるのが、ちょっと難しかったのですが、登場人物みんな魅力的で、面白くなりそうでした。
最初は行方不明者を探してほしいという依頼から始まり、謎の集団につけられたり、超人達が挑む新競技を始める予定だったりと小説として楽しませる要素がどんどん登場するので、グイグイ世界観に引き込まれました。
ドーピングや人体改造など現実ではアウトなものもOKという新競技なのですが、「梟」は否定的に捉えます。
個人的には、「梟」も充分特殊な人間の枠に入るのでは⁉︎とツッコミを入れたくなったのですが、今後どう絡んでいくのか楽しみです。
ということは、新競技の模様は・・・ですので、次作に期待します。
ただ、行方不明者の正体は明らかになっています。その背景には、色んな闇が潜んでいて、新競技とどう絡むか楽しみです。
「次が楽しみです」と何回も書いてしまいましたが、それだけ本作品は、次作への序章のような立ち位置になっているので、第三作目を読む前に読むことをお勧めします。
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本作『梟の胎動』の概要と感想になります。
まず前提として、本作を読まれる方は前作の『梟の一族』を読了しておくことを推奨します。というのも前作から四年後の世界を語る本作は「梟」の一族にまつわる歴史や体質を理解した上で読まないと、新たに登場する「狗」の一族が驚異的な存在か伝わりづらいと感じました。
概要です。
滋賀県の山奥で起きた小さな集落の全焼事件。その村は眠らない一族「梟」が長きに渡って歴史を紡いできた土地であった。その末裔たる榊史奈は一族の代表格として事件から四年後の今も一族のために鍛錬に励む。そんな中で「狗」なる一族との遭遇や世界規模の特異的な大会に榊史奈たちは困惑する。
本作は続編『梟の好敵手』へ向けて、榊史奈たちの「梟」と「狗」との今後の争いを匂わせる序章といった位置付けでしたので読後感は甲乙つけ難いなと感じました。ですが『梟の好敵手』への期待感が高まるエピローグでしたので、続編が待ち遠しいですね。
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眠らない特殊体質 それは 良いもの?悪いもの?
忍者と呼ばれた時代ならその体質を生かせたかもしれない。
今の世界 睡眠時間が少なくても平気な人は結構いるんじゃないかな。
今を生きる梟の一族。さてさてこの先は……
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そう遠くない昔、第1巻を読んだ。妻が第2、第3を゙買ってきてくれて先日に久方ぶりに、梟と会った。(恥ずかしながらずっと烏と読んでいた。ふりがながあったのに。)
非日常の世界は楽しい。
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福田和代は読みやすくて好きだ。梟のシリーズは一話目が面白かったのでこちらも読んだ。能力の異なる人種が他にもいて、怪しいイベントを巡って他の人間も立ち入ってくる。こちらは序章だったから劇的な展開はなかった。次を早く読みたい。
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先日読んだ「梟の一族」の続編。
あれから4年、史奈は東京で暮らす大学2年生。
何者かからの尾行、怪しげな依頼、遺伝子ドーピングの噂、〈狗〉の一族の出現、ドーピング検査なしという新競技「ハイパー・ウラマ」の発表、諒一の参戦表明と、色々な話が付かず離れずで展開する。
スピード感もあって、まずまず面白く読めたが、これからというところで終わる話は次巻への予告編といった感じも。
「ハイパー・ウラマ」への参戦の行方に加えて、前作ラストの古文書の読み解きや本作プロローグの光学迷彩服の使い時、同じくラストの井戸水の真相など引っ掛かることがテンコ盛り。続きが気になる。
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「梟の一族」の続編
「梟」だけでなく、「狗(いぬ)」の一族まで登場!
新しいスポーツ「ハイパー.ウラマ」はドーピングもOK
主人公、史奈は大学生になり、一族の拠り所の里を失ってから4年後のはなし。
スピーディーな流れでスラスラ読みやすい。
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第2弾
眠ることを必要としない一族「梟」。
里自体は、あの事件で、崩壊したけど、一族の結束は、まだまだ大丈夫。
今回は、新たに「狗」という一族も!
まぁ、よく考えたら、得意な能力ある一族がひとつでもあったら、他にもある可能性高いわな。
昔は、お互い忍びなどの裏稼業で稼いでたようやけど、「狗」の方がヤバい仕事っぽい。
ストーリー的には、この一族に加えて、ドーピングとか肉体改造したヤツらが、闘う競技みたいなのに参加して、優劣を争う感じに進みそう。
個人的には、もっと裏で活躍する感じの方が好みやけどね。
ハリーポッターでやってたボール使ったチーム戦を思い浮かべたけど、どうなんやろ?
どうなるかは、続編でやな。
「狗」の特性は、何か強烈なとこもありそうやけど(◯男アメリカンみたいな)
「梟」は、寝ないだけで、そう強烈やない。その普通の人より、時間ある分、肉体の鍛錬の為に費やしたから凄い身体能力があるだけ。まぁ、普通の人の倍ぐらいは、トレーニングできるから、そら強くなるわ。
私が、「梟」なら、何に使うか?
分かる人には分かる〜w
そう!知的好奇心を更に刺激する〜
ก(ー̀ωー́ก)ビビビビー
永遠の命貰えてもあかんから…
…あかんか…(−_−;)
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梟の一族の続編。
特殊な能力を持つ「狗(いぬ)」の一族の存在が明らかになる。狼のようなんだけど、なんかいやらしい感じが強くて…。狼にはトワイライトのジェイコブとか、ゴールデンカムイのレタラとか、ツイステのジャックとかのかっこよくて守ってくれるいいイメージを持ってるのでちょっと…。まあそうでない人が今後出てきたらいいなと思う。続きが早く読みたいです。