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紙の本
味わいのある絵が素敵!
2014/10/20 22:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wakapuu - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすが長新太と思わせるユニークさ!
クレヨンで描かれた絵がとてもらしいな〜と思います。
わたしの好みで買ったので息子はどうなのか心配でしたが
1歳の今、大のお気に入りです。
買って良かった!
ただこの世界観がもう見れないのは寂しい限りです。。
紙の本
やりたい放題の快感に浸れる一冊。
2003/05/15 23:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とじまき - この投稿者のレビュー一覧を見る
息子3歳のみならず、父親30うん歳、母親30うん歳も虜にしている、長新太さんの絵本。
賞をたくさん受けているのだけど、そーんなことはどうでもいいと思える、大きくて楽しい本。
本自体も大きいのだけど、ページをめくって広がる世界も大きい。
おおきなクレヨンが、ごろごろ、ごろごろ。
これはぞうのクレヨン。
ぞうが「びゅー びゅー」と書くと、池だと思ってかえるがとびこみ、バナナだと思って動物たちがこぞって集まり、火事だと思って逃げ出して。
おさわがせなぞうはライオンにしかられてしまうのだけど…。
いたずらっこはこのぞうのやりたい放題に心をくすぐられてたまらないのでしょう。
型にはまることになれてしまった大人はこの奔放さに胸のすく思いをするのでしょう。
だんないわく、ライオンの顔が長新太さんそっくりなんだそうだ。
見返しの所に写真があるので、是非チェックしてみてね。
紙の本
びゅーびゅーと自由
2021/12/27 10:11
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投稿者:とらこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぼくのくれよんは、ぞうさんのクレヨンなのですが
ぞうさんのクレヨンで描かれる絵は
美しいとか上手とか面白いとか感動するとか
そういう絵ではありません。
びゅーびゅー描かれた大きな絵は
動物たちに大いなる勘違いをさせます。
そして、ちょっぴり怒られるんだけど
だけど、だけど、ぞうさんはもっともっと
びゅーびゅー、書いていたいのです。
びゅーびゅーという言葉が伝えてくれる自由さ
そういう子どもみたいな自由、いつかどこかであったよね。
もうなくしちゃったけど、もう手に入らないけれど
だけど、わたしもびゅーびゅー書きたくなるのです。
うちの子も、誰かの顔とか車とか動物とかじゃなくて
ただただクレヨンをもって「びゅーびゅー」って言いながら自由な絵を
日々書いています。あーうらやましい。
紙の本
あの頃遊んだクレヨンどうしただろう
2021/04/04 06:42
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
クレヨンというのは、「石鹸・蝋・脂肪などに各種の顔料をまぜて棒状に造る」と「広辞苑」に出ている。「学童などが用いる図画用の絵具」ともあるように、ほとんどの子どもが使ったのではないだろうか。
色鉛筆と違って、削らなくてよくて、描いていく感触も柔らかいのがいい。
漫画の「クレヨンしんちゃん」とか児童書専門店の「クレヨンハウス」とか、やはり子供と関係して馴染み深い。
そのクレヨンを題材にして、「ナンセンスの神様」という異名のある絵本作家の長新太さんが描いた作品が、この絵本です。
一本のくれよん(絵本の表記がひらがななので、以下ひらがなで)がまず出てきます。
大きな丸太のように、とても大きいのです。
どうしてかというと、ぞうさんのくれよんだからです。
ぞうさんが青いくれよんで大きな丸を描くと、まるで池みたいにみえます。
まちがってカエルが跳び込んだりします。
赤いくれよんで描くと、火事みたいに見えます。
動物たちがあわてて逃げ出します。
黄色のくれよんで、大きなバナナを描きましたが、もちろん食べられません。
ぞうさんの大きなくれよんは、人騒がせなくれよんです。
ページを開くと、子供たちの歓声と笑い声が弾きでるような作品です。
紙の本
ぞうがくれよんで描いたのは…ダイナミックさに気分爽快、真似してみよう
2003/06/14 06:56
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投稿者:ゆうたのーと - この投稿者のレビュー一覧を見る
くれよんって、とても素敵な遊び道具。ずらりと並んだ同じ形、さまざまな色。持っているだけでこころが浮き立つもののひとつでしょう。
この本の表紙を書店で見て、即座に「これ買う!」と叫んだのは4歳の息子。くれよんで描くのが大好き。それは絵とも文字ともつかないものですが、集中して遊ぶ姿は満足感にあふれています。
「これは くれよんです。 でもね このくれよんは」
「こんなに おおきいのです。」
この4ページだけで、読む人の気持ちをぐっとつかんでしまうのは、やはり長新太さんならでは。
「ごろ ごろ ごろ ごろ」「にゅー」でました! いつもの「擬音語」、これも長新太節です。
これはぞうのくれよんなんですね。
ぞうがびゅーびゅー描くと「こんなにすごいのだ」、このダイナミックさはどうでしょう! 圧巻を通り越して爽快感さえ覚えます。
どうぶつたちは本物と間違えて、ぞうはらいおんにおこられてしまいます。
そしてくれよんを持ってかけだします。あら、行っちゃった。
きっとどこかでまた描きたいように描くんでしょうね。
ぞうの行く道にできたくれよんの跡を見て、息子は「虹だ!」と喜びました。
ぞうがつけた清々しい跡に、混乱したどうぶつたちも、こんな噂話をしているかもしれません。
「だけど、ぞうの描いたあのバナナはすごかったよねぇ」「ほんとほんと、てっきり本物だと思ったよ」「おいしそうだったねぇ」「ぜひとも食べてみたかった!」
雨が降って外に出られず、エネルギーを持てあましがちなとき、子どもと一緒に「ぼくのくれよん」ごっこしてみようかしら。大きな紙に、ぞうみたいにひたすら色を塗るんです。楽しいだろうなぁ。晴れ晴れとすっきりした気持ちになりそうです。
『ML 長新太fan』
紙の本
のびのびと自由な作品
2002/07/10 11:38
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投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵だけでなく、お話も長新太さんです。
ざっくざっくと進んでゆくお話は、実にかわいいです。
とっても大きなくれよんは、ぞうのくれよん。
「ぞうが あおい くれよんで
びゅー びゅー かくと
こんなに すごいのだ。」
と、池のように大きな楕円を描きます。
「こんなに すごいのだ。」と言い切っちゃうだけあって、とても豪快です。
長新太さんのこの気持ちのいいくらい、豪快な描きっぷりがすてきなのです。
絵に加えて、お話もご自身で書かれたこの作品は、ほんとにのびのびと、力強くて、気持ちの良い作品になっています。