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最初短編だったものを連載にするということであんまり期待してなかったのですが、思い切って買ってみたところ面白いと思った。
2巻が出て一気に買って読んだのでそこまででモヤっとしなかった。ターゲット云々の話は主人公の人間性自体が褒められたものじゃないから否定も肯定もしないでおくけど、とりあえず周りのクラスメイトのような人間にはなりたくない、すでになってはいやしないだろうかと自分をかえりみた。
先生も確かに事なかれ主義、教師としての監督責任の欠如が目立ついやな奴だけどああいう人、いるよね。
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「俺は彼女が嫌いだった」
明るく!楽しく!大冒険!
がモットーの少年、石田将也。
耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子。
2人の出会いが、教室を、学校を、
そして将也の人生を変えていく―――。
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一気に読んだ。よくわからないけど最後に泣いた。
なにがつらいのかな、と思ったけど、どれも。
男の子の気持ちも女の子の気持ちもつらい。どちらにも感情移入してしまったから。
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子どもだからこそ
みんな勝手に自由に傷つけることができる。
いじめの進行がこれだけリアルに書かれている作品はあまり無いんじゃないかな。
現実に近く、ありそうであるほど
読むのがつらい。
そんな彼らが高校生になり、
どう変わっていくのか、大人になるのか興味深い。
だけど今はまだ続きを買うか悩んでいる。
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同タイトルのリメーク版の読み切りに感動して、単行本化を待ちわびていた作品ヽ(^∀^)ノ
読み切りでやりきった感があったので、連載ってのはどうなんだろう?と思ってましたが、読み切りでは登場しなかった親たちの目線が入った分、物語に幅が出ていいですね。
障がい者の気持ちに寄り添って~っていうことが子ども心に善いことだと理解できても、それを実行し継続していくのが子どもにとっていかに難しいか…ということを教えてくれた第1巻だったなと思います。
大人になった今でも人付き合いなんて上手くやれないのに、子どもが障がい者に対してどう接するべきか戸惑い悩むのは当たり前のことですよね。そういう場面でこそ教師が上手く導いてやらねばならんのに、担任の竹内先生ヒドすぎる!!(`ε´╬)
「きこえの教室」の喜多先生も、硝子ちゃんへの配慮はあるんだけど、逆に他の子たちへのフォローは足りないところがあるんじゃないかな~と。(まず担任と連携が出来てないことも問題だと思うし)
結局は試行錯誤というか、傷つけたり傷つけられたりしながらでしか関係を築いてゆけないのかと思うと、見守る大人としては歯がゆい限りですね(´д`;)
しかし硝子ちゃんは良い子だな~!感情をつかみにくい子だけども。
そういう意味では、あのケンカのシーン(160頁~)は、お互いに初めて本音を言い合えたんだと受けとることができるような気もします。
次巻、将也の行動と硝子ちゃんの反応に期待(´ー`)♪
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「俺は彼女が嫌いだった」 明るく!楽しく!大冒険!がモットーの少年、石田将也。耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子。2人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていくーー(裏表紙より)
1巻はまさにいじめをテーマに話が進んでいきます。ワンパクで友達も多かった将也が、いじめっ子からいじめられっ子へ転落していく描写がとてもリアルです。知らないことが沢山あるから、子どもたちって残酷。私自身も経験が無いワケではないので(いじめる側・いじめられる側双方という意味で)、昔の余り思い出したくない記憶がチクチクと蘇り、胸が締め付けられる気がしました。
高校生になり、硝子に会いにいった将也。ここから話がどう進むのか、期待です。
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読み切りから連載へ。じっくりと2人の再生を描けるのはいいと思います。石田くんはどこまで浮上できるのかなぁ。
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『マルドゥック・スクランブル』の異彩が開花。まさかこんな方向で来るとは思わなかった。
というわけで、なかなかに重く難しいテーマを、タフなメンタリティで見事に面白い漫画に仕上げています。
いっそ、主人公が一番ヒロインに真面目に向き合っているんじゃないか?と思えるくらいに複雑怪奇な人間模様。
とりあえず1巻の段階で読み切りエピソードと同じくらい話が進んだ感じですか。これからどう展開されていくのか期待。
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イジメに至る動機の描写がリアルで、とても他人事として片付けることは出来ず、読後は心がとても重い。
大人になった今でも主人公やクラスメイト達と同じような動機で他人にイライラを感じることがある自分自身が怖くなってきた。
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耳の聞こえない女の子が転校してきて起こった過去のあれこれ。マガジンに載った時話題になった読み切りの連載もの。やっと読んだけど、こ、こういう話なんだ…重い…。学校の閉塞感思い出して、あれわたしはこの中のどこにいたっけ、と思ってうわーってなる
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耳が聞こえないことで、いじめに遭う少女。
それが発覚して、逆にいじめられるようになる少年。
見事なほどに、出てくる人々は勝手で残酷で、そして弱い。
決して、読み味はよくないのです。
でも、どうにも目を離せなくなってしまう作品。
まだまだ続くのでしょう。
目を逸らしてはいけないのでしょう。
先を知りたくもあります。
心が持つかなぁ…と、そこが気がかりです(^^;。
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どこかで見たことある絵柄だと思ったら,マルドゥック・スクランブルの人か.
子供ってこんなだよなと思う気もするし,子供ってこんなだっけと思う気もする.こんなに複雑なこと考えられただろうか.でも,今思い返してそれを無理やり言葉にするなら,と考えることは可能で,それには意味があるのかもしれない.
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柔らかい絵柄とは裏腹に非常に胸糞悪い漫画。しかし、その胸糞の悪さが続きを読ませる魅力でもあるのか。表情といい、間の作り方といい読み込ませる面白さはある。
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元になった読み切り作品を読んでいないので、この作品に触れるのはこの単行本が初めてです。
読んでいてこれほど痛み(それもフィジカルなものというよりは、鎖したはずの心の古傷を掻きむしられるような痛み)を感じさせられるような漫画を読んだのは久しぶりな気がします。
いじめの発生やいじめっ子がいじめられる側に回る過程が鮮烈に描かれています。かなりデフォルメされてはいますが、そのことがかえってリアルさを高めているように感じました。
主役級の二人の回りにいる生徒や先生の態度や振る舞いに対して胸糞悪さを感じないではありません。多くの方も似たような不快感を抱かれるのではないでしょうか。
しかし、そういった人々ーー偽善を行い、はみ出し者を虐げ、保身に走り、内輪のコミュニティの中で承認欲求を満たすような連中ーーを批判することを目的とした作品ではないように思います。
1巻に関して言えば、腕白な少年がいじめに走り、排斥されていく様子が全体のメインになっていますが、作品全体のメインとなるべきなのは、孤立していく少年と聴覚障害を持つ少女の二人の物語でしょう。
ですから個人的には、1巻はあくまでプロローグ的なもので、2巻以降で高校生となって再会した二人がどう描かれていくのかが何より気になりますし、楽しみです。
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複数の書店にて薦めコーナーに置いてあったので購入。
気軽に他人を傷つける幼さと、子供から少しずつ成長して行く過程を
描いた良作かと・・・。
来年1月に次号が出る様なので楽しみである。