投稿元:
レビューを見る
BSマンガ夜話でオリラジのあっちゃんが前のめりで語ってたのが印象的
顔芸漫画と思ってました
読みたいなー
女子としてはいつかは食器道楽の道を突き進みたいけど、お財布は破産したくないのよ
投稿元:
レビューを見る
−シリーズ物/現在9巻まで発売中−
数奇者として有名な古田左介の視点から見たまったく新しい戦国漫画。この時代の「美」や「数奇」の価値観やそれに左右される武将の心情などかなり面白いです。主人公の古田が実に情緒豊かで飽きません。
信長の出番は3巻までですがマジカッコイイです。ダンディズムと人を惹きつけるカリスマ性、人間としての情愛に痺れます。本能寺での死に方の描写には鳥肌が立ちました。武将たちが持つ業の深さは現代の私たちにも共感できる部分が多く、ヒューマニズム溢れる素晴らしい作品。
投稿元:
レビューを見る
すばらしい戦国の一書。
古田 織部こと、古田重然を通して描かれる戦国芸術異聞。
ものに固執する日本人の本質みたいなものがここには描かれている。
現在9巻まで発行されているが、全巻通して★★★★★
特に9巻の利休の最期は圧巻!
投稿元:
レビューを見る
こんなに面白いマンガがあったなんて!?
傑作!時代背景、視点、表現が素晴らしい
数寄に触れ、モノを見る目を養おう
投稿元:
レビューを見る
戦国時代を「戦」でなく「数寄」で描くというのはとっても新鮮。それでいて「戦」に負けない程の迫力を持っているのも素晴らしい。話が進む程に引き込まれ、9巻では最高潮に達しました。まだまだ先の気になる作品です。
絵が濃くて万人受けしないタイプなので、人によってはそれが少し受けつけないかも。ただ、決して画力が低いわけではないのであしからず。
投稿元:
レビューを見る
茶の湯の知識豊富な上、戦国マンガとしてもぐいぐい読ませる。作者の独特の歴史解釈も面白く、フィクションすぎないフィクション。
投稿元:
レビューを見る
古田織部と言う名前と「織部焼」くらいは知ってたものの
戦国武将だったのは知らなかった…
今続きが一番気になるマンガ。
投稿元:
レビューを見る
評判がよかったので読んでみた本。日本史(特に家康信長あたり)が好きな人には面白いと思われる
絵にくせがあるので、そこでも好き嫌いが分かれると思う
投稿元:
レビューを見る
これほどまでに読みやすい歴史物があっただろうか。
歴史ときくとすぐに苦手意識を出してしまう私でしたが、
この漫画はちらと見ただけで止まらなくなってしまいました。
戦や政治のことがクローズアップされがちな戦国時代を
文化、しかも茶の湯に目を向けた新感覚戦国漫画。
こうしてみると歴史の流れもわかりやすいです。
投稿元:
レビューを見る
やっぱ一話目 最高です。
信長の「火中の栗の皮を拾ったとほざくか
左介の欲は俺より上だったようだな」
は、最高に素敵な名台詞。
んで、ラストの平グモの蓋を、他の壷にのせて、
「いかんともしがたい違いが」
織部のもんどりうって、
スクッと立ち上がる様は、まさに稀代のへうげもの
最近のへうげものは、一話目のような簡潔性が少々足りなくなってる気がする(充分面白いし、ストーリーの進展上しかたがないことなのだが、、、)
この一話を持って、山田芳裕の傑作となす
投稿元:
レビューを見る
面白い!ストーリーのテンポが良く、話にグイグイ引き込まれてしまいました。古田織部のことは全くといっていい程知らなかったのですが、この本のおかげですごく愛着が湧いて来ました。憎めないキャラです。
投稿元:
レビューを見る
1577年の戦国時代、武人古田織部のストーリー。
合戦よりも当時の文化である茶の湯をメインに据えられた物語。
戦国時代の武将や茶道具にある程度知識がある人が読むと「おっ」と言わせ描写が多数あり。
投稿元:
レビューを見る
戦国時代の描いたコミックですが、テーマは合戦!とか城!とかじゃなくて、茶器などのいわゆる「名物」。戦国時代~安土桃山時代はそうした名物が好まれた時代でもあったのです。
主人公は実在した数寄大名・古田織部。1巻では通称の「左介」で登場します。織田信長に仕えていた左介は出世と趣味である「数寄」の間で揺れ動く男。しかし、千利休に師事することでどんどん数寄の世界にはまっていきます。しかし数寄もなかなか奥が深く…様々な経験を通して「数寄」の世界で成長していく左介が描かれます。
山田芳裕氏らしい大袈裟なくらいの表情描写が人間くさくて好きです。きっと描くとき同じような顔しながら描いてるんだろうなあ…。
細川護煕元首相似の細川幽斎や元ボクサーの具志堅さんみたいな加藤清正、歌舞伎役者っぽい伊達政宗など、実在の有名人物もある意味見所。何気に肖像画に似ているので、見比べてみるのもよいかと思いますよ。
投稿元:
レビューを見る
陶磁器オタクの血が滾るマンガ。
時は戦国。戦いに明け暮れる戦国大名たちが心の拠り所としたのが、千利休によって開花した数寄、茶の道でした。
その数寄にのめり込んでいた戦国大名の一人が主人公です。
彼は後の世に、藝術としての日本の陶芸すなわち、大陸や半島渡りの「洗練された」白磁の美学ではなく、ひび割れと歪みにまみれた日本独自の「侘びた」陶磁器の美学を創造した、稀代のポッタリー・プロデューサーとして名を残すことになります。
その名は、古田織部。美濃焼を発展させ、今日の日本最大規模の製陶地たる美濃・瀬戸を築く礎を作った、あの織部です。
余談ですが、今まで遊びに行った中では、土岐と多治見の陶器市が一番雰囲気が良かったです。俺らはお高くとまった官窯じゃねえし所詮は庶民のための生産者だぜといいますか、なんかそんな感じ。
投稿元:
レビューを見る
あえて千利休ではなく、古田織部を主人公に据えて、生きざまとしての「茶」を描いた名作。作者の時代や人物考証がかなり野心的で面白い。