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戦雲 要塞化する沖縄、島々の記録 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.8

評価内訳

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紙の本

沖縄での軍備増強を知らないままだと、明日は我が身と感じる

2024/04/14 10:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雑多な本読み - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、ジャーナリスト・映画監督の方が沖縄、奄美大島等を実際に密着して、戦力配備が進む南西諸島(琉球弧というべきか)の実態に迫った日記というか記録である。そもそも、琉球王朝時代から、日本と中国の圧力を受け、琉球処分を経て、1945年の沖縄戦に見る捨て石、アメリカの占領継続と本土米軍基地の追い出しによる沖縄集中、日本復帰でも基地のことは本土並みにならなかった。ここ数年は中国を意識した米軍の後退に代わる自衛隊基地の増設・拡大のなかでの記録である。著者の心情が伝わる記録である。2017年2月15日から2023年2月23日の間となる。目次を見ると、
プロローグ 「戦雲」に包まれゆく島を歩く
 軍事要塞化する日本
 沖縄自衛隊関連年表
1 ウタの呪力について
2 ヒロジを返せ! 県民大集会
3 山城博治さん 5か月ぶりに保釈
4 “過激派リーダー”の素顔
5 「日本一の反戦おばあ」の涙
6 文子おばあのトーカチ(米寿祝い)@ゲート前
7 泣くなチビチリガマよークリスタルナハトにはさせない
8 美味しいニュースを選ぶ人
9 弾薬庫と十五夜
10 軍隊と共に心中する覚悟がありますか
11 文子おばあ、石垣島へ
12 ぬちかじり
13 勝ったのはうちなー(沖縄)の肝美らさ(真心の美しさ)
14 地図の上から島人の宝は見えない
15 埋められたのはこの国の未来
16 まだ黙殺を続けますか?
17 島の色が変わった日
18 「弾薬庫」に抵抗する保良の人びと
19 クイチャー乱舞
20 私たちはもっとマシな社会をつくらなければならない
21 コロナ禍に屈せず
22 「助けてぃくみそーれー」
23 デニー知事、中止命令を回避
24 嘆きの雨やまず
25 なぜ私たちが「盾」にならなければいけないのか?
26 宮古島へのミサイル搬入と沖縄各地で加速する要塞化の動き
27 70回目の「屈辱の日」@辺戸岬
28 「日本人になれない」からの卒業
29 Call My Name-死者と共鳴する慰霊の時間
30 シェルター? それが助かる道ですか?
31 冷笑する者と現場にたたずむ者
32 南西諸島はすでに戦場なのか?
33 与邦国島に戦車が走る
34 バケツリレーと安保3文書
35 日本に弾薬庫が増えていく意味
36 海を越えて 世代を超えて
37 敗北を撮るということ
エピローグ 祈ること・歌うこと
「三上智恵の沖縄(辺野古・高江)撮影日記」掲載期間中で本書未収録回のリンク
となっている。
以上のように展開される。国家権力を相手にしているから、住民が簡単に勝てるはずがないが、それでも言うべきことは言うこと、行動する価値は大きい。必ず歴史につながるからである。1945年に第二次世界大戦で敗北し、というか始めた時点で破綻が予想されていたが、神風が吹くと本当に思っていたらしい。また、莫大な税金をつぎ込んで、昔の失敗を重ねるのだろうか。戦争経験者がいなくなるとまたということだろうか。いつから自衛隊が米軍の先兵となったのだろうか。気持ちも含めて一読してほしい本である。

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紙の本

すごい映画です

2024/04/04 21:43

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

三上さんのこれまでの4本の映画は、どれも、すばらしいものでした。
今回の戦雲も、びっくりすることばかりです。
本書は、厚すぎるのが、前回同様、残念ですが、三上さんの想いがつまっています。これからの活躍が楽しみです。

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2024/03/01 18:59

投稿元:ブクログ

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