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ケアの倫理 フェミニズムの政治思想 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー14件

みんなの評価4.2

評価内訳

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  • 星 1 (0件)
13 件中 1 件~ 13 件を表示

難解なのは仕方がないのか

2024/04/04 17:56

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ケアの倫理」が岩波新書となって、広く知られることは非常に喜ばしいことであると思う。家の中こと、女性がするもの、とされてきたさまざまな「ケア」が社会的価値として重視されることは重要である。
とりわけ、政治がケアの報酬を決定する中で社会的な価値を貶めてきたとの指摘にはうなずける。
「個人的なことは政治的なこと」「難しいことを難しいままに(分かりやすくステレオタイプに表現をしない)」ということを、フェミニズムの思想に触れ、学んできてはいるが、本書はそれにしても難解。読み込むのに体力を要するのが難点だと思う。
もう少し、一般人にも分かりやすい類書が出ないものか。

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各人の生活そのものを見直すだけでなく、実践しないと生きる意味がないだろう

2024/03/23 22:23

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雑多な本読み - この投稿者のレビュー一覧を見る

介護難民が増加する、保育所に入れないというニュースが世を賑わす。介護とか保育という狭い範囲に限定されず、ケアをめぐる問題がクローズアップされている。そんな時代において、「ケアの倫理」と題する新書が出版された。介護とか限定的に絞ることなく、ケアの倫理を人間社会の存続に不可欠なものを押さえたものである。本書は副題でケアの倫理がフェミニスト思想であることを明示して、歴史的経過を辿り、ケアに満ちた(満ちているはず)政治や社会を展望する。実際に読むと難解である。専門書のレベルを落とさず、新書という範囲に盛り込んだためか、ページも多いし、字も小さい。
 本書は、米国第二波フェミニズム運動から始まり、C・ギリガンの著書「もうひとつの声で」を中心に、女性たちの抵抗や実践、思想を検討している。男性は普遍性や合理性を重視する「正義の倫理」を何となく論じてきたが、男性中心の視座を批判、女性たちの語りで異なる倫理観を示す。ケアと正義の二項対立は不毛で互いに結びつくものと話を進める。目次を見ると、
 序 章 ケアの必要(ニーズ)に溢れる社会で
 第1章 ケアの倫理の原点へ
 第2章 ケアの倫理とは何か
  -『もうひとつの声で』を読み直す
 第3章 ケアの倫理の確立
  -フェミニストたちの探求
 第4章 ケアをするのは誰か
  -新しい人間像・社会観の模索
 第5章 誰も取り残されない社会へ
  -ケアから始まるオルタナティヴな政治思想
 終 章 コロナ・パンデミックの後を生きる
  -ケアから始める民主主義
 あとがき  参考文献        となっている。
 以上のように展開される。政治がケアの報酬を決定する中で社会的な価値を貶めてきたと批判する。現在の介護報酬決定が典型的だろう。介護保険では高齢者の面倒を見ることは価値がない(無料でやってきた)とし、スーパーのレジ打ちと同等の発想してきた。ケアをごく普通に受けてきた特権的地位にいる男性政治家たちが、性別役割に基づき、女性にケアを押しつけてきた。経済力のある者が善い市民とする社会、根拠のない配分は不正義とし、転換を訴える。終章で一気に具体的になる。一読してほしい本である。

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2023/12/28 23:09

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2024/01/31 16:20

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2024/02/06 16:00

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2024/04/26 15:21

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2024/02/25 21:24

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2024/03/05 12:47

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2024/02/27 15:49

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2024/04/14 12:11

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2024/04/05 06:43

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2024/04/13 13:13

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2024/04/28 15:59

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